理想の自分を実現させるために〜人生を変える言葉12選

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あなたはこれからどんな仕事や人生を歩んでいきたいですか?
もっと成長したい、もっとお金を稼ぎたい、素敵な仲間やパートナーに囲まれていたい…
あなたはそんな「理想の自分」を描いているのではないでしょうか。

しかし、現実は理想の自分には届かない、むしろかけ離れてしまっているような感じはありませんか。
なぜかというと、ただ考えるだけ、ただがむしゃらに日々を繰り返すだけでは理想の自分に向かっていないからです。

日本人は人生における幸福度が低いと言われております。
自分の人生に満足できないことから幸福度への不満を募らせていると考えられます。
ですが、多くの方々が何も考えずに過ごしているのが現状です。
まわりと同じような道を歩むことを良しとするため、理想の自分が見出せないままなんとなく過ごしてしまっているのです。

しかしながら、人生のイベントは否応なく突然発生します。たとえば、結婚、出産、住宅の購入、両親との別れなどです。

それら人生の大イベントに対してどう向き合うか、その時までにどんな自分でありたいか。
理想の自分を創り上げていくことが人生における大きな課題になるのです。

理想の自分を創り上げていくためには何が必要でしょうか?
まずは、あなたの人生において今の人生を変えるくらいの言葉に出会うことです。

人生を変える言葉はあなたの潜在意識に伝わります。
潜在意識とは無意識の中の思考。要は言葉を潜在意識にすりこむことで、無意識に理想の自分に向かって行動していくようになります。
したがって、理想の自分の人生をつかみ取ることが出来るようになるのです。

40代,50代において理想の自分の人生を歩みたいあなたにあなたの人生を変える言葉を12個セレクトしました。
より良き方向へ人生を変える足がかりになれれば幸いです。

さっそく読んでいきましょう!!

 

【目次】

まえがき
「最初の一歩」を踏み出せるか?
34歳のときに事故に遭う
潜在意識すら活用する!

第1章  もしもあなたが39歳だとしても……
人生は残酷かもしれない
多くの人が「人生の仕組み」に気づいていない!
30代で身につけるべき考え
40代、50代になったとき
子どもの成長と同じように
どんな大人になりたいのか?
行動しか人生を変えられない
原因と結果の法則
理想の人生は戦略的に手に入れる
30代で動く最大の理由
自己投資は1億!?
ライバルはいらない!
第1章まとめ

 

まえがき
「最初の一歩」を踏み出そう!

「最初の一歩」を踏み出せるか?

本書を手にとっていただき、ありがとうございます。
 
あなたは30代(もしくは20代後半、40代前半)で、
 
「これからの仕事や人生をどうやっていこうか?」
 
と考えていることでしょう。多くの同世代の人がそんなことも考えずに日々を過ごしていることを考えると、あなたは「人生の勝者」になる資格を十分持っています。
 
では、あなたに足りないものとは何でしょうか?
 
それは、「最初の一歩」だけです。地位、収入、パートナー、人間関係において、「自由に選択できる人生」を手に入れるための「最初の一歩」です。
 
私は、「幸せとは自由に選択できる人生」だと思っています。なぜなら、私は自分の人生を諦めたくないからです。私にかかわるすべての人に幸せになってもらいたいからです。
 
「もしも、最愛の人が病気になったとき、お金も時間もなく、あなたは何もしてあげられないとしたら……」

「もしも、あなたに力がないがために、子どもに夢を諦めてもらわないといけないとしたら……」
 
「もしも、人生最大の投資チャンスがきたときに、余裕がないためにチャンスを逃したとしたら……」
 
「もしも、運命の人に出会ったのに、自信も魅力もなかったとしたら……」
 
……など、もう人生で諦めるのはやめましょう!
 
本書には、あなたが40代、50代になったときに、素晴らしい人生を送るための方法が書いてあります。
 
そして、そのための「最初の一歩」を簡単に踏み出せるように潜在意識に働きかける仕掛けがしてあります。だから、本書を読み終えたとき、あなたは人生を面白く感じることができるようになるはずです。

 

34歳のときに事故に遭う

 
私は34歳のときに大事故に遭いました。そのときのことはベストセラーとなった『自分で奇跡を起こす方法』(フォレスト出版刊)で詳しく書いたので省略させていただきますが、そのとき私が感じたのは「行動」でしか人生を変えられないということです。だから、あなたに「最初の一歩」を踏み出してほしい。
 
私は事故というきっかけで人生が変わりました。一度の人生に悔いを残したくないと誓いました。そしてただ、あなたには、本書をきっかけにして人生を変えてもらいたい。
 
20代と30代では全然違います。20代は目の前のことをガムシャラにやればいい時代です。しかし、30代は違います。その後の人生を見据えて戦略的に行動する必要があるのです。人によっては、

「人生はいつからでもやり直せる」
 
といいますが、本当にそうでしょうか?
 
40代後半、50代、60代から何かを始めても遅いのはわかっているはずです。
 
あなたが理想とする人生を手にするためには30代が最後のチャンスなのです。よりよい40代、50代を過ごすためには、いま行動することしかないのです。

 

潜在意識すら活用する!
 

こういった話をすると、多くの人が、「そんなことわかってるよ。でも、行動できないから困ってるんじゃないか?」といいます。
 
私も同じでしたから、よくわかります。だから本書では「潜在意識」について書きました。「潜在意識」を活用することにより、驚くほど行動できるようになるからです。
 
第1章では、「30代で動かなければいけない『理由』」、
 
第2章では、「成長するために必要な『潜在意識』の使い方」、
 
第3章では、「30代の『仕事』の選び方」、
 
第4章では、「30代における『お金』と『時間』の使い方」、
 
第5章では、「『出会い』と『コミュニケーション』の技術」、
 
第6章では、「自由に選択できる人生を手に入れるための方法」、
 
第7章では、「30代でやってはいけないこと」
 
について書きました。
 
ぜひ、本書を読んで面白い人生にしてください。
 
一緒に「最初の一歩」を踏み出しましょう。

井上裕之

 

第1章
もしもあなたが39歳だとしても……

~30 代に動かなければいけない理由~

人生は残酷かもしれない

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10年後の自分を思い浮かべることはできますか。
 
それは、どんな自分ですか。生活に余裕を持ちながら、自由に、やりたいことに思いっきり取り組んでいる自分の姿でしょうか。それとも、汲々とした生活に追われ、あくせく仕事をしている姿でしょうか。
 
前者と後者との違いは、じつは紙一重の差です。
 
なぜ、紙一重なのでしょうか。
 
理由は、あなたの考え方ひとつで、人生はどちらにも転びうるからです。
 
あなたはこれまでも仕事に努力を注いできたに違いありませんし、今後もそれをつづけていくでしょう。そのときに人生がどちらに転がるとしても、そこに注ぐあなたの労力と時間はほとんど変わらないはずです。にもかかわらず、人生は情け容赦なく、成功者とそうでない者とにわけられてしまいます。
 
両者は、マラソンのトップ集団と、そのトップ集団にどんどん水をあけられる後続ランナーのようなものです。同じように頑張っているはずなのに、両者の距離は拡大するばかりとなり、やがて後続ランナーはトップランナーの後ろ姿さえ視野に捉えることができなくなります。はるか後方にひとり取り残されてしまえば、「もはや完走するしか道はない」と諦めの境地に浸り、会社で仕事をつづけていくしかなくなります。
 
マラソンの場合は、1位でゴールに飛び込むのはひとりにすぎません。参加者が100人いれば、たとえ1位でなくても自分の努力が順位に結びついて、その結果に満足する人はいるでしょう。
 
ところが、人生の夢や目標を達成することは順位づけが効かない世界で、達成した人はすべて1位、達成できなかった人はすべて100位です。「20位以内に入ったのだから、よくやった」などという満足感は、おそらくどこにもありません。私もこの歳になってつくづく感じますが、人生はゼロサムゲーム、白か黒かなのです。
 
白か黒かの人生が、その人の考え方という紙一重の差でわけられるとしたら、これほど恐ろしい話もないでしょうし、逆にいえば、これほど勝ち組になることが簡単な話もありません。
 
そうなのです。私がこれからあなたに伝えようとすることは、簡単かつシンプルに、自分を勝ち組にするための方法についての話です。
 
人生で成功するための正しい考え方を身につけ、その考えに従って行動し、自らを成長させていけば、夢や目標を叶え、自由度が高く、年齢を重ねていけばいくほど末広がりに可能性が開けていくような人生を手に入れることは、あなたがいま想像しているほど難しいことではないのです。

 

■30代で人生を変える言葉 1■
紙一重で人生の勝敗は決まる!

 

多くの人が「人生の仕組み」に気づいていない!

私は、歯科医師という職業柄、現実主義者ですし、合理主義者でもあります。理想を追い求めるばかりの夢想家では、メスを握って手術に向かうことはできないでしょう。
 
しかし、その半面、私は一途な理想主義者という顔も持っています。患者さんにとって理想的な治療計画、理想的な手術、理想的な歯の再構築など、いつも理想の姿をイメージし、それを実現することに全力を傾けています。このことは、自分の人生についても、同じです。自分の人生はどうなることが理想か、つねに理想のイメージを大切にして、人生の組み立てを考えてきました。もちろん、若い時分はそれなりの理想像でしたが、ちょうど30歳を過ぎて歯科医院を開業したころから、より明確な自分の理想像を意識するようになりました。
 
その理想像が、いまの私の存在と活動に、余すところなく反映されています。自分でいうのは面映ゆい気もしますが、海外から私の病院にやってくる患者さんに最高レベルの治療を提供しながら、大学で教べんをとり、定期的に著作を世に問い、講演を行い、そのいっぽうで、健康のために啓蒙を行い、海外のさまざまな国を旅行しつつ一流とされる文化に触れたりしてゆとりの時間も楽しむことも忘れません。
 
「なぜそんなにたくさんのことができるのですか」
 
たいていの人が不思議がりますが、私とてスーパーマンではありません。それだけのことをするためには、それを可能にするさまざまなやり方があります。
 
たくさんのことが私にできる秘密は、夢や目標に近づいていき、人生のステージが上がれば上がるほど、たくさんのことができる仕組みが備わってくる点にあります。ところが、その仕組みが存在することに、人はなかなか気づきません。なぜなら、一生懸命に頑張って人生のステージを上げていかなければ、人はそういう仕組みがこの世界にあるということがわからないからです。

■30代で人生を変える言葉 2■
理想の人生を送るための仕組みをつくれ!

 

30代で身につけるべき考え

歯科医師であり、病院の経営者であるからこそできることだと、往々にして決めつける人がいますが、けっしてそうではありません。企業に勤める幹部サラリーマン、あるいは経営者にまで上り詰めたような人を眺めると、私と似たような立場を築いている人は珍しくありません。

 
なぜ、彼らにそれができたのか。頭がずば抜けて優秀だったのか。それとも、人並み外れた才能があったのか。もちろん、それがないとはいいませんが、むしろ着目すべきポイントは、彼らにそういう立場を築くことを可能にさせた要因が頭脳の優秀性や才能の高さではなかった、という点です。
 
こうした成功者に共通するのは、「私は運が良かった」という言葉です。自分よりも優秀な人間、才気走った人間はいくらでもいたけれど、「私は、彼らとは違って、自分のやるべきことを淡々とやってきた。その結果がいまの私です」というわけです。
 
もうひとつ彼らに共通するのは、30代で普通の人とは異なる考え方を身につけ、その考えに沿って行動し始めている点です。
 
そして、彼らと深く話し込んでその成功の要因を探ると、やはり、それは自分の人生に対する考え方にあるとしか捉えようがないのです。

■30代で人生を変える言葉 3■
30代で考え方を変えなければいけない!

 

40代、50代になったとき

私は自分に対して圧倒的に努力することと、難しい人間関係の中で自分の立場を構築することの2つを大切にしてきました。これらを同時に実現することは、その後、私の目標達成のための戦略の根幹になりました。

 
もちろん、私がこのことにはっきりと気づいたのは、大学院を修了して、病院を開業してからのことですが、いまではこの戦略に基づけば、なしえないものはない、とさえ考えるようになっています。
 
さて、私はよく講演などでも、圧倒的な努力の大切さを、お伝えしますが、そのときにしばしば口の端にのぼるネガティブな反応は、「圧倒的な努力をこの先もずっとつづけていかなければいけないというのは、どことなく苦しそうに感じるのですが」ということです。
 
現代は、社会に閉そく感が蔓延しつつも、努力なしに大金を稼いだり、人生の成功が降って湧いたりするファンタジーが真顔で語られるきわめて歪な時代です。そんな中で、「努力」ということを強調すれば、たしかに苦しいことのように感じる方がいて不思議ではありません。
 
しかし、私たちが人生において注ぐ努力は、成功する人もしない人も、そのために必要とする時間と労力に大差はありません。結局のところ、努力に苦しいものというイメージを持っている人は、それが成功に結びついたという経験がないから、そう感じるだけのことです。
 
ですから、この本を手に取ってくれたあなたには、ぜひとも、努力を大きな結果に結びつけてほしいと思います。結果が生まれれば、努力がネガティブなものであるかのように捉える感覚は生まれようがありません。
 
なぜなら、たとえそれが「圧倒的な努力」という語感的に重いものであっても、そこから得られる結果がたいへんに大きいことを目の前にすれば、それは「かわいらしい努力」というくらいに、楽なものであることが必ずや理解できるようになるはずだからです。
 
人生を成功に導くためには、まずは考え方がそれを決めるということを学ばなければなりません。
 
の考え方が身につけば、あなたの30 代が豊かになるだけでなく、10年後に40代になったときに、20年後に50代になったときの人生がさらに豊かなものになるはずです。なぜなら、私はもう少しで50代を迎えることになりますが、私が30代のときに気づいたこの考え方によって、私の人生はいまだに豊かさを増しつづけ、自由に選択できる人生の幅をさらに広げる作用をもたらしているからです。
 
これはけっして難しいことではありません。
 
具体的にどう考え、何をすればいいかということをさっそくひとつひとつ解説していくことにしましょう。

■30代で人生を変える言葉 4■
自由に選択できる人生をつくれ

 

子どもの成長と同じように

私たちはよく「理想」という言葉を使います。

いうまでもありませんが、理想というのは、考えうる最高の状態のことです。
 
人は若いころに、誰もが自分が理想とするものについてあれこれ考えます。たとえば、理想的な社会、理想的な会社、理想的な結婚相手など。理想的な自分の未来像についても、いろいろ考えたことでしょう。そうした思弁をくり返した結果が、現在のあなたの職業選択やキャリアなどに結びついているわけです。
 
しかしながら、社会に出て経験を積んでいくと、理想について考えることから、多くの人が離れていきます。
 
「現実は理想どおりにならないし、理想を考えても仕方がない、もっと現実的に対処することが重要だ」 

と、理想を追うことがネガティブなことであるかのように教育されてしまうのでしょう。
 
現実的な解決策や処世術というものは、たしかにとても重要です。ところが、現実という枠の中でうまく生きる術を身につけるだけでは、大きな成長は望めません。
 
現実というのは、じつはせいぜい半径数百メートルの世界です。
 
たとえば、人間の視力を例にとると、見る対象から300メートルから400メートルも離れれば、そこに遠近感を感じとることができません。いまふと顔を上げたとき、かりにあなたの目の前300メートル先に広がる景色が一面の巨大な写真パネルだったとしても、人間の脳はそれが現実か虚構か識別できないのです。
 
視力と現実との間に何の関係があるのかと思うかもしれませんが、人間のあらゆる欲望は「見る」ことによって始まり、強化されていきます。逆にいえば、人間は見えない事柄に関心も興味も湧きません。
 
だからこそ、現実の世界を離れ、空想することは、人間が成長するための不可欠の要素です。空想したり、理想をイメージしたりする能力が人間に備わっていなければ文明の発達もなかった、といわれるのは、こうした原理に基づいているのです。
 
同様のことが、人生の成功についてもいえます。現実を離れて空想したり、理想を追い求めたりすることがなければ、人間が成長することも、人生に大きな成功がもたらされることもありません。このことは、子どもの成長を考えればごく当たり前のことですが、なぜか一人前の社会人になると、どうしても忘れがちになります。
 
理想の自分について意識的に考えることは、このようにとても重要なことです。
 
現実の仕事や生活に流されている自分から離れ、もう一度、理想の自分、理想の人生を突き詰めてイメージしてみることが、じつは30代でしっかりと行っておくべき重要な作業のひとつなのです。

■30代で人生を変える言葉 5■
自分にとっての「理想の自分」を考える!

 

どんな大人になりたいのか?

考えてみれば、20代のころの理想は、単純なものだったのではないでしょうか。たとえば、自分が目指した分野で一流になりたいとか、プロとして認められたいとか、あるいは他人にカッコいいと思ってもらえる存在になりたいとか。

 
そうした漠然とした理想のもとで突っ走ることができるのが、若さの特権というものでしょう。いま振り返れば、私も、一流といわれる歯科医師になりたいという思いで、20代をひた走ってきたように思います。
 
あなたも、そういう思いを持って、さまざまなことに取り組んできたでしょう。ところが、30代で抱く理想がその延長線上にあるかというと、ちょっと違います。というのも、30代で抱く理想は、自分の欲求を満たしていくこととは離れた部分で、再構築されていくものだからです。
 
20代で抱く理想とは、たいていは自分の能力向上と深く結びついたものです。
 
人間は、これができるようになりたいと強く思っている間は、そのことが大きな唯一の価値のように感じるものです。ところが、それが実現してしまうと、もはやそこに大きな価値は感じられなくなります。そこで、次はこれができるようになろうと考え、それを実現させる……という具合に、どんどん先に進んでいきます。
 
とはいえ、できるようになったさまざまな事柄は、まだ「いろいろできる」というにすぎません。たいていの人は、キャリアを積んでいく中で、そのときどきに獲得したバラバラの能力を何とかひとつに統合し、一人前のプロになっていくわけです。
 
しかし、残念なことに、ある意味でそこが終点になってしまいます。それはそれで立派なことですが、若いときにイメージした理想の自分の範囲だけで完結してしまいます。たいていの場合、その理想は、若いころにイメージしたがゆえの限界を持っているわけです。
 
いっぽう、30代で描くべき理想の自分というのは、20代のときに描いた理想の範囲を大きく超えたものであるはずです。
 
これは、当然のことでしょう。
 
それは40代、50代、あるいは60 代になったときの自分の理想の姿を規定するものですから、若いころに自分がいつまでも若いままであると錯覚していたときの理想とは、一味も二味も違っているのです。
 
30代で描く理想の自分をわかりやすくいうと、次のようなことです。
 
若いころにはたいていの人が、年配者に対して「こんな大人にはなりたくない」という感覚を持っていたでしょう。では「どんな大人になりたいのか」ということに、明確な答えを出すべきときが、30代だということです。

■30代で人生を変える言葉 6■
20代と30代は全然違うことを認識しろ!

 

行動しか人生を変えられない

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自分の理想に向かって懸命に突き進もうとするときに、同僚や先輩がポジティブな評価をしてくれることは少ないと思います。

 
しかし、あなたは手本となるような素晴らしい人との出会いを求め、その結果、自分の理想に向かってなすべきことをなすという決意を持つようになっていくと思います。そのときに、他人があなたをどう見るかということはもはや何も関係がありません。あなたは、40代の成長した自分、50代の成長した自分に向かって突き進もうとしているのですから、そのことを淡々とやりつづけていけばいいだけです。
 
淡々とバランスよく成長していくことが10年後、20年後に、あなたと会社の同僚や先輩たちとを大きく隔てる差になっていきます。マラソンランナーにたとえれば、淡々と自分がなすべきことに取り組んだそのときから、あなたは後続ランナーをじわじわと突き放し始めているのです。
 
もちろん、なすべきことをやり尽くすといっても、人生はマラソンですから、42・195キロメートルを全力疾走で走りなさいといっているわけではありません。ただ、あちこちに目を奪われることなく、不断の努力を傾けることです。自分が突き進んでいる方向をつねに見据えて、目を逸らさないことです。
 
そして、「仕方がない、あいつは、やるといったらやる人間なんだから」という周囲の評価がどれほど価値あるものか、それを捉え直すべきでしょう。
 
講演で私がよく受ける質問のひとつに、「やるべきことをやりたいのだが、周りの人にそれを認めてもらえない」というのがあります。
 
しかし、私の答えはじつにシンプルで、「周りの目を気にせずに、やるべきことをそのまま淡々とやりつづけなさい」、
 
ただそれだけです。
 
その理由は、人間が生み出す最大の説得力は、行動することのほかにないからです。どんなに理屈を述べ立てるよりも、行動しつづけることが周りの人間の納得を生むからです。
 
ひとり淡々とやるべきことに取り組むことこそが、自分の存在を周りに認めさせ、評価を高める第一歩なのです。

■30代で人生を変える言葉 7■
知識は力ではない。行動こそが力である

 

原因と結果の法則

原因と結果の法則というものがあります。

 
やるべきことをやれば、やった結果は必ず出るという、ごく当たり前の法則です。
 
最近読んだ本の中である仏教のお坊さんが書いていました。
 
やるべきことをやった結果は、それがすぐ出るか遅く出るかは別にして、必ず出る。それは人生の中で一分一厘とも裏切ったことはない。私は90年生きてきて、そのことに到達した、と。
 
当たり前のことですが、90年生きてきた人が到達した結論として受け止めると、「深い言葉だなあ」と感じます。
 
原因と結果の法則では、努力に対して必ず結果が出ることのほかに、もうひとつ不変の法則というものがあります。それは、小さな努力に対しては小さな結果が、大きな努力に
対しては大きな結果が出ているということです。これもまた、裏切ることはありません。
 
このことは、あらゆる歴史についても成り立つものだと、私は考えています。
 
たとえば、歴史上の戦記には、少数が多数に勝利するケースがしばしば見受けられます。なぜ、圧倒的少数が多数に勝ったのか、戦記の記述者もその点に圧倒的な関心を寄せ、その模様を後世に描き残そうとします。
 
歴史的に有名なところでは、紀元前5世紀ごろにギリシャとスパルタの連合軍が500万を超えるペルシャ軍と戦って勝利したペルシャ戦争、1万の曹操軍が10万の袁紹軍を退けた『三国志』の官渡の戦い、6万のローマ軍が40万のガリア軍に勝利したガリア戦争のアレンシア包囲戦などでしょう。もちろん、敵の大軍の戦力はじっさいよりもはるかに誇張されたものだという後世の検証も行われていますが、それにしても数の力が圧倒的にものをいう戦争において、なぜそんなことが起こったのか、それぞれに興味は尽きません。
 
しかし、どんなに予想を超えた理由を探したとしても、そこに万人が膝を打つような、わかりやすい事情が存在することは稀です。天変地異が味方したという事実でもなければ、少数は多数に、勝つべくして勝ったという以外にありません。なぜ勝つべくして勝ったのか、ここでも原因と結果の法則が働いているからです。つまり、戦術における圧倒的な努力が、勝利という結果に結びついているのです。
 
何か理解の及ばないことが起こると、人はつねに、そこに何か想定外の裏切りやヒューマンエラーを感じ取ろうとします。
 
たとえば、「圧倒的に有利な形勢だったものの、思わぬ誤解が伝えられたことで戦局が一変し……」といった感じです。ところが、こうした記述のほとんどは、戦争遂行者に都合よくつくられた言いわけであることがほとんどです。
 
集中力の極みにある人間の状態を自分の身に寄せて考えると、私には、生死を分かつ戦争でこんなポカが生まれるとは想像がつきません。ヒューマンエラーが本当に勝敗を左右したとしたら、それはその人物がエラーを起こすに足る状況があらかじめ生まれていたということであり、その意味では、勝者は勝つべくして勝ったし、敗者もまた負けるべくして負けたという考えが自然なのです。

■30代で人生を変える言葉 8■
人生にエラーはない!

 

理想の人生は戦略的に手に入れる

私が、なぜこのような話をするかといえば、人生の成功を実現させるためにも、勝つべくして勝つ戦略があるということをいわんがためです。

私は、これまでの内容の中で、大きく3つのことを紹介しました。
 
ひとつは、30代になったら新しい理想の自分を見つけること。
 
2つ目は、知識と技術をバランスよく磨き、人間的にもバランスのとれた自分を目指すこと。
 
そして最後に、理屈ではなく行動で相手に示し、圧倒的な説得力で自分の存在を周囲の人に認めさせること。
 
組織の中で生きながら、自分が目指す夢や目標を達成するためには、この3つが欠かせません。そのいずれも、特別に難しいことではなく、考え方を改めるだけで、すぐにでも実行できることです。
 
そして、この3つのことができてはじめて、人生の成功を手に入れるための戦略を描くことができます。
 
戦略というと、何やら大げさに聞こえるかもしれませんが、着実に夢や目標を実現するための計画ですから、戦略というほかありません。
 
私は、『奇跡力』(フォレスト出版刊)の中で、奇跡は戦略的に引き寄せるものだということを紹介しました。この本の中で奇跡は、偶然ではなく、必然からなるものであり、私の伝えている12の法則を実践することで、どうすれば奇跡を起こすことができるかということをつづったものです。
 
ビジネスマンであるあなたは、奇跡といってもあまりピンと来ないかもしれません。しかし、奇跡を人生の成功に置き換えたとき、それもまた私の中では戦略的に実現するものに映ります。なぜなら、私は、大学院を修了してから自らの病院を開業したころにかけてイメージした理想の自分を、それこそ戦略的に実現してきたからです。
 
人生の成功は、特別に好運な人間の頭上に突然、降ってくるものではありません。
 
もしも、それが特別に好運な人間に降ってくるものだとしたら、私たちは指をくわえて待つほかはありません。努力をするまでもないのです。
 
ところが、すでにご存じのように、待つだけの人が人生の成功を手に入れた例はありません。成功を手に入れた人は例外なく、それを強烈に望み、一定の方法論に基づいてそれを手に入れる努力を重ねた人たちです。
 
そこに、「望めば叶う」という法則を導いた人たちもいますが、私はむしろ成功した人たちに共通するのは、戦略的にそれを手に入れている点だと考えています。
 
そして、私は私の考えにしたがって30代、40代を過ごし、自分が考えたとおりの結果を出すに至ったのです。もちろん、それはまだ本当の人生のゴールではありませんが、私なりの成功の途中経過として、成功の戦略性について述べておきましょう。

■30代で人生を変える言葉 9■
3つのことをやれ!

 

30代で動く最大の理由

私は、早くから、20代は自分の仕事の専門性に集中し、とにかくすべてのことを受け入れながら徹底して仕事に取り組む時期だと考えていました。その点は、大学院を最短で修了したエピソードからもわかっていただけると思います。
 
当時、自分の30代というものをどう捉えていたかというと、20 代で身につけたものを実践し、その成果に対する自信を深めていこうと思っていました。
 
そのためには、経験も技術力も上手の目上の人たちとしっかりとコミュニケーションをとることも大切ですし、人間関係も磨き上げていかなければなりませんから、40代に向けて指導者として生きていくリーダーシップを学ぶことを考え、実行するようになりました。同時に、病院経営という面では、組織論やマネジメント、マーケティングを学ぶことも必要ですし、人を理解するためには心理学、人間学なども欠せん。
 
そういうことを学ぼうとする同業者がいない中で、30代の私は、それこそ淡々と多くの学びに集中しました。
 
40代になると、今度は、そうした学びをすべて総合した中で、知識と技術だけではなく、自分の人間性を含めた総合サービスとして歯科医療を提供することを心がけるようにしました。40代は、理想の自分を実現する最後の足場固めの時期と考え、50代に向けてもっと可能性が広がる実力と実績をつくることを目指したのです。
 
なぜ、10年単位で人生の発展段階を考えたのかといえば、50代になったときに、同業者が誰も追いつけないくらいに先行し、決定的に水をあけてやろうと考えていたからです。
 
50代になれば、そこからスタートして大きな能力を身につけられる人はいません。残酷なようですが、年齢とはそういうものです。
 
たとえば50歳で司法試験に合格した人は、新聞ダネとして一時的にもてはやされるでしょうが、じっさいに雇ってくれる弁護士事務所はもはやありません。職業として成り立たせることを考えると、その年齢のスタートでは致命的に遅いのです。もちろん、40歳で司法試験合格という場合でも、その可能性は50歳よりもましだという程度でしかありません。30歳までに合格しなければ、その後に積むべきキャリアを考えると圧倒的に不利に働きますし、その意味では大学在籍中に合格するのがベストになるわけです。
 
私は、年齢という非常に現実的な問題を早くから意識していました。だからこそ、大学院を4年で修了することが何よりも重要だと考えていました。27歳で修了する人と、30歳で修了する人とでは、20代の貴重な3年間というとてつもない大差がつくと考えたからです。
 
人生の成功を手に入れるためには、年齢というものを現実的に捉え、それが非常に限られたものである点を厳しく認識しておかなければならないのです。

■30代で人生を変える言葉 10■
30代で動け! 30代なら遅くない!

 

自己投資は1億!?

年齢をそのように捉えていた私は、50歳の自分が圧倒的に優位に立つためには、そのときに「もうあなたしかいない」と世の中が認める知識、技術、能力を身につけ、そしてその役割を担うことのできるゆるぎない実績をつくっておくべきだと考えていました。
 
その狙いは、「いまから追いつこうとしても無理だ」と周りが諦める状況をつくり出すことです。圧倒的な実績を持つことが、自分自身のさらなる理想を実現するうえで大切であり、その実績を持つことで、多くの協力者が得られるのです。
 
そのうえで、私は、40代の初めから世界の一流ホテルを泊まり歩き、世界で一流とされる文化や芸術品、あるいはブランドにふれ、世界最高の製品やサービスがどのようなものであるかを実践的に学んできました。功成り名を遂げた人が世界を旅してまわるのは、だいたい50代半ばを過ぎたあたりの年齢からですが、それでは新しいものを吸収する感性が鈍くなっていると考え、私は40歳そこそこでそれを始めたのです。
 
また、健康で若々しい肉体と精神を保つためにピラティスをはじめとした運動や健康増進にも努めています。50代で精力的に手術を行うためには、体力の衰えを自覚していないいまのうちから体を鍛えることが重要だと自覚しているからです。
 
私は、すでにこうした自己投資に1億円を超える金額を注ぎ込んでいます。
 
そのいっぽうで、自己啓発や成功哲学についての講演を行い、何冊もの著書を発表しています。実績というものは揺るがないものにしておくことが重要ですから、著作も幅広く受け入れられるよう精魂を込めていますし、おかげさまで出した本はすべてアマゾンのビジネス書部門で1位をとっています。2011年1月に出版した拙著『わたしの人生に奇跡を起こしたマーフィー100の言葉』(きこ書房刊)は、米国マーフィー研究所がはじめて海外の著者に贈る賞の候補にノミネートされたとともに、全米での出版も検討されています。
 
そして、過日からは、病院にISOを導入し、私が不在のときでもさまざまな問題にスタッフが自らの判断で取り組める世界標準の体制と地球環境とのかかわりを考えた仕組みを整えつつあります。
 
何のために、私がこのようなことをしているかといえば、私にとっては、あらゆることがひとつの目的を実現するためのステップでした。すべては、圧倒的な実績をつくるためにとった行動だったのです。
 
圧倒的で、揺るぎない実績があれば、私と同じ価値観を持った人たちが当然、私のもとに訪れるでしょう。私は、その扉が間もなく開かれ、世界から患者さんが押し寄せると考えて、そのための入念な準備をしているわけです。30代で開業したころに描いた理想の自分が実現するのも、そう遠い日ではないはずです。

■30代で人生を変える言葉 11■
自己投資にお金を使え!

 

ライバルはいらない!

私が他人に何をいわれ、どう評価されようとも、深く潜伏するかのようにしてやるべきことをやり尽くそうと努力したのは、すべてがこの目標を達成するがためです。
 
もちろん、それはライバルと切磋琢磨することも、あるいは仮想ライバルを想定することもない、孤独な戦いであるかのように映るでしょう。
 
しかし、私にとって、それはまったく問題になりませんでした。なぜか。もしライバルを求めれば、その時点で、私の理想はライバルとの関係でしか測れない、小さなものに限定されたことでしょう。理想の自分を実現しようとする人間に、ライバルなど必要ないのです。ただひたすら理想の自分を目指す戦いは、それゆえに清々 しいものです。自分に負けないかぎり、勝利を信じて戦うことができますし、外野のヤジに惑わされることもありません。
 
ただし、警戒しなくてはならないのは、時間との勝負だということです。あなたが私のような方法で人生の成功を手に入れようとするなら、50代の自分の理想の姿をぜひとも強く意識してください。そして、その年齢でつかむ人生の成功の感覚を強く実感してください。
 
それをはっきりイメージできるようになったら、今度はそこから逆算する形でそこに至るルートを考え、行動に移る準備を始めるのです。
 
私は、この本ではじめて、私が長い間、内に秘めていた人生の狙いと、それを実現するためにとった戦略を明かしました。私の戦略は、たぶんに私個人の考え方と嗜好によって生まれたものであり、仲間内の調和と慣れ合いを尊重する日本の風土の中では、いささか異質なものかもしれません。
 
しかし、だからこそより有効な戦略であるという側面もあるはずだと、私は考えます。なぜなら、頭から尻尾まで合理的かつ合目的な考え方をすることができれば、日本人にそれが馴染みのないものだけに、自分のポジションをより有効に、素早く築くことができるからです。
 
そして、すでに何度もくり返したように、その方法で築くことのできる圧倒的な説得力は、
21世紀というまったく新しい日本の局面において、あなたの成長をよりよく助けるのではないかと思います。なぜなら、すでに日本という国は、日本人だけの調和と慣れ合いによって経済的な豊かさを実現することはできなくなっています。また、このことは、今後ますます増える日本人の海外進出によっても、より顕著な傾向になると考えられるからです。
 
海外においても通用する理想の自分を実現するためにも、みんなと同じようにとか、横一線という考えから早く卒業してもらいたいものです。みんなと同じことをやっていれば、その先に人生の成功がないのは当たり前のことです。成功するためには、人と違うことをやる必要があるのです。
 
計画(ビジョン)、実行、不断の努力──、この3つによって成り立つ理想の自分を実現する仕組みは、あなたが日本という狭い枠組みと日本人に染みついた思考法から脱却するためにも、きっと有効に働いてくれるはずです。

■30代で人生を変える言葉 12■
人生は時間との勝負!

 

第1章まとめ

●30代になったら新しい理想の自分を見つける

●人生のステージが上がれば上がるほど、身の周りにたくさんのことができる仕組みが備わってくる

●人生を成功に導くためには、まずは考え方がそれを決める

●理想を追い求めることがなければ、人間的な成長も成功もない

●「どんな大人になりたいのか」明確に答えを出すべきときが30代

●人間が生み出す最大の説得力は行動することにほかならない

●人生の成功を手に入れるためには、年齢を現実的に捉える!

【書籍紹介~目次】

nn

『30代でやるべきこと、やってはいけないこと』

 

30代でやるべきこと、やってはいけないこと もくじ

まえがき

第1章 もしもあなたが39歳だとしても……
~30代に動かなければいけない理由~

第2章 退屈な毎日のくり返しから脱出する!
~自分を成長させる技術と「潜在意識」の使い方~

第3章 天職を探すべきか?
~30代の仕事の選び方&見つけ方~

第4章 「お金」と「時間」も選択と集中しかない!
~30代における効果的なお金と時間の使い方~

第5章 30代は新しい人間関係をつくる最高の時期だ!
~豊かな人間関係をつくるための「出会い」と「コミュニケーション」の技術~

第6章 自由に選択できる人生を手に入れる!
~いますぐできる! 人生を変える9つのリスト~

第7章 30代でやってはいけない10のリスト
~いますぐできる!「潜在意識」に良い影響を与える習慣~

あとがき

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