怒りをコントロールすれば失敗しない! 嶋津良智氏が伝授する、すぐ怒る人が人生を変えるたった1つのアクション

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ヒトは、仕事に家庭にプライベートにと、人生を送る中で多くの感情と共に生きています。
さまざまな感情のうち、

・イライラする
・ムカつく
・カチンとくる

というような「怒り」を感じることも、もちろんありますよね。
あなたはきちんと「怒り」の感情コントロールができて、すぐ怒る人になることなく過ごせていますか?

もしあなたが「怒り」をコントロールできずにすぐ怒る人になっていたとしたら、それは人生の失敗につながりかねません。
なぜならあなたはすぐ怒る人になることで、あなたの命と時間を無駄にしているからです。

人に怒って揉めることに時間を使うことは、あなたにとって必要なことをする時間を減らしていることになります。
また「怒る」という行為はあなたにとって強いストレスなので、胃潰瘍や高血圧や不眠などの病気につながり命を削る可能性があります。

これらは、あなたの人生にとって無駄なことです。

無駄なことをして人生が失敗に終わるかもしれないなんて嫌ですよね。
どうせ同じ人生を歩むなら、無駄なことはやめて「失敗する人生」を「成功する人生」に変えるアクションをしてみませんか?
そうすると、仕事も家庭もプライベートも上手くいくように、人生をコントロールすることができます。

ではその自分の人生を「成功する人生」に変えるアクションとはどのようなものでしょうか?

世界中にはさまざまな、人種・民族・環境・性別・能力の違う人間が住んでいますが、万人に共通して与えられているものが2つあります。

それは「命」と1日24時間という「時間」です。

実はこの共通して与えられている「命」と「時間」を大切にすることが、人生でいちばんシンプルな成功法則となるのですが、ここであなたに質問です。

成功法則では、「命」と「時間」を大切にすることが大事ですが、
これとは逆に「命」と「時間」を浪費して「失敗する人生」を歩みかねないアクションも存在します。
それは何でしょうか?
先ほどあなたの人生にとって無駄だと述べたアクションです。もうお分かりですよね?

そう! 「怒る」ことです。

「命と時間」を大切にするには、まずは「命と時間」を浪費してしまう「怒る」というアクションをやめる必要があります。

つまり「成功する人生」に変えるアクションとは、怒りの感情が出ても「怒らない」というアクションです。すぐ怒る人になるのではなく、「怒らない」習慣を身につければ「感情」をコントロールできるようになります。
「感情」をコントロールできれば人生もコントロールでき、あなたは「成功の人生」を歩むことができるのです。

今回、その「怒らない」という習慣を身につけて感情をコントロールすることであなたが「成功する人生」を歩めるようになる方法を紹介するのは、自身も「怒らない」と決めてから成功の波に乗ってきた嶋津良智氏です。

嶋津氏はもともと短気な性格、いわゆる「すぐ怒る人」で、営業職でマネージャーを務めていた際は朝から晩まで部下を怒っていました。
しかし、若い身でマネージャーに昇進できたその力を注いでも業績は伸びません。
部下を怒って育てることに限界を感じた嶋津氏は、もう怒らないと決めて実行しました。

そうすると・・・。

・独立、起業が叶い、代表取締役社長に就任

・縁があった経営者と業界初のフランチャイズ事業をスタート

・株式上場を果たし、実質わずか5年で年商52億円

・夢の教育事業に転身

・夢の海外生活を実現

・海外にスクールを開校

などなど、次々と成功を手に入れることができたのです。

この「怒らない」を始めたことで、嶋津氏は感情をコントロールすることの重要性と簡単な方法に気付きます。
その感情のコントロールが、嶋津氏の人生を成功へと進めました。
そうして「この感情コントロールの重要性と方法を多くの人に知ってもらい、人生を変えるきっかけをつかんでほしい!」と願いを込めて1冊にまとめたのです。

あなたも、感情をコントロールできないばかりに思うように力を発揮できず「失敗の人生」に向かってはいませんか?
この嶋津氏の願いを込められた1冊を読めば「成功の人生」に進める感情をコントロールするノウハウが身に付きます。

さあ! あなたの人生を変えるために、さっそく読み進めていきましょう!

 

プロローグ 心と感情が人生を変える!

PART1怒らない技術
第1章 人生をうまくいかせるための「3つのルール」
もっともシンプルな成功法則
命と時間を大切にする!
怒っても結果は同じ!
すぐ怒る人は早死にする
思った通りにいかないのは楽しいこと
ゴルフは難しいから楽しい!
ビル・ゲイツだって妥協しているはず!
苦労と失敗の連続のおかげ
苦労した人とそうでない人の違い
三〇歳定年制
結果よりもプロセスが大切
私は典型的な凡人でした!
「人生の免疫力」を高めよう!
子どもには失敗させよう!
ネクスト・チャンス
ゴネ得はいずれイヤな思いをする

 

プロローグ
心と感情が人生を変える!

人生を良い方向に導くには?

本書を手にとっていただき、ありがとうございます。
もしかすると、あなたは

「なんかイライラするなあ」
「すぐ怒ってしまう」
「今日も少しイラっとしてしまった」

…などと思ったことがあるかもしれません。

あなたが、どんなきっかけで本書を手にとったとしても、本書を読み終える頃には、きっと「読んで良かった」と思ってもらえるように書きました。

なぜなら、本書には確実にあなたの人生を良い方向に導く方法が書いてあるからです。あなたは、
 
「そんな方法はあるわけない!」
と思ったかもしれません。
しかし、簡単に今すぐできることがあるのです。

それは、
「心を変える」
という方法です。

「なぜ、心を変えれば、人生は変わるのか?」を話す前に、なぜ私が本書を書くことになったのかを、少しお話しします。

私は自ら独立・起業し会社を株式上場にまで導き、ビジネスマンとしてもそれなりの成果を上げてきました。また、これらの経験を活かして、現在では後進の育成のために教育事業を行っています。

そこで、多くの人たちと接する中で、

「本当にみんな素晴らしいものを持っているのに、活かしきれていないなあ」
と感じることが多くあります。

ですから、私は本書を通じて、多くの方に「きっかけ」をつかんでほしいと思い、「心」や「感情」をコントロールすることの重要性と簡単な方法を伝えたいと思っています。私自身も、このことに気づいてから、人生が大きく変わってきたからです。

 

「心」を変えれば、人生は変わる!

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「心を変える」というのはどういうことかというと、「出来事や物事の受け取り方を変える」「考え方を変える」という意味です。

たとえば、営業マンを想像してみましょう。

雨の日は、多くの営業マンが、
「雨がふって面倒だなあ。イヤだなあ」
と考えて、外回りをしない人が多いでしょう。

しかし、できる営業マンは、

「よし、多くの営業マンが外回りをしていないので、競合が少なくてチャンスだ。しかも、雨の中、お客さまのところに行けば、好感も持たれやすい」

と考えて、成果を次々に出していくものです(私も営業出身なのでよくわかります)。

このように、同じ出来事(この場合は雨がふったこと)でも、「受け取り方」「考え方」の違いで結果は大きく変わってくるのが人生なのです。

そう、「心」や「感情」をコントロールできれば、人生はコントロールできるのです。「心」を変えれば、過去も変わる!

さらに、重要なのが、「受け取り方」「考え方」を変えれば、過去だって変えられるということです。

「過去なんて変えられるわけないじゃないか」
と、多くの人が思うはずです。

でも、少し考えてください。
もしも、あなたが失恋したとしても、

「あの人と別れなければ、人生が変わっていたのに」と思うか、

「別れて良かった。もっと良い人に出会って、良い人生になりそう」と思えるかで、人生は全然違ったものになるはずです。正確に言えば、「受け取り方」「考え方」を変えれば、「悪い出来事」も「良い出来事」に変わるということです。

 

まずは、「怒らない」ことからはじめよう!

そこで、私が勧めているのは、

「怒らない」

という方法です。

実は、私は「怒らない」と決めてから、人生が次々に良い方向に進みはじめました。成功の波に乗ることができたと言っていいでしょう。

二八歳の時に独立・起業し、代表取締役社長に就任しました。

翌年、縁あって知り合った二人の経営者と、業界初のフランチャイズ事業をスタートさせました。そして二〇〇四年、創業以来一つの目標であった株式上場を果たしました。実質五年で年商五二億円の会社に育て上げました。

現在は転身し、かねてよりの夢であった教育事業をスタートさせ、後進の育成に努めています。

また、もう一つの夢であった海外生活も実現させることができました。シンガポールの会社の経営をお手伝いすることをきっかけに、リーダーズアカデミーシンガポール校も開校できたのです。

こうした成功は、すべて「怒らない」ことからはじまっています。

ですから、「受け取り方」「考え方」を変える第一歩として、「怒らない」ことを勧めているのです。

「怒らない」という習慣を身につければ、「心」や「感情」のコントロールができるようになるのです。

 

実は、私も怒ってばかりいました!

しかし、私はもともと超短気な性格で、かつては「怒り」でマネジメントしていたこともありました。

私は大学を卒業して営業会社に勤めました。

入社した頃から営業成績が良く、二四歳でマネジャーになりました。マネジャーになって三ヶ月後、全国で売上を競うコンクールが開催されました。そこでなんと、私の部門は全国一位に輝いたのです。

私は自信を持ち、「オレの言う通りにしていれば間違いない」と、さらに業績を上げようと躍起になっていました。ところが、しばらくすると業績は落ちていきました。そこそこのレベルは保っていましたが、一位をとるような部門ではなくなりました。

業績が下がった理由はマネジメント手法にありました。

そのとき私がやっていたのは、「KKDマネジメント」でした。KKDとは、頭文字をとった私の造語で、「恐怖」、「脅迫」、「ドツキ」によるマネジメントです。

部下を小突く。部下に向かってホワイトボード用のマーカーを投げつける。ゴミ箱を蹴っ飛ばす。朝から晩まで恐怖、脅迫、ドツキを繰り返します。

なにより私はもともとひどく短気な人間でした。子どもの頃から、何かあるとすぐに「ふざけるな」「馬鹿やろう」とカッとなっていました。

いまから思うと、それはビビリで、小心者であるがゆえでした。

 

「怒る大人たち」が増えている!

さらに、世の中には「怒り」が蔓延しているようです。

実際、「犯罪白書」という警察庁の統計の平成二十年版によると、暴行の検挙人員及びその人口比については近年、十代は減少・低下傾向にあるが、二十代以上の増加・上昇傾向が著しく、特に、高齢になるほど増加率・上昇率が高い傾向が見られるのです。

たしかに、職場環境や生活環境が原因でストレスが溜まっているのかもしれません。

でも、そこに「怒らない」という選択肢はなかったのでしょうか?

これまで怒ってしまった場面を思い出してください。

考えてみると、すべての場面に、「怒る」という選択肢と、「怒らない」という選択肢があったはずです。

そして、自分で「怒る」ことを選んだために、怒ったのです。

それは一瞬の判断だったかもしれません。〇・〇〇〇一秒くらいのわずかな時間のうちに、脳が判断したのかもしれません。

それでも、あなたが怒ることを選んだのはまぎれもない事実なのです。

つまり、あなたは「怒らない」という選択もできるのです。
(これが、「心」や「感情」をコントロールすることです)

「怒らない」ことを決めるだけで、良いチャンス、良い出会い、良い情報、良い仕事、健康……など、あらゆるものが手に入るようになるのです。

もしも、あなたが人に道を聞くとき、「ニコニコしている人」と「怒っている人」のどちらに声をかけますか?

当然、「ニコニコしている人」ですよね。誰もが「ニコニコしている人」には話しかけやすいと感じるわけですから、いろいろな良い話だって入ってくるのです。

第1章では、シンプルだけど効果がある「人生をうまくいかせるための三つのルール」を紹介します。

第2章では、「人の感情とは、どういうものなのか?」を説明します。まずは、あなたの中に湧きあがる感情の性質を理解しましょう。

第3章では、「『心』や『感情』をコントロールすることの重要性」を説明します。さらに、コントロールすることが簡単なことがわかるはずです。

第4章では、「『イライラ』を感じなくなる習慣」を紹介します。この章で紹介する習慣を一つでも実践すれば、人生は良い方向に流れるはずです。

第5章では、「自分を気持ちよくする習慣」を紹介します。この章の中の習慣を一つでも実践することで、あなたは自分自身を認めることができるようになり、自信が持てるようになります。

第6章では、「それでも『イライラ』してしまうときの特効薬」を紹介します。人間は弱い生き物ですから、どうしてもカッとなってしまうときの対処法です。これを知っておくだけでも、人生の無駄はなくなるはずです。

本書があなたの人生のお役に立てれば幸いです。

二〇一〇年七月           嶋津良智

 

PART1
怒らない技術

第1章
人生をうまくいかせるための
「3つのルール」

もっともシンプルな成功法則

あなたは人生に「三つのルール」があるということを知っていますか?
このルールは人生のプレーヤー全員に共通しているものです。

まずは、そのことについてお話ししていきましょう。
「三つのルール」とは、

●命と時間を大切にする!
●人生は思い通りにいかない!
●苦悩と喜びはパッケージ

というものです。
一つずつ詳しくみていきます。

 

命と時間を大切にする!

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世の中で、もっともシンプルな成功法則を知っていますか?

世界中には、さまざまな人種や民族がいます。いろいろな国に住んでいる人がいます。当然、暮らしている環境は違うでしょう。そのほかにも男女の違い、能力の違いがあります。

それでも、万人に共通して与えられているものがたった二つだけあるのです。何だかわかりますか?

一つは命です。そして、もう一つは時間です。一日二四時間という時間です。

この二つはどんな人にも平等に与えられているもので、人生でいちばんシンプルな成功哲学とは、命と時間を大切にすることです。

つまり、

命と時間を大切にすると人生は成功する

これが一つ目のルールです。

命とは健康という意味もあるでしょう。また、広い意味では時間と同義なのかもしれません。人間にとって命とは約八〇年(平均寿命)の時間であると言えます。もっと短い人もいますし、もっと長い人もいます。

命が、たった八〇年の時間だとすれば、たとえ一秒たりとも、無駄にはできません。一秒でも時間を無駄にするということは、命を無駄にするということに等しいことだからです。

ところが、命と時間を浪費する行為があるのです。
それが「怒り」という行為です。

 

怒っても結果は同じ!

この間、スポーツクラブでこんな事件がありました。

Aさんがランニングマシンを使っていました。そのマシンをAさんがトイレに行っている間にBさんに奪われてしまいました。Aさんのマシンはいちばん端っこだったので使いやすかったのでしょう。そのマシンをキープするという意味で、自分の荷物をそこに置いてその場を離れたようです。

あとからやって来たBさんは、置いてあった荷物を横の空いているランニングマシンに載せ、そのランニングマシンを使い始めました。

やがてAさんが戻って来ました。
「すみません。ここに荷物ありませんでした?」

「向こうに移動しました」
「でも、このマシンは私が使っていたんですけど」

するとBさんは無視しはじめたのです。
「聞こえているんですか。ここは私が使っていたんですけど」

Bさんは無視し続けています。
「あなたね、ここは私が使っていたと言っているのに、聞こえないんですか」

Bさんはそれでも無視しています。するとAさんは自分の荷物を元のランニングマシンの上にバンと置き、

「ここは私が使っていたんだからどいてください。聞こえているんですか、どいてください」

そのうちに大もめになって、ごちゃごちゃ言い合いをしていましたが、結局、奪ったBさんが別のランニングマシンを使い、Aさんは元のランニングマシンを使いはじめました。

私は、その様子を見ながらこんなことを考えていました。

ランニングマシンを奪われたAさんは、元のランニングマシンを使っても、移動させられてしまったランニングマシンを使っても、得られる成果は変わらなかったはずです。でも、自分の使っていたマシンを奪われたことに腹を立て、ケンカになってしまった。

私がAさんだったらどうしたでしょうか。

もちろん不愉快には思うでしょう。だからといってBさんともめることが、自分にとって得なのか、何かメリットがあるのかと考えます。するといいことは何もないと気づくはずです。

それにどちらのランニングマシンを使っても、その日に得られる成果が変わるわけではありません。それなら、「ああ、この人はこういう失礼なことをする人なんだ」とわりきって、別のランニングマシンを使うでしょう。

得られる成果が変わらないなら、イライラしたり、怒ったりすることは選びません。ちょっと我慢して同じ成果が得られるなら、不快にならない選択肢を選んだほうが、結局は、自分のためになります。

怒りやイライラに時間を費やすのは、はっきり言って人生の無駄です。

私は、結果が変わらなければ省エネ思考でと思っています。

いまハイブリッド車がはやっていますが、それと同じように、無駄なところで怒ってエネルギーを無駄使いするのは絶対にイヤです。

成果が変わらないなら、自分の感情も省エネ思考になったほうがいい。自動車と一緒で、使うべきところにエネルギーを使うということです。

 

すぐ怒る人は早死にする

また、怒りは命を削ります。

免疫学の権威、新潟大学大学院医学部教授であり、『免疫革命』(講談社インターナショナル)などの著書のある安保徹先生は、「すぐに怒る人には早死にが多い」と断言しています。

心と体は自律神経系でつながっています。自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます。交感神経は「活動する神経」とも言われ、仕事やスポーツをするときに、心臓の拍動や血圧を高める働きをして、緊張状態をつくり、精神活動を活発にします。これに対し副交感神経は「休む神経」と言われ、内臓や器官の働きをリラックスさせ、休息や睡眠をとるときに優位に働きます。

気持ちが高ぶり、筋肉などが緊張して興奮しているときは交感神経が働いています。逆にゆったりしているときには副交感神経が働きます。食べたり飲んだり、睡眠時も副交感神経が働きます。

このバランスがとれていれば健康です。

安保先生は、自律神経と連動して働く免疫システムの仕組みを医学的に明らかにし、免疫力をアップするには、副交感神経が優位に働くリラックスした状態をつくり出すことが大切と言います。

ところが「怒る」などして、強いストレスを受け続けると、胃潰瘍や高血圧、糖尿病、不眠、膠原病、ガンなどにつながります。

こう考えると、怒ることは、万人に共通に与えられた「時間と命」を浪費する行為だとわかります。もっともシンプルな成功法則「時間と命を大切に」に反する行為、それが怒ることです。

反対に笑うことは体にいい。安保先生の『免疫革命』の中にこんな記述があります。

「副交感神経を活性化するのにもうひとつ大切なのは、心のもち方です。強くすすめているのは、よく笑うことです。やはり深刻な顔をしているときは、交感神経が緊張状態になります。病気になって落ち込んだり、つらくなるのもわかりますが、治すためには、ぜひニコニコ笑って生活してください。ちょっとしたことでも笑っているとだんだん気分が明るくなるでしょう。そうすると副交感神経も活性化されます。だから大いに笑って生活してください。ガン患者さんは、表情が深刻で、ほとんど笑わない人が多いものです。みんな交感神経が張りつめているのです。ですから、医師としては、治療をはじめて、患者が笑いだしたらしめたもの、と思うくらいです」

無意味な「怒り」は人生の成功を遠ざけます。
反対に怒らなければ人生の成功はグッと近づくのです。

 

思った通りにいかないのは楽しいこと

次に二つ目のルール「人生は思い通りにいかない」について説明します。思った通りにいかないのが人生なんです。だから、いちいちイライラしたり、怒ったりするのは無駄です。

でも、人生は思い通りにならないから楽しい。そうじゃありませんか?

ゴルフはよく人生にたとえられます。そのホールをどう攻略するか考え、ターゲットに向かってボールを打つ。右に曲がったり、左に曲がったり、思った通り飛ばないこともよくあります。突然風向きが変わり、とんでもない方向へ流されることもあるでしょう。

いろいろな条件が複雑に重なり合うため、人生になぞらえる奥深いスポーツです。

では、ゴルフをはじめて、すぐにうまくなってしまったら、「おもしろいスポーツ」と思えるでしょうか。私はそうは思いません。

 

ゴルフは難しいから楽しい!

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そもそもゴルフとは、どんなスポーツでしょう。

決められたコースを、決められた打数よりなるべく少ない打数であがる。それがゴルフです。

それならば、みんながいい成績をあげられるよう、つまり、いいスコアが出せるように、グリーンまでの距離は短くし、コースはすべて真っ直ぐに、バンカーやクリークや池なんて、全部なくしてしまったらどうでしょう。

きっとそれではとても味気ない。結局は、そうした困難を克服したうえで、自分の求めている成果が得られるのが楽しいのです。

プロゴルファーの丸山茂樹選手は、
「ゴルフは楽しい、でもゴルフは苦しい。この二つがなければゴルフじゃない」

と言っています。

もっとうまくなりたい、この壁を超えたいという場面では苦しみが伴います。しかし、それを乗り越えたときにより大きな喜び、楽しみが待っているのです。

ボウリングもそうです。ボウリングは、数メートル先に並べられた一〇本のピンを、できるだけたくさん倒すゲームです。

だったらガター(レーンの横にある溝)なんて、なくしてしまえばいいじゃないですか。ガターはボウリングの最大の敵。ガターになると、もちろんピンは倒れませんからゼロピンです。スコアは悪くなります。

でも、やっぱりガターがあるから、ボウリングは盛り上がる。
これは人生も同じです。

自分が「こうしたい」「ああしたい」という目的を持っても、神様のいたずらか、難問、関門、困難、苦労といったものが、毎日、目の前にあらわれます。

思った通りに物事が進まないと、イライラするでしょう。怒ったり、落ち込んだりもするでしょう。

でも、人生とはそもそも思い通りにいかないものなのです。

そのたびに、いちいち怒ったり、落ち込んだりしていては、時間ばかりが過ぎていきます。そして、怒ったり、落ち込んだりしていても何も生み出すことはできません。

イライラや怒りは、人生において無駄なものなのです。

 

ビル・ゲイツだって妥協しているはず!

私は、人生は妥協の連続だと思っています。どんなスゴい人でも何かに甘んじ我慢しながら生きています。

たとえば、世界有数の成功者だと言われるビル・ゲイツも、毎日、妥協を繰り返しているでしょう。では、私とビル・ゲイツの違いってなんなのか。そんなことをまじめに考えたことがあります。

いくつかの理由はありますが、私なりの結論は、妥協の数が違うということです。

人間は毎日たくさんの妥協をする生き物です。それでも妥協の数は人によって違います。

たとえば、判断することが毎日一〇あるとしたら、ビル・ゲイツの妥協の数は三つ、上場企業の社長は五つ、一般の人は八つ……というように妥協の数が違うのです。一日の妥協の数が三つと八つでは、一年もすると約一八〇〇と大きな差になります。その違いが人生の差としてあらわれているのではないか、と思いました。

妥協は決して悪いことではありません。誰しも妥協しているのです。妥協の連続が人生です。

ただ、妥協を一つでも減らしていくことが大切です。一日に八つ妥協していたら七つにする。七つ妥協していたら六つにする。そう考えると、人生はよりすばらしいものになります。

 

苦労と失敗の連続のおかげ

人生のルールの三つ目「苦悩と喜びはパッケージ」について説明します。
ビジネスパーソンが、いちばん輝く年齢は、一般的に三〇〜四〇代と言われています。では、三〇〜四〇代に輝くためにはどうしたらいいでしょうか。

ある人材派遣会社が、三〇〜四〇代の活躍しているビジネスパーソンにアンケートをとり、活躍の秘密を探ったことがあります。

いろいろな回答がある中で、一つだけ共通していることがありました。

それは、二〇代のうちに、他の二〇代が体験しないような、とてつもない苦労をしたということです。ものすごい大失敗、ものすごくイヤな思いなど、マイナスの経験をしていました。

そのアンケートを見たときに、私自身も一つ振り返ってみました。

私は大学を卒業し、二二歳のとき、電話やファックス、パソコンなどの情報通信機器を販売する会社の営業マンになりました。上司や先輩に同行したのは、はじめの三日間だけ。四日目からは一人で一軒一軒飛び込みをしてこいと放り出されました。

「大田区の池上一丁目一番地からずっと回ってこい」

どうしていいのか、何を言えばいいのかもわかりません。それでも、じっとしていても何もはじまらないので、意を決して駅前にあった釣り具屋さんに飛び込みました。これが私の営業人生のスタートでした。

はじめて成約したのは、大田区内の自動車部品の会社でした。

当時の私にできることは「対象物件」を探すこと。

年数の経った古い機器を使っている会社を探すのですが、あとはその会社に通い詰めるしかありません。「しつこい」と「熱心」は紙一重だと言われながらも毎日通いました。商品知識もないので、「古いから取り替えましょう」という営業くらいしかできないのですが、そういう会社を見つけたら逃さないぞと必死で食らいつきました。

入社した会社はいわゆるベンチャー企業で、当時急成長していました。全社員で五〇〇名。そのうちの九割が営業マンです。同期は一〇〇名いましたが、上司や先輩といっても年の差はほとんどありません。

入社して半年経つといきなりマネジャーになりました。部下を持ったのです。

会社には人材育成や教育体制が確立されていないので、マネジャーが自分の部下の教育をしなければなりません。

しかし、何をどうしていいのかわかりません。それでも上司としての責任を果たすため、本で勉強したりしながら、必死で部下にノルマを達成させてあげようと奮闘しました。

数々の失敗を経験しながら、試行錯誤の毎日でした。

 

苦労した人とそうでない人の違い

就職して一年が経った頃、久しぶりに大学時代の仲間と集まる機会がありました。酒を飲んで、仕事の話になりましたが、どうにも話がかみ合いませんでした。

翌日出社して、同僚に昨晩の違和感を話すと、「オレもいつもそう感じている」と言いました。

あとから考えてみると、それは当たり前でした。

当時はバブル経済絶頂期ということもあり、大企業に入社した新人は、大切に育てられ、一年たっても上司のカバン持ちをしていました。ですが、ベンチャー企業に入社した私たちは、半年後にいきなり部下を持ち、人の人生を背負うようなプレッシャーと戦いながら仕事で結果を出してきたのです。

大企業組とはまったく違う苦労を経験したために、成長することができたのです。そのため大企業組とはビジネスに対する感覚にずれが生まれていたのでしょう。

『中田英寿 誇り』(小松成美著/幻冬舎)に、元サッカー日本代表の中田英寿選手が他の日本代表選手を「今の世代の選手たち」と呼んだという件があります。それに対して、著者の小松さんはこう記しています。

「今の世代の選手たち。私は可笑しくなって少し笑った。中田も他の選手もほとんど歳が違わない。だが、中田の考えは周囲から比べればまるで老成したものだ。セリエAやプレミアリーグで積んだ経験は、中田に状況を俯瞰する客観性と自分を曲げない意志をもたらしていた」

ここでは早くに海外に出て、多くの苦労と経験を積んだ中田選手が、他の日本代表選手に比べて、著しく成長している様子が指摘されています。

 

三〇歳定年制

スポーツ選手の場合、第一線で活躍する期間は約一〇年くらいでしょう。

一般的にビジネスパーソンが活躍する年数を四〇年とすると、時間的には四分の一ですが、その分、密度は濃く、一年が四倍の四年に相当すると考えられます。

中田選手の場合、九八年のワールドカップフランス大会後、活躍が認められ、セリエA・ペルージャに移籍しました。それまで所属していた湘南ベルマーレとの契約を解消して、海外リーグへ行ったので、良い成績を収められず解雇されたとしても、日本のチームに帰ってこられるわけではなく、背水の陣でした。

国内にとどまってJリーグでプレーする選手に比べると、物理的、精神的に環境は過酷です。ですが、そこに身を置くことで、猛スピードで成長していった。その感覚が「今の世代の選手たち」という言葉で表現されたのでしょう。

偶然ですが、私も入社した当時、「うちの会社は三〇歳定年制だから、ほかの会社に勤めているヤツの五倍働くぞ」と同僚たちと冗談半分に言い合ったことがあります。私が勤めていたベンチャー企業の仕事はすさまじく、激務に耐えかねた人が三〇歳前後で辞めていったのでした。そうした中で私は、上場企業に就職した大学の同級生の五倍くらいのスピードで生きている感じがしていました。

成功したビジネスパーソン、中田選手に共通するのは、若き日の苦労によって、後に大きな成果を獲得したということです。

ただ、注意しなくてはいけないのは、苦しんでいるだけではいけないということです。苦しみから脱出するための試行錯誤こそが成長のエネルギーになります。『イチロー頭脳』(児玉光雄著/東邦出版)という本の中に、野球の本場アメリカ大リーグシアトルマリナーズで活躍するイチロー選手のこんな言葉が紹介されています。

「苦しんだから報われると思っていたら大間違いでしょう。同じ苦しむにしても、考えて苦しまないと。なにも考えないでただ苦しんでいても駄目だということですね。こんなに苦しんでいるんだからというところに逃げ込んだら、いつまでも違う自分は現れない。とにかく考えることですよ、無駄なことを。無駄なことを考えて、言葉にしようとしているうちに、なにかがパッと閃くことがあるんですよ」

 

結果よりもプロセスが大切

あなたは現在のポジションに満足していますか?
ポジションとは、経済力、能力、人間力、健康、社会的地位などです。

満足している人も、満足していない人も考えてほしいのですが、今のあなたの人生のポジションをつくったのは何でしょうか?

それは、あなたが過去にどんな経験をしてきたかによります。

桜の木は、年に一回、三月終わりから四月のはじめ頃、わずかに一週間ほど美しい花を咲かせ、光り輝きます。暑い夏、寒い冬を乗り越え、一週間の輝きのために一生懸命生きています。

人間も同じです。輝きを得るためには、それなりの苦労、困難が必要です。

たとえば、高校野球を思い出してください。夏の全国高等学校選手権は予選から甲子園の決勝まで二ヶ月ほどの間に行なわれます。大会は短期間のうちに終わってしまうのに、一瞬の喜びを得るために毎日泥だらけになってボールを追いかけています。

じつはこの日々の努力こそ大切なのです。

あなたは富士山の山頂に立ったことがありますか?

同じ山頂に立つのでも、ヘリコプターを使って一〇分くらいで行く方法もあれば、一合目から頂上まで歩いて行く方法もあります。

一〇分で到着したときの気持ちと、一合目から長い時間をかけて自分の足で歩き、途中イヤな思い、痛い思い、苦しい思いをしながら頂上に着いたときの気持ちを比べてください。

どちらのほうが達成感、充実感が得られるでしょうか?

大変だし、苦労もしたし、時間もかかったけれども、自分の足で歩いて登ったときのほうが、得られるものは大きいはずです。

人は結果から学ぶことはありません。人はプロセスからのみ学ぶ生き物なのです。

プロセスを省略して、結果だけを得ようとしたらどうでしょう。運よく結果を手に入れることはできるかもしれません。ですがプロセスをへた人に比べて、学びは少ない。その後を長い目で見ると、学びの差が大きな差になるのです。

 

私は典型的な凡人でした!

最近、努力することを好まない人が増えているという話を聞きます。でも、本当に努力しないでいい人生を送れるのでしょうか?

成功者は世の中に二パーセントしかいないと言われています。ならば世の中の九八パーセントの人は、まず自分自身が「凡人である」という事実を受け入れるべきです。

特別な才能や特別な能力のない九八パーセントの凡人が、二パーセントに入るためにはどうしたらいいでしょうか。

やはり努力しなければ入れないでしょう。

自分自身が凡人だということをまず受け入れ、一生懸命努力するということを覚えていかないと、本当の意味でいい人生を歩めないのではないかということです。

私は凡人の典型でした。何かに一生懸命に打ち込んだこともありませんでした。大学時代にスポーツに打ち込んだわけでもありませんし、学校の成績も特に良くなくて普通でしたし、何の取り得もない普通の人間、凡人だったんです。

 

「人生の免疫力」を高めよう!

私は、人より早い段階で重い責任を負い、大きな仕事を任せてもらえました。若いうちに、いろいろな体験をし、いろいろ失敗しました。

早い段階での小さな失敗、小さな挫折は、人生の免疫です。失敗や挫折を体験することで、少しずつ免疫力がついてきます。免疫力がついてくると、大きなアクシデントに出会っても、ついた免疫力によって対処することができます。

具体的に言えば、何かが起きたときの対処法、感情をコントロールする術なども学びました。このために「怒らない」を実行できているのです。

これは体と同じです。泥遊びなどをして、小さいうちにある程度の菌に接触すると、免疫力がついていきます。過剰に菌から隔離しようとすると、免疫力の向上が妨げられ、かえって病気になりやすい体質になる可能性があります。砂遊びや泥遊びは、自然に遊びながら外界からの菌に対する免疫をつける、とても良い遊びなのです。ドイツでは法律で、「子どもは泥んこになる権利がある」と定められているほどです。

ある国に、ゴキブリの多い町がありました。町はゴキブリを一掃しようと、大々的な駆除作戦を実施しました。

するとどういうわけか町に病人が増えました。いろいろ調べてみると、ゴキブリを駆除したことによって雑菌がいなくなり、町の人の免疫力が低下したことによって病気になる人が増えたということがわかりました。その町は適度にゴキブリを復活させました。

体の免疫力が強くなると、自然治癒力が強くなるというのと一緒で、人の怒りもちょっとずつ免疫をつけていくと免疫力がつくし、自分でそれをコントロールしていくという治癒力も強くなるということです。

 

子どもには失敗させよう!

子どもの教育でも同じことが言えます。

子どもが一人か二人の時代になり、放っておくどころか、先読みして手を打つ親が増えています。何をやるにも手取り足取りで、上手にやらせてしまいます。失敗することはありません。

これは困難を克服するチャンスを奪っているのです。「かわいい子に旅をさせない」行為です。

たしかに、親が手取り足取り面倒をみて、何事もうまくクリアしているうちは、子どもはストレスを感じることがないでしょう。

でも、そんな環境はいつまで続くでしょう。

親が何もかもやってあげられるのは、ごく限られた期間です。集団生活をはじめたとたん、自分の主張は、当たり前のように通らなくなります。そうしたときに、小さな失敗によって子どもがストレスを感じ、そこで爆発してしまうのです。それは感情をコントロールする訓練が不足しているのです。

子どもは小さな失敗を繰り返して成長します。それなのに親は子どもが失敗しないように先回りしてしまうのは大きな問題です。子どもが転んだら、すぐに手を差しのべないで、放っておくことがとても大切なのです。

小さな失敗をたくさんするメリットは、自分自身でリカバーするコツを体で覚えられることです。若いときにたくさんチャレンジし、失敗して挫折することはとても大切です。

 

ネクスト・チャンス

本当に恐れなければならないのは、何かにトライして失敗するリスクよりも、チャレンジしないリスクです。もちろん、初めてトライすることなら、誰だって「失敗したらイヤだ」と思うでしょう。

でも、そこで立ち止まっていては、何も変わりません。変わらないどころか、現状維持によって自分自身が陳腐化し、時代に取り残される危険もあります。本田宗一郎さんが、「成功とは、九九%の失敗に支えられた一%である」と言っているように、チャレンジのほとんどが失敗に終わることはめずらしくはないでしょう。

ですが、失敗すること自体は悪いことではありません。
失敗から何かを学ぶことができれば、それはもはや失敗とは言えません。

二〇〇五年に、プロ野球の千葉ロッテマリーンズを三一年ぶりの日本一へと導いたボビー・バレンタイン監督は、失敗した選手に対し、「ドンマイ」ではなく「ネクスト・チャンス」と言ったそうです。

エラーしたり三振した選手を罵倒したり怒鳴ったりすることはありません。ポンとお尻をたたいて「ネクスト・チャンス」と声をかけるだけです。「失敗してもいいんだ。お前はできるんだから次のチャンスに頑張ればいい」とロッテの若い選手に言い続けました。この言葉は失敗して立ち止まっている選手の心を次へと向けます。だから選手は伸びたのです。

 

ゴネ得はいずれイヤな思いをする

世の中には、やりたいことをすでに仕事にしている人と、やりたい仕事を将来するために今は泥水を飲んでいる人がいます。

今のあなたはどちらでしょうか?

私は数年前から、やりたいことを仕事にできるようになりました。かねてよりの夢であった教育事業です。

かつては、やりたくない仕事をやっていたこともあります。

やりたいことを将来やるために、やりたくない仕事でも、訓練とか能力を高めるためのキャリア形成のためだと考えて頑張っていました。今、目の前にあることに一生懸命に取り組み、頑張って能力を身につけ、キャリア形成をしてきました。

しかし、中には結果さえ得られれば、途中はどうでもいいと考える人もいるでしょう。

こんなことがありました。

コンピュータ・システムのトラブルによって、航空チケットの発券カウンターの前に長蛇の列ができていたときです。搭乗を希望する人たちは、不満に思いながらも、それなりに我慢していました。

ところが、一人の男性が突然、怒り出したのです。
「ふざけるな。オレは急いでいるんだ。早くチケットを出せ」

乱暴な言葉で、執拗に係員に迫ります。しばらくすると、その男性は物陰に呼ばれ、優先的に航空チケットを発券してもらったのです。

ゴネたことで得する人がいます。

でも結局、最後にはそういうヤツはいい思いができないんじゃないかなということです。こんなことを目の当たりにすると、結局、世の中「ゴネ得かよ」と思うかもしれません。

でも、目先でゴネたヤツが得することはあっても、長い目で見ればそんなことはありません。プロセスを省略して結果だけを得ても、その後の人生は実りあるものにはなりません。

人間はプロセスから学び、成長していくのです。こんなことを繰り返していれば、いずれ痛い思いをするでしょう。

マクドナルドの調理場にはメガネをかけた人がいないという話を聞いたことがあります。なぜかというと湯気でメガネが曇って何秒かの時間のロスが発生するからです。

トヨタ自動車では、作業時間を一秒縮めるために日々カイゼンが行なわれています。同じように多くの上場企業が生産効率を上げるため毎日一生懸命に取り組んでいます。会社を上場しようと思っても明日すぐに上場できるわけではありません。

そこにたどり着くためには、物事を一つひとつ積み上げていくことが必要です。

嶋津良智著『怒らない技術』より抜粋

【書籍紹介~目次】

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『怒らない技術』

 

●プロローグ 心と感情が人生を変える!

PART1怒らない技術
第1章 人生をうまくいかせるための「3つのルール」
●もっともシンプルな成功法則
●命と時間を大切にする!
●怒っても結果は同じ!
●すぐ怒る人は早死にする
●思った通りにいかないのは楽しいこと
●ゴルフは難しいから楽しい!
●ビル・ゲイツだって妥協しているはず!
●苦労と失敗の連続のおかげ
●苦労した人とそうでない人の違い
●三〇歳定年制
●結果よりもプロセスが大切
●私は典型的な凡人でした!
●「人生の免疫力」を高めよう!
●子どもには失敗させよう!
●ネクスト・チャンス
●ゴネ得はいずれイヤな思いをする

第2章 「あなたの感情」はあなた自身が決めている!
●目の前の出来事には何の意味もありません!
●人の心を左右するのは、出来事ではなく受け取り方
●同じ出来事でも、どう考えたかで結果は変わる!
●考え方を変えれば、感情はコントロールできる!
●自分の感情が怒りを生む
●子育てのイライラも
●「価値観の違い」を受け入れよう!
●「この人とは話をしたくないな」
●本当に自分は正しいのだろうか?
●友人の言葉に感じた怒りの感情は何だったのか
●情報に感情をコントロールされないようにする!
●怒りは脳の老化現象
●人生の成果は考え方、心構えによって変わる
●あなたは何のために生きていますか?  
 
第3章 感情コントロールは人生コントロール
●過去は変えられない。未来は変えられる
●松下幸之助と松井秀喜の言葉
●電車が来ない、バスが来ない、エレベーターが来ない
●晴れたら喜ぼう。雨が降っても喜ぼう。何があっても喜ぼう
●他人は変えられない
●感情は行動に大きな影響をおよぼす
●一流と二流の違い!
●怒りは無謀をもって始まり後悔をもって終わる
●「怒らない」と決めてしまおう!
●「落ち込まない」と決めてしまおう!
●他人のせいにするのはやめよう!
●他人の言う通りにして失敗しても自分の責任
●感情コントロールのレッスン「赤信号は渡らない」

PART2 怒り・イライラと無縁になる25の習慣
第4章 「イライラ」を感じなくなる習慣
習慣1 迷ったら、決断しない!
習慣2 自分の欠点を利用する
習慣3 常に最悪の事態を考えておく!
習慣4 何よりも準備に重きを。『出かける前チェックリスト』をつくる
習慣5 自信がないので仕事も生活も分相応に
習慣6 目標はできる限り低く設定する
習慣7 一人勝ちできる場所を見つける!
習慣8 身の周りをきれいにしておく
習慣9 理想主義や完璧主義はやめる
習慣10 自分の問題か、相手の問題かをはっきりさせる
習慣11 秘密を持たない
習慣12 大事なことはどんどん忘れる
習慣13 すぐ聞くことでモヤモヤを解消する
習慣14 イライラする環境に身を置かない
習慣15 イライラするものから目を背ける
習慣16 一方的に話さない
習慣17 三合(さんあい)主義で生きる
習慣18 自信があることにはわがままに生きる
   
第5章 自分を気持ちよくする習慣
習慣19 自分の成長を自分で認める
習慣20 ささいなことで自分を褒める
習慣21 自分が気持ちよくなる過ごし方を知っておく
習慣22 朝の時間を大切にする!
習慣23 身近な人にいいところを五〇あげてもらう
習慣24 気持ちを伝え合う
習慣25『疲れた』『時間がない』『忙しい』は禁句

第6章 今すぐ怒り・イライラが消える11の特効薬
特効薬1 神様が自分を試しているに違いない
特効薬2 これはちょうどいい
特効薬3 むかつく相手との出会いに感謝!
特効薬4 価値観メガネを変えてみる
特効薬5 その場から逃げる
特効薬6 第一感情を大切に
特効薬7 不愉快はこまめに吐き出せ
特効薬8 すぐに謝ろう
特効薬9 『まあいっか』の精神も大切
特効薬10 事態は変わる。だから、ちょっと我慢
特効薬11 それでも怒りが収まらないときは寝る

●あとがき

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