呼吸を変えたら願いが叶う!?人生を好転させる、そんな「まさか」な呼吸法!

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あなたは今日、何回呼吸をしましたか?

 

覚えていませんよね?さすがに無意識ですから。

 

このように私たちが「無意識」に行っていることが、どれほど沢山あることか…

 

ちょっとそんな「無意識」について、「意識」してみませんか?

 

今回は、普段はまず考えない呼吸についてのテクニックをご紹介します。

 

まずは深呼吸をして、落ち着いて読んでみてくださいね!

 

 

「息づかいを変えれば、心も体も変わる」

 

そんな発想の元に呼吸法を考案し、多くの方から絶大な支持を受けているのが倉橋竜哉氏です。

 

倉橋氏は幼い頃、生まれたばかりの弟が亡くなられた時に父親から、
「死ぬということは、息ができなくなることだ。おまえは息ができることに感謝しなさい」
と教わったことをきっかけに、呼吸に興味を持たれました。

 

医療や禅、スピリチュアルなど、あらゆる呼吸法を学習・実践されました。
そして、怒りやイライラの軽減、緊張緩和や集中力・継続力の増強など「セルフコントロール」と「呼吸」の関係に着目して研究を続けられ、「マイブレス式呼吸法」を開発されました。

 

その後、「日本マイブレス協会」を設立し、呼吸法を活かした心身の調え方や、どんな外的状況においても心がブレない技術を多くの人に伝授し、日々講師の育成を行われています。

 

今では1000名を超えるカウンセラーやコーチを育成支援され、メガバンクや大手企業などから多くの研修依頼を受けるなど、引く手あまたな高い評価を得られています。

 

そんな倉橋氏は教えてくれます。

 

「心の状態や体の状態が、無意識のうちに呼吸に現れるのですが、逆に言えば、呼吸の仕方を変えることで、心の状態、体の状態を良くしていける。その方法がマイブレス式呼吸法なのです。」と。

 

息が深い人、浅い人、穏やかな人、荒く乱れている人……息遣いは人それぞれですが、その人の生き様が必ず息遣いに現れるというのです。

 

そして、逆もまた正しく、息遣いを変えることで望みの人生を得ることができるのだと。

 

では、望み通りの人生を得る呼吸法とはどんなものでしょうか?

 

倉橋氏はその呼吸を、「心体放流願」の5つの種類に分けてわかりやすく教えてくれます。

 

  • 運力を高める心をつくる「心」
  • 不調に振り回されない体をつくる「体」
  • 過去のトラウマや思い込みを手放す「放」
  • 世の中の流れに乗る「流」
  • 夢や目標など願い事を叶える「願」

 

これら5つの呼吸法に順に取り組むことで、思い通りの人生を手に入れられるというのです。

 

例えば、①運力を高める心を作る「心」の呼吸法では、「ツキの呼吸」を教えてくれます。

 

「どうせ私はツイていないしとか、いつも自分だけ運が悪い」と思っている人におススメの呼吸法です。

 

こちらは、月の満ち欠けをイメージしながら行う呼吸法で、目を閉じて、一度顔を下げることから始まります。周りが真っ暗闇の新月を想像し、そこから、月が4分の1ずつ満ちていくイメージで目線を上げます。4度目に目線を上げた時には顔が上を向き、満月をイメージしていることでしょう。

 

うつむいたままの呼吸は苦しいのですが、顔を上げていくことで快適な呼吸を行えるようになります。同時に、新月から満月になるイメージを持つことで、肉体的な苦しさだけでなく、精神的な苦しさも解放していきます。

 

このように呼吸とイメージを意識しながら心を穏やかにすることで、モノの捉え方を変えていき、運を呼び寄せるのです。

 

詳しい呼吸方法は後述しますが、ほかにも様々な効能が期待される呼吸法を紹介してくれます。

また、②~⑤の呼吸法も実践することで、心や体、気持ちや未来などを思い通りの状態に持っていくことが出来るようになるといいます。

 

あなたもこのマイブレス式呼吸法を実践し、自分の人生を意識的に変えていってはみませんか?

 

早速読み進めていきましょう!

 

はじめに-息を吐き切るだけで、人生の流れは変わる
序章 呼吸で人生を変える「心体放流願」とは?
「なぜか間の悪い人」の息づかいの共通点
息の深さが、「余裕」のバロメーター
大切なのは、「息づかい」と「イメージ」
息づかいもイメージも、自分でコントロールできる
「願い事」が叶う人と叶わない人の違い
呼吸で人生の流れを変える5つのステップ「心体放流願」
ネガティブ、マイナス思考でも大丈夫
「補う」より「手放す」
「前向きなフリ」を手放す
無理矢理ポジティブになろうとすると、呼吸も苦しくなる
「手放せば手放すほど、多くが手に入る」法則
過呼吸症候群のメカニズム
「過欲求症候群」になっていないか?

 

はじめに
──息を吐き切るだけで、人生の流れは変わる

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「呼吸」に対する、大きな勘違い

いきなりの質問で恐縮です。

「昨日、何回ぐらい息を吐き切りましたか?」

起きているときはもちろん、寝ているときも絶え間なく続けている呼吸ですが、「息を吐き切る」という場面は、何回あったでしょうか。

昨日がたまたま誕生日だったという人は、バースデーケーキのロウソクの炎を吹き消すときに、息を吐き切ったかもしれません。

しかし、普段の生活で「息を吐き切ることなんてめったにない」という人も多いのではないでしょうか。

この本は、呼吸を通じて「人生の流れを変える」のがテーマですが、もし「息を吐き切るだけで、人生の流れが変わる」としたら……(!)。

今すぐにでもやってみたいと思いませんか?

多くの人が、呼吸に関して、大きな勘違いをしています。

私たちが生きていくためには、酸素が必要です。それを体に取り込むために呼吸をしているわけですが、酸素がたくさんほしいからといって、息をたくさん吸おう吸おうと意識しても、実はたくさん吸うことはできません。

逆に、まずしっかり吐くことに意識を向けると、吐いた後にたくさんの息を吸うことができます。

「呼吸」という言葉は、「呼」「吸」という2つの漢字から成り立っていますが、「呼」とは「息を吐くこと」を表します。

つまり「呼吸」とは、「息を吐いてから吸う」ことであって「吸ってから吐く」ことではありません。

「吐くほうが最初」です。しっかり吐くことで、しっかり吸うことができるのです。

 

「息づかいを変えれば、心も体も変わる」呼吸法

はじめまして、倉橋竜哉と申します。
 
冒頭から唐突な質問で失礼いたしました。
 
私は、日本マイブレス協会という団体で、「マイブレス式呼吸法」を皆さんにお伝えしています。
 
私たちの心の状態、あるいは体の状態は、無意識のうちに「呼吸(息づかい)」に現れます。
 
焦っている人は息が浅くなりますし、不安に押しつぶされそうになっているときは息が詰まります、体の調子が悪いときも、呼吸が不安定になります。
 
逆に、心と体が穏やかで健康なときは、呼吸も穏やかで深い息づかいになります。
 
心の状態、体の状態が、無意識のうちに呼吸に現れるのですが、逆に言えば、呼吸の仕方を変えることで、心の状態、体の状態を良くしていくことができます。
 
その方法が、「マイブレス式呼吸法」です。

息が深い人、浅い人、穏やかな人、荒く乱れている人……、息づかいは人それぞれです。少し大げさに聞えるかもしれませんが、その人の生き様は必ず息づかいに現れます。

さらに言えば、逆もまた真なりで、息づかいを変えることで、人生を変えることができるのです。
 
私たち日本マイブレス協会の門を叩く「人生の流れを変えたい」という人は、はじめは、息を吸うことばかり考えているような人がほとんどです。
 
もっとたくさんお金を手に入れないと、もっといい仕事を見つけないと、もっとたくさん働かないと、もっとたくさん勉強しないと、もっと多くの人と仲良くならないと、もっと、もっと……。もう肺がパンパンになって息が吸えないのに、口だけパクパクさせて息を吸おうとしているように見えます。
 
そんな人には、「まず息を吐き切りましょう」という話をします。
 
これは比喩ではなく、実際にその場で息を「ふぅーっ」と吐き切ってもらいます。
 
たったそれだけのことですが、「肩の荷が下りたようにラクになりました」とか、「モヤモヤしていた気持ちがスッキリしました」といった声をいただきます。

 

「息を吐き切る」メリット

実は「息を吐き切る」ことには、その後にたくさん酸素が吸えるようになるという肉体的なメリットだけではなく、心理面でもさまざまな効果をもたらします。

イライラしたり、腹が立っている人は、落ち着きを取り戻すことができます。

不安や心配事、緊張で息が詰まっている人は、リラックスして心をゆるめることができます。

「もっと、もっと……」と渇望感に振り回されている自分とは少し距離を置いて、自身を見つめ直すこともできるようになります。

 

人生を変える呼吸「5つのステップ」

本書では、あなたの人生の流れを変えるために、「心体放流願」という5つのステップの「マイブレス式呼吸法」を伝授します。

呼吸はまず体の中の息を吐き出すところから始めるのと同様に、まず自分の中に溜め込んだもの、ギュッとつかんで離せなくなっているものを手放すところからスタートします。

「もっと、もっと……」と思い込んでいる人にとっては、はじめのステップは望むものを得られないことに物足りなさを感じるかもしれませんし、せっかく手に入れたものを手放すことに恐怖を感じるかもしれません。もしかしたら、「この本は、何でも手放して清貧に生きることを押しつける本なのか?」といぶかしく思う人もいるかもしれません。

慎ましやかに生きることは、それはそれですばらしいことですが、本書はそれを押しつけるものではありません。

「心体放流願」という5つのステップの「マイブレス式呼吸法」を実践することで、「あなたの人生で不要なものを手放すことで、より多くのステキなものが手に入る」ことを実感してほしいのです。
 
心も、体も、そして人間関係や経済的にも「より豊かな人生の流れ」を手に入れてください。
 
そのために、どうか焦らず、たゆまず、本書に書いてあることを一つひとつ丁寧に進めていきましょう。
 
まずは、ここで一度「息をしっかり吐き切って」、次のページを開いてみてください。

 

序章
呼吸で人生を変える「心体放流願」とは?

「なぜか間の悪い人」の息づかいの共通点

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あなたのまわりに、「なぜか間の悪い人」はいませんか?

いつも変なタイミングで失敗をしたり、まわりの空気を重くしてしまったり……。

本人は真面目で、悪意がないとわかっていても、そんな人に巻き込まれてイライラさせられた経験はないでしょうか。

中には、奇跡的な巡り合わせで「いつもうまくいかない」という人もいます。

例えば、たまたまお土産にケーキを買って帰ったら、みんながケーキを食べている最中だったというようなケースです。

本人に悪意はないのに、「絶妙」でかつ「奇跡的」なタイミングで、なぜか「間の悪いこと」ばかり起きる人がいます。

タイミングだけの問題であれば、誰もが同じ確率で遭遇するはずです。しかし、それが同じ人に集中するのはなぜでしょうか?

間の悪い人に共通していることがあります。

それは、「余裕がない」ということです。

いつもバタバタして、焦っていたり、視野が狭くて、まわりの変化やその兆しに気がつきません。まわりの人に振り回されて、「やらなきゃいけないこと」が多く、時間やお金が足りなくて、自分のことが後回しになりがちです。

そして、余裕がない人に共通しているのが、「いつも息が浅い」ということです。

本人は余裕がないので、気づいていないかもしれませんが、まわりから見れば、「ゼーゼー、ハーハー」と息切れをしそうなぐらい浅く苦しそうな呼吸をしています。

 

息の深さが、「余裕」のバロメーター

一方、それほど頑張っているように見えなくても、なぜか「間の良い人」もいます。

よくラッキーなことが起こったり、すばらしいご縁に恵まれたり、いろんな巡り合わせが良く、まわりからも愛されている人です。

そのような「間の良い人」は、ほぼ例外なく「余裕がある」ように見えます。

変化や兆しに気がつきやすく、落ち着いているので、トラブルを最小限の被害に受け止める余裕があります。余裕があるので、率先して誰かのために何かをしてあげることはもちろん、自分のために、時間やお金を使うこともできます。

そして、余裕がある人に共通しているのが「息が深い」ということです。

ゆったりとしたリズムで、リラックスした深い呼吸をしています。

「余裕があるから息が深くなる」と言えますが、逆に言えば、「息を深くすれば、余裕ができる」とも言えます。間の悪さをなんとかしよう、心にもっと余裕をつくろうと思っても、なかなか意識して改善できるものではないですが、「息を深くする」ことは、意識的に行なうことができます。

本書では、呼吸の仕方を変えるだけで、人生の流れを変わる方法についてお伝えします。

ワンポイント
息を深くすれば、心に余裕ができる。

 

大切なのは、「息づかい」と「イメージ」

呼吸で人生の流れを変えるために大切なポイントは、次の2つです。

「息づかい(呼吸)」と「イメージ(想像)」です。

息づかいとイメージには、とても重要な共通点があります。それは、「無意識でもできるし、自分の意志で意識してコントロールすることもできる」という点です。

息づかいについては、すでに述べたとおりですが、イメージについても同じことが言えます。

ふと気がつくと、無意識のうちに何かを想像、妄想しているときはありませんか?

楽しかった出来事を反芻していたり、これから先の楽しみにワクワクしていたり、逆に、やってしまったことを思い返して後悔したり、誰かにされたことに腹を立てていたり、まだ起きていないことを不安に思って怯えたり……。特に「今から想像しよう」と意識しなくても、いつの間にか勝手に頭に浮かんでくるイメージがあるはずです。

 

息づかいもイメージも、自分でコントロールできる

一方で「今日の晩は何を食べようかな?」と考えることで、意識的に自分の頭に浮かぶイメージをコントロールすることができます。そして、何かをイメージしているときは、そのときの頭の中の状態が、息づかいに現れます。

イライラすること、不安なこと、後悔していることをイメージすると、自ずと息が浅くなったり、詰まったりします。穏やかなことをイメージすると、自ずと呼吸も深く、そして穏やかになります。

イメージを変えれば、息づかいも変えることができ、逆に、息づかいを変えれば、イメージを変えることもできるのです。

「未来は、自分のイメージしたとおりになる」とはよく言われることですが、気がつくと悲観的なイメージばかりしてしまうという人も多いでしょう。

プラス思考、ポジティブ思考になりたいと思っているけれど、なかなかそれができないという人は、息づかいを変えてみてください。

まず「息づかいを変える」、次に「イメージを変える」。

その2つを意識するだけで、自ずと人生の流れも変わってきます。

 

「願い事」が叶う人と叶わない人の違い

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神社の絵馬や、七夕の短冊に「願い事」を書いた経験はありますか?

よくビジネス書や自己啓発書などで「願い事は、紙に書けば叶う」と書かれているのを目にします。占いの本などには「願うだけで叶う」と書かれたものもあります。

果たして、願い事は紙に書けば叶うのでしょうか? あるいは、願うだけで叶うのでしょうか?

結論から言えば、それで叶う人もいますし、叶わない人もいます。

その違いは、その人に「受け取る準備」ができているかどうかです。

願えば(あるいは、願い事を紙に書けば)必ずそれを叶えるためのチャンスはやってきます。

例えば、神社の絵馬に「合格祈願」と書けば、それを叶えるための学びの機会は必ず目の前にやってくるでしょう。

でも、それを生かして合格できるかどうかは、当たり前ですが、自分次第となります。絵馬に願い事を書くだけで合格が手に入れられるほど、神様も甘くはありません。

願い事をすると、それを叶えるためのチャンスが目の前にやってきます。

それがよほど無謀だったり、人の道に反していない限り、誰でも必ずチャンスが巡ってくるのです。

しかし、どんなにすばらしいチャンスが目の前にやってきたとしても、こちらの準備ができていないと受け取ることができません。

準備ができていないと、そもそも目の前のチャンスに気づくことすらありません。

気づいても、両手に余計なものを握っているせいで、それをつかむことができないかもしれません。たとえつかんだとしても、能力不足でこちらが振り回されてしまうかもしれません。

この本では、呼吸を通じて「受け取る準備」をします。本書で紹介する「マイブレス式呼吸法」を実践すれば、余計なものを手放し、目の前にきたチャンスを見つける目を養い、しっかりとつかみ、それを生かす素地をつくることができます。

ワンポイント
チャンスは必ずやってくる。呼吸法で、願い事をする前に「受け取る準備」をする。

 

呼吸で人生の流れを変える5つのステップ「心体放流願」

先ほど、願えばチャンスはやってくる、しかし「受け取る準備」ができていなければ、願いを叶えることはできないという話をしました。
 
その受け取る準備をするための「心体放流願」という5つのステップを紹介します。
 
なんだか難しそうですが、シンプルなメソッドですので、どうぞご安心ください。心体放流願とは、「心」「体」「放」「流」「願」と、一文字ずつにそれぞれ意味があります。そして、それぞれに効果的な「マイブレス式呼吸法」があります。

①運力を高める心をつくる「心」
固定概念を手放し、物事の見方を変えることで、今まで目の前にあったのに見えなかったチャンスや幸運が見えるようになります。自ずとチャンスをつかみやすくなり、運力(ツキ)も高まります。

 
ここでは運力を高める「ツキの呼吸」という呼吸法をお伝えします。「どうせ私はツイていないし」とか、いつも自分だけ運が悪いと思っている人にオススメします。

②不調に振り回されない体をつくる「体」
どれだけすばらしいチャンスを手に入れたとしても、体調が不安定だと、それに応えることができません。チャンスが巡ってくると、生活のリズムが変わり、一時的に体に負荷がかかることもあります。

ここでは、自分の体をメンテナンスするための「見つめる呼吸」をお伝えします。

体調が不安定な人、なぜか疲れやすい人、不眠気味の人にオススメします。

③過去のトラウマや思い込みを手放す「放」
本当は明るく楽しい未来のことを考えたいのに、なぜか過去の怒りや後悔のことばかり考えてしまうことはありませんか?

腹立たしいことばかり考えると、腹立たしい出来事をさらに引き寄せてしまいます。さらに、過去の失敗のことばかり考えていると、これから先も失敗を引き寄せてしまいます。

ここでは、過去の怒り、恨みつらみ、後悔などを手放す「ゆるしの呼吸」をお伝えします。ゆるせない人がいる人、過去の自分をゆるせない人にオススメします。

④世の中の流れに乗る「流」
ものすごく頑張っているのに努力が報われない人もいれば、それほど努力しているようには見えないのにスムーズにいっている人もいます。

世の中の流れを見て、それに乗れる人は、何をやってもうまくいきますし、流れに逆らう人は、必要以上に苦労したり、疲弊してしまいます。

ここでは、世の中の流れを見て、それに乗るための「合わせる呼吸」をお伝えします。「努力をしてもなぜか報われない」「なんとなく世間の歯車からズレている気がする」という人にオススメします。

⑤夢や目標など願い事を叶える「願」
ここまでの4ステップ「心」「体」「放」「流」は、チャンスを「受け取る準備」でした。十分な準備ができれば、いよいよあなたが望む人生の流れを手に入れるための「願い事をする」ステップに入ります。

ここでは、自分の理想とする未来を手に入れるための「想いを描く呼吸」をお伝えします。叶えたい夢や目標をお持ちの方はもちろん、まだ夢なんてわからないという方にもオススメします。

以上が「心体放流願」の5つのステップです。

夢や目標などを叶える最後の「願」から取り組みたくなる気持ちもわかりますが、何事も「順番が大切」です。

一つひとつのステップに丁寧に取り組むことで、あなたの人生の流れを変えることができます。どうか焦らず「一息ついて」、先にお進みください。

ワンポイント
取り組む順番を大切にすれば、呼吸で人生の流れは変わる。

 

ネガティブ、マイナス思考でも大丈夫

「ついついイヤな未来ばかり考えてしまう」「自分にはできないと思ってしまう」「人や自分の欠点ばかり見つけてしまう」……。
 
そういった人にオススメなのが、この「心体放流願」の呼吸法です。
 
無理に「ポジティブに考えないといけない」と自分を追い込む必要はありません。あなたは今のままでも大丈夫です。
 
マイナス思考、ネガティブ思考と呼ばれているものは、実は人間が自分を守ろうとする本能なのです。

「イヤな未来ばかり考えてしまう」のは、危機を予知して回避するために必要です。「自分にはできないと思ってしまう」のは、自分に無理や無茶をさせず、命を危険にさらすのを防ぐ効果があります。「人や自分の欠点ばかり見つけてしまう」ことで、トラブルの発生を未然に防ぐことができます。
 
常に命を落とすような危険と隣り合わせだった原始時代には、こういった「マイナス思考」「ネガティブ思考」の人間が生き残ることができました。
 
その祖先の血を引き継いでいる私たちの大半が「マイナス思考」であり、「ネガティブ思考」であるのは、当たり前のことなのです。
 
実はこれを書いている私自身もそうなのですが、多くの人が「私はどちらかというとネガティブである」と考えています。どんなことでも笑いに変える仕事の落語家やお笑い芸人であっても、「私はネガティブ人間だ」と思い込んでいる人は多いのです。
 
だから、これを読んでいるあなた自身が「マイナス思考」だったり、「ネガティブ思考」であっても落胆しないでください。少なくとも本書では、そういった「自称ネガティブ」な人でも安心して取り組める内容になっています。

 

「補う」より「手放す」

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ネガティブな人は、欠落した穴を埋めるように、「あれもやらないと」「これもやらないと」と自分に足りないものを補おうとしがちです。
 
しかし、まず大切なことは「補うこと」よりも「手放すこと」です。
 
お気づきかどうかわかりませんが、すでにあなたは両手いっぱいにたくさんのものを持っています。これ以上、新しいものを持つのは苦しくありませんか?
 
心体放流願の呼吸法では、「人は本来ネガティブ思考である」ということを前提に、まず「手放すこと」を行ないます。本当に大切なもの、実はいらないものを見極めて、いらない価値観や不要品は手放して、どんどん身軽になりましょう。
 
問題なのは、本当はネガティブなのに、ポジティブなフリをしなくてはいけないと「息苦しいばかりの頑張り」を続けている人です。

ワンポイント
足りなくても大丈夫。大切なことは補うことよりも手放すこと。

 

「前向きなフリ」を手放す

本当はネガティブで内向的なのに、立場上どうしても「ポジティブに見られたい」という人も多いことでしょう。

そのような人は、「ポジティブさを装っている自分」に息苦しくなることはありませんか? あるいは、そのようなポジティブ教(狂?)の信者のような人を見て、息苦しさを感じることはありませんか?

まわりの人に対して無理に明るく接したり、いつも元気に振る舞ったり、「私は前向きだ、私は前向きだ」と自分に何度も言い聞かせたり……。でも、1人になったときにその反動が来てドーンと落ち込むことはないでしょうか。

精神的に落ち込むだけでなく、疲れが溜まって取れなくなったり、疲れているのに眠れなくなったり、肌荒れや吹き出物などが目立つようになったり、胃が荒れたり、便秘や軟便など消化器系が不調になったり……。体にまでその症状が現れることがあります。

営業・販売や人前に立つ講師などのように、人に接する職業であれば「明るく振る舞う」ことが求められますし、そうでない仕事でも、暗い人よりも笑顔が多い人のほうが好かれますよね。マナーとして、少し元気を出して明るく振る舞うことは社会人として必要でしょうし、それによって気疲れがあるのは、多かれ少なかれ誰でもあることです。

しかし、「前向きに考えないと幸せになれない」「ポジティブでなければ成功しない」と思い込み、いつの間にか自分自身を追い詰めていたり、まわりから距離を置かれて「痛い人」に見られたりするようであれば、自分はポジティブ教の信者になっていないか、我が身を振り返ったほうがいいでしょう。

 

無理矢理ポジティブになろうとすると、呼吸も苦しくなる

本当はネガティブな自分でいたいのに、無理矢理ポジティブになろうとするとき、自分の呼吸に注目してみてください。おそらく息が浅く、息苦しくなっているはずです。

その「息苦しいばかりの頑張り」で得られることは何でしょう?

売上が少し上がることでしょうか? 次の契約が取れることでしょうか? まわりの人に嫌われないことでしょうか? 目の前のことはなんとかクリアできたとしても、それがこれからずっと続くとしたらいかがですか? それでも「息苦しいばかりの頑張り」をあと何年も何十年もずっと続けることができますか?

おそらくどこかで心と体が悲鳴を上げて、ギブアップしてしまうでしょう。

本書は「とにかくポジティブに頑張りましょう」という内容ではありません。むしろ「息苦しいばかりの頑張り」を手放して、無理なく穏やかな心のままに人生の流れを変える方法についてお伝えします。

ワンポイント
「息苦しいばかりの頑張り」を手放せば、穏やかな人生が手に入る。

 

「手放せば手放すほど、多くが手に入る」法則

もしかして、あなたはこの本を読むことで「新しいものが手に入る」と期待していませんか?

だとしたら、ゴメンナサイ。おそらくあなたは本書を読むことで「手に入るもの」よりも「手放すもの」のほうが多いでしょう。「読めば読むほど、損をする本なのですか?」とビックリされるかもしれませんが、どうぞご安心ください。手放すものが多いと言っても、自分ばかり損をしたり、今よりも貧しくなることではありません。
 
過去のトラウマだったり、ゆるせない出来事だったり、自分を縛る思い込みだったり、いつも失敗するパターンだったり、そういったものが、まるで足かせや贅肉のように心にまとわりついていませんか?
 
一説によると人間の記憶力は、ほぼ無限大と言っていいほどの大きな容量があるそうです。頭にいくらでも詰め込めるからといって、余分なものや昔は大切だったけれど、今はもう必要ないものをたくさん抱え込んでいる人がとても多いのが現代社会です。

「新しいものを手に入れる」前に、今持っている余分なものを手放して、まずは身軽になることが先決です。

心と頭のダイエット、そして、デトックス(排毒)を行ないましょう。

 

過呼吸症候群のメカニズム

たくさん息を吸っても深い呼吸はできませんが、まずしっかりと「吐き出す」と、その後にたくさんの息が吸えるようになります。

「過呼吸症候群」という症状があります。不安感やストレスなどで、発作的なパニック状態に陥り、息を吐くことが困難になってしまうものです。

息を吐けなくなると、血中の二酸化炭素の濃度が下がり、手足のしびれや硬直、けいれん、胸痛などを誘発します。何よりも普通に呼吸することができなくなって、さらにパニックを誘発し、もっと呼吸が困難になることがあります。息が苦しくなるので、もっと吸おう吸おうとしてしまい、さらに息苦しくなるわけです。
 
精神的に深いダメージを負ってしまったとき、それを思い出したとき、あるいは満員電車などの人が多くて狭い空間に押し込められたときに起こりやすいと言われています。

この症状の対処法として、一昔前までは「ペーパーバッグ法」という処置が推奨されていました。症状が出た人の口に紙袋やビニール袋を当てて、呼吸をさせる方法です。こうすることで二酸化炭素の血中濃度を高める効果があるのですが、やりすぎると酸欠で窒息するおそれがあるため、今ではあまり推奨されていません。

現在では、過呼吸症候群の対処法の1つとして、「大丈夫?」「どうしたの?」と質問を投げかけて「とにかく喋らせる」という方法が推奨されています。

喋らせることによって、気持ちが落ち着いて、さらなるパニックを抑えることができ、何よりも喋ることで自然と「息を吐く」ことができるようになります。

 

「過欲求症候群」になっていないか?

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過呼吸症候群は肉体に現れる症状ですが、「幸せになるためにはもっと多くを手に入れなければ!」と思い、「もっともっと」と苦しくなってしまうのは、いわば「過欲求症候群」(私の造語です)と言えます。

飲めば飲むほど喉が渇いて苦しくなる塩水のように、「どこか間違っているような気がする、でも今さらこれをやめられない」という状態に陥っていたりしませんか?

実は多くの人にとって、新しいものを手に入れることよりも、すでに手に入れたものを手放すことのほうが難しくなります。
 
そして、年齢を重ねれば重ねるほど、その傾向はどんどんと強くなります。
 
手放すのが苦手な人にとっては、本書がそれを始める良いきっかけになるはずです。
 
何も手放せなくなって息が詰まるような生活になる前に、ぜひ「手放し上手」になって身軽な自分を手に入れましょう。そのベストな方法が、「マイブレス式呼吸法」です。

ワンポイント
求めれば求めるほど苦しくなり、手放すほどにラクになる。

 倉橋 竜哉著『呼吸を変えると、人生が良くなる』より抜粋

 

【書籍紹介~目次】

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『呼吸を変えると、人生が良くなる』

 

はじめに――息を吐き切るだけで、人生の流れは変わる

序 章 呼吸で人生を変える「心体放流願」とは?
「なぜか間の悪い人」の息づかいの共通点
息の深さが、「余裕」のバロメーター
大切なのは、「息づかい」と「イメージ」
息づかいもイメージも、自分でコントロールできる
「願い事」が叶う人と叶わない人の違い
呼吸で人生の流れを変える5つのステップ「心体放流願」
ネガティブ、マイナス思考でも大丈夫
「補う」より「手放す」
「前向きなフリ」を手放す
無理矢理ポジティブになろうとすると、呼吸も苦しくなる
「手放せば手放すほど、多くが手に入る」法則
過呼吸症候群のメカニズム
「過欲求症候群」になっていないか?
体験談 「最後には必ず成功できる」という確信と自信がついた(講師、政策研究員・高坂一彦さん)

心の章 幸運を呼び寄せて、ツキを高める――「ツキの呼吸」
運を高める「ツキ」のルーツ
「ありがたい」と受け取る感受性
「月の満ち欠け」と「人生のバイオリズム」
「後悔」とは、今の不満を過去に投影したもの
「ツキの呼吸」のやり方
「ツキの呼吸」の重要ポイント
物事を「幸運」側から見るトレーニング
手のひらを上に向けると、なぜ「受け取り上手」になれるのか?
なぜ顔を上げるだけで、思考が変わるのか?
「冷たい光」で、慢心は消えていく
「感謝の言葉」で、心に余裕が生まれる
「ありがとうございます」と呼吸の秘密
見える世界が変わる「思考の三原則」と呼吸
「ツキの呼吸」を習慣化するコツ
奇跡を起こすのではなく、視野を広げる呼吸法
すでに持っている「宝物」に気づくために
体験談 心に余裕ができて、道がひらけました(声優・遠藤章史さん)

体の章 自分の体をいたわり、癒す――「見つめる呼吸」
体の声を無視していないか?
「痛み」は、心のエネルギーを奪う
健康を「モノ任せ」にしてはいけない
江戸時代から伝わる、体をいたわる方法
あの白隠禅師が実践していた呼吸法
「見つめる呼吸」のやり方
「見つめる呼吸」の重要ポイント
意識を向けるだけで、体は癒される
自分の意識で「手当て」する
「見つめる呼吸」の効果を引き出す3つのポイント
「全身のお遍路巡り」をする
「見つめる呼吸」の注意点
細かく見つめたほうが、効果は引き出せるけれど……
「痛み」と「原因」が同じ場所にあるとは限らない
「眠れない」夜に使える呼吸法
意識を向けると、その部位の血流が増える
「見つめる呼吸」で、自分をいたわる習慣
体の次は、心を整える
体験談 卒業試験に合格しました(元医大生・前島貴子さん)

放の章 過去のトラウマや思い込みを手放す――「ゆるしの呼吸」
2種類の「ゆるす」──「赦す」と「許す」の違い
「どうしてもゆるせない相手」をいつまで抱える?
「どうしても自分をゆるせない」3つのパターン
「ゆるさない」は、自分を罰すること
ゆるせる人、恨みをこじらせる人
「ゆるす」ことで手に入る2つのこと
「ゆるせない」を生きるエネルギーに変える呼吸法
「ゆるしの呼吸」のやり方
「ゆるしの呼吸」の重要ポイント
「ゆるしやすくなる」秘策
「主観」から「客観」にしたほうがいい理由
モノクロ写真にすれば、遠い過去になる
小さくすれば、気にならない
「ゆるせない」を食べて、3つの成長を手に入れる
あのときのままで時間が止まっていないか?
人類最強の強さとは、「ゆるせること」である
家族や知人が殺された女性の「ゆるし」
体験談 ゆるすことで、投資がプラスになりました(介護事業経営・池田勇さん)

流の章 世の中の「流れ」に乗る方法――「合わせる呼吸」
息づかいを見れば、相手の心まで見える
息を合わせるだけで、会話力がアップする
「合わせる呼吸」のやり方
「合わせる呼吸」の重要ポイント
相手のココを見て、息づかいを見極める
相手の呼吸をコントロールして、会話の主導権を握る技術
子どもの寝かしつけ、夫婦関係にも効果てきめん
森の息づかいを感じて、リラックスする方法
「合わせる呼吸」が得意な人、苦手な人
「合わせる呼吸」が苦手な人のための楽しいトレーニング術
「視覚」以外の四感で「感じる」練習
「世の中の息づかい」を読む大切さ
「世の中の息づかい」を読めるようになる秘策
「お金のめぐり」と「息づかい」の深い関係
「お金のめぐり」がいい人の10の特徴
4つの呼吸法で、お金のめぐりを改善できる
世の中の流れに乗って、自分が望む「人生の流れ」をつくる
体験談 苦手だった「初対面の人との会話」を克服できました(漢方カウンセラー、講師・高井真寿美さん)

願の章 呼吸を変えれば、夢や願望は叶う――「想いを描く呼吸」
人生は二度つくられる
「ハングリー精神」とは、1日に何回それを思い出すかである
「現状がイヤ」ではなく、「こうなりたい」を描く
「こうなりたい」を刷り込む呼吸法
慎重派でも、一歩を踏み出せる条件
右脳と左脳の力を100%引き出す「願い方」
「想いを描く呼吸」のやり方
「短いひと言」にまとめたほうがいい理由
願望実現を加速させるポイント
妄想の達人ほど、願いは叶う
「タスクリスト」をつくってはいけない
飽きっぽい人が忘れていること
あなたの能力の限界は、どこにあるのか?
アインシュタインが言った「知識より重要なもの」
今から「想像力」を伸ばす方法
体験談 希望どおりの物件が見つかりました(飲食店経営・谷口千里さん)

終 章「心体放流願」の向こう側
「ダメ人間」だった20代の頃の私へ
成功している人に共通する「息づかい」
「心体放流願」の誕生
「ダメなおっさん」でもできる呼吸法
何歳であっても、人生を変えられる
呼吸法で「4つの豊かさ」を手に入れる
「4つの豊かさ」の中身
「あなたがいて良かった」と思ってくれる人を増やす
体験談 「マイブレス式呼吸法」がわが家を救ってくれました(講師・大池恵子さん)

おわりに

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