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電子書籍アニキ書評 vol.90 苫米地 英人著『残り97%の脳の使い方』

間川さんコラム用

こんにちは!電子書籍アニキこと間川清です。

 

さて、今回も前回に続いて、本で読んだ内容を身につける方法について紹介したいと思います。

前回紹介したのは、「「読書の内容をアウトプットする」という方法でした。

今回紹介するのは、「小さなことでもいいから実践する」という方法です。

本で得た学びは、それを「知っている」だけでは意味がありません。
実践して初めて意味をもち、「内容を身につける」ことができます。

しかし、実際本で読んだ内容を実践するのは簡単なことではありません。
いままでの習慣を大きく変える必要があるなど、なかなか行動に移せないことが多いでしょう。

そんなときにやってほしいのが「小さなことでもいいから実践する」ことです。
例えば、「毎日30分読書時間をとる」と本に書いてあったとしたら、
いきなり30分読書するのではなく5分だけ読書時間をとるようにするのです。

小さくても実践することによって、なんらかのプラスの結果がでるようになります。
すると、そのプラスの結果がうれしくなり、もっともっと多く実践したくなっていくのです。
その結果、行動が次の行動をうながすようになり、
最終的に本の内容を実践し、いつのまにか身につけたと言えるようになっているのです。

ポイントは、行動をとにかく「小さく」すること。
面倒な気持ちにならないくらい小さくて簡単なことから始めるのです。
行動は次の行動を生み、やる気をつくりだします。

本の内容を身につけるために、とにかく「小さく実践する」こと。是非実行してみて下さい。

さて、今回紹介する一冊は「残り97%の脳の使い方【ポケット版】」(フォレスト出版)です。

『残り97%の脳の使い方』

『残り97%の脳の使い方』

本書は、ヨミポでも読むことのできる本です。

皆さんは一度くらい「人間の脳は全体の3%くらいしか使われていない」
という話を聞いたことがあるでしょう。
では、残りの97%を使うと、人間はどのようなことを成し遂げられるのでしょうか?

その疑問に答えてくれるのが本書です。

本書は、脳の力をフル活用することにより、人生を思い通りにする方法を教えてくれます。
より具体的にいうと、「他人を動かす技術」と「目標を達成する技術」について教えてくれます。

人は自分だけで生きていくことはできません。
そして、人は他人が自分の思うとおりに動いてくれないことに悩み、苦しみます。
ですから、「他人を動かす技術」を手に入れることができれば、
人生の多くを思い通りにすることができるようになります。
また、「目標を達成する技術」を身につけることができれば、
人生が思い通りになることは当然の結果と言えるでしょう。

このように本書は、「他人を動かす技術」と「目標を達成する技術」
を教えてくれる一冊となっていますが、
多くの人にとって役に立つのは「目標を達成する技術」のほうだと思います。

というのも、「他人を動かす技術」についても本書では、
そのバックグラウンドとなる知識に遡り具体的な方法が書いてあるのですが、
なかなか一度読んだだけでは身につけるのが難しい内容となっているからです。

それは本のなかにも、この技術については、
文字にするのが難しい部分があると認めていることからもわかります。
もちろん、「他人を動かす技術」について興味がある人にとっては、
とても有益な内容となっていますので、読んで損することはありません。

一方の「目標を達成する技術」については、
相手は関係なく自分自身が行動することで達成することが可能な内容となっています。
コントロールすることが可能な自分自身を対象としているので、
きちんと実行さえすれば成果がでるといえるでしょう。

本書で言う「目標を達成する技術」は、
他の自己啓発書でも書かれている内容と重複しているところがあります。
例えば、「自分はできる」という自分自身への高いセルフイメージをもつ、などです。
しかし、本書が他の自己啓発書と異なっているのは、
なぜその成功法則が成功法則足りうるのかを、きちんとした脳科学に基づいて説明している点です。

成功法則は、なぜそれが成功法則であるのかという理由を知らなくても実践すれば成果がでますが、
その理由を知っておいたほうが納得して実践することができるでしょう。

「目標を達成する技術」について知りたい人はもちろん、
既存の成功法則に納得できていない人などに是非オススメしたい一冊と言えます。

 

本書の著者は、苫米地英人氏。ビジネス書が好きな人であれば多くの人が知っていることでしょう。
脳科学というアプローチから、自己啓発書を始め様々なジャンルのビジネス書を書いている著名な方です。
1959年、東京生まれ。認知科学者、計算機科学者、カーネギーメロン大学学士、
株式会社ドクター苫米地ワークス代表、角川春樹事務所顧問、天台宗ハワイ別院国際部長、などなど
たくさんの分野における肩書をお持ちの方です。

著者は多数。テレビやラジオなどのメディアにも多く出演しています。

苫米地氏の著作は、脳科学分野をベースにしていますが、
経済から宗教、語学教育に至るまでたいへん幅広い分野に及びます。
それだけの広く深い知識をもっているのが著者の大きな魅力といえるでしょう。

私は、苫米地氏のセミナーに行った経験がありますが、
著者の話は知的好奇心を刺激されるという意味で大変面白く興味を惹かれます。
本書をきっかけに著者の他の著作や講演、セミナーにいってみることをオススメします。

 

 

さて本書の構成と内容について紹介します。

 

本書は、プロローグと最終章に加えて1から4までの章で構成されています。

プロローグのテーマは、ズバリ「残り97%の脳の使い方」。
ここでは、本当に脳は3%しか使われていないのか、
について脳科学者である著者の立場から解説がくわえられています。
そして、プロローグのなかでもとくに注目して読んでほしいのは『「三つのものさし」を捨てよう』の部分です。私たちは、意識的にせよ無意識的にせよ、つねに「3つのものさし」を持ちながら生きています。
その「3つのものさし」とは、

①周囲にいる他人(ドリームキラー)
②社会の価値観
③仮想の自分

です。詳細は紙幅の関係上割愛しますが、是非とも内容をチェックしてみて下さい。
この3つの価値観を捨てるだけでも人生は大きく変化していくでしょう。

第1章は、「周りを自分の思い通りに動かす方法」です。
前述のとおり、これを身につけることができれば、人生の多くのことは思い通りに進んでいくでしょう。しかし、読む人によって印象は変わるかもしれませんが、
ここで書かれている内容を実践するのは、かなりハードルが高いように感じます。
あまり身構えず、こういった方法もあるのだ、というスタンスで読み進めたほうがいいかもしれません。

この章を読むと、「相手を思い通りに動かす方法」が身につかなかったとしても、
その手法を知ることで相手が自分を思い通りに動かそうとしている、ことに気がつくことができるでしょう。
その結果、相手の意のままに動かされるのを防ぐことが可能になります。それだけでも人生にとっては大きなメリットになります。

第2章は、『相手の「脳」と「心」を思い通りに動かす』というタイトル。
ここでも相手を思い通りに動かす方法が語られますが、その前提となる人間一般の心の働きやメカニズムについて多く説明がされます。
その知識は、次章以降で語られる自分自身の目標達成方法の実践に役立ちます。

第3章は、「思い通りの人生にするための「脳」と「心」の洗い方」。
本書のメインテーマの一つである「目標を達成する技術」について書かれた章です。
「スコトーマ」「コンフォートゾーン」「エフィカシー」と言った苫米地氏独特の言い回しや表現が頻出しますが、その概念を知るとそれらキーワードの重要性がわかります。
目標を達成するためには、「コンフォートゾーン」を抜け出し、高い「エフィカシー」を築き上げ、「スコトーマ」をなくせばいいのです。
この一文の意味がわかった時、あなたは一歩成功に近づくことができるでしょう 笑。

第4章は、「最新の脳科学と心理学から開発されたメンタル・トレーニング・プログラム」、ということで、これまでの章で語られた内容をいかにして身につけるか、そのトレーニング方法が書かれています。 

理論だけでなく、具体的なその実践方法が書かれているのは、とても親切です。
自己啓発の成功法則はときとして机上の空論に終わってしまい、「じゃあ、なにをすればいいの」となってしまいがちですが、本書ではそのようなことはありません。
「これまでの経験で非常に誇りに思っていることを5つ書く」「人生でうまくいかなかったことを5つ書く」など、やろうと思えばすぐにできるトレーニング方法が紹介されています。

 

最終章は、「「創造的無意識」の使い方」。「創造的無意識」とは「無意識にあるセルフイメージと現実が一致するように調整する」意識の力のことを意味します。
これだけでは、内容がわからないかもしれませんが、本書を読めば結論としてこの「創造的無意識」を上手く働かせることが目標達成のポイントであることがわかります。

 

以上紹介してきましたが、本書は、目標達成の方法を理論的な説明を交えてわかりやすく教えてくれる一冊です。
脳科学に興味がある人、目標達成方法の原理原則が知りたい人には是非読んでみて欲しいと思います。

 

超訳アニキの言葉

「目標達成の方法は常にシンプルである」

 

さて、本書の著者である苫米地氏ですが、本書以外にもヨミポで読める電子書籍を多く出版されています。

『「言葉」があなたの人生を決める』

『「言葉」があなたの人生を決める』

そのなかでもオススメしたいのは、『「言葉」があなたの人生を決める』です。
苫米地氏が推奨する目標達成方法である「アファメーション」について詳しく書かれた一冊。
是非あわせて読んでみて下さい。

 

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電子書籍アニキ書評 vol.80 岡村拓朗著『自分を劇的に成長させる!PDCAノート』(フォレスト出版)

こんにちは! 電子書籍アニキこと間川清です。

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読むべき本を絞り込むために使うフィルターの2つ目は「人」のフィルターです。これはどのような意味でしょうか?

 

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「人間の心理」を使って人生をデザインしよう! 神岡真司氏が解説する「人に振り回される人」から「人の心を動かす人」になれる方法

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老後の不安を吹き飛ばせ! 神樹兵輔氏が単純明快に説く「老後貧乏」にならないための分かれ道

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