目標達成できる人はこれを持っている! 大平信孝氏が伝授する目標達成に絶対不可欠なたった1つのこと

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人間は、誰しも何かしらの目標を持っています。

しかし、その目標を達成することは容易ではなく、「誰しも」できるとは限りません。

あなたはいかがでしょうか?

目標を立てたものの、なかなか達成できないと悩んではいませんか?

いったい、「目標達成できる人」と「目標達成できない人」は何が違うのでしょうか。

実は、目標を達成するには、絶対に必要不可欠なあることが存在します。

そのあることとは…

 

 

「やり続ける」ことです。

 

「目標達成ができる人」には、目標を達成するために始めたことを「やり続ける」力があります。

逆に「目標達成ができない人」は、すぐに挫折をしてしまう・すぐに諦めてしまう・やると決めたことを習慣化できないなど、「やり続ける」ことが苦手な人が多いといえるのです。

例えば、あなたはこのような経験はありませんか?

■メタボ改善のために、ダイエットを始めたけれど挫折してしまった

■資格取得のため、勉強を始めたけれど諦めてしまった

■時間の有効活用のため、毎朝の早起きを試みたが習慣化できなかった

など、目標を持って始めたものの、「やり続ける」ことをしなかったために、目標達成できなかった経験です。

もし、あなたがこれからも「やり続ける」ことのできない人のままであるのだとしたら、自分で決めたことを何1つやり遂げられない人生を送ることになってしまうかもしれません。

また、せっかく希望を持って立てた目標なのに、自分でをそれを裏切り続けていたら、自信も失ってしまいますよね。

では、どうしたら目標を達成するために、「やり続ける」ことができるようになるのでしょうか?

その問いに答えてくれるのが、「行動イノベーション」の専門家であり、メンタルコーチでもある、大平信孝氏です。

大平氏は、今でこそ「行動イノベーション」の専門家として「自分の望む行動を習慣化して、変わりたい人」のサポートをしていますが、その昔は、何を始めても「やり続ける」ことができない人間たったのだそうです。

語学の勉強や仕事に関連する本を読むなど、大事だと感じている『行動』を一切習慣化できずにいました。また、仕事も長続きせず、20代はいろんな会社を転々としたといいます。

さらには、奥様の勧めでアドラー心理学をベースにしたコーチングに出会ったものの、そのコーチングの練習さえ続かないという筋金入り。

氏は、そんな「やり続ける」ことが出来ない自分に悩み続けました。

しかし、あがき続ける日々の中で、氏は「習慣化のある法則」に気づいたのです。

その法則に気付いてからは、あれよという間にあらゆることをやり続けられるようになりました。

そしてその経験から、「楽しく・簡単に・1日1分の行動で、やり続けることができる人間になれるメソッド」を体系化するに至ったのです。

そのメソッドの名前は「エモーショナルハビット」。

このメソッドに出会った多くの人が、「すぐに挫折してしまう自分」から「やり続ける自分」に変わることができました。

「エモーショナルハビット」とは、一体どんなメソッドなのでしょうか?

1日たった1分で、楽しく簡単に「やり続けられる自分」になれるなんて気になりますよね。

本書では「やり続けられる自分」になれるメソッドを、誰でもきちんと実践できるようにひとつひとつ具体的に解説しています。

あなたは、目標を達成することができず、自信を失っていませんか?

大平氏の「エモーショナルハビット」を実践することで、やりたいこと・やってみたいことを習慣化し、「やり続ける」ことができるようになります。

その結果、必然的に目標も達成できる人になるのです。

いかがですか? 目標を次々と達成し続ける人生。

素晴らしいですね。

そんな希望に満ちた人生を歩むために、早速読み進めて行きましょう!

はじめに
第1 章 「続けられない自分」を変えられない理由
96%の人が越えられない壁
やりたくないことなら続けないほうがいい
続けられなかった人の後遺症
自分を責めるのはもうやめよう
あなたにとって「本当に重要なこと」を続けよう
習慣を味方にできる人が、人生を変えられる
「行動」を「習慣」に変えるキーワード、それは……
未来の自分を「味わう」と人生が変わる

 

はじめに

この本は、たった1分間で「続けられる自分になる方法」を書いた本です。

「やるぞ! と決意したのに、すぐにあきらめてしまう」
「年初に今年こそ! と決意したことなのに、1カ月後には忘れてしまった」
「英語の勉強をやろうとしたけれど、3日でやめてしまった」

そんな経験をしたことはありませんか?
 
私は、これまで5500人以上の方々の行動を加速させるお手伝いをしてきました。その一環として、『本気で変わりたい人の行動イノベーション』、『今すぐ変わりたい人の行動イノベーション』(ともに秀和システム)という2冊の本を出版しました。

なかなか行動に移せなかったり、やるべきことをいつも先延ばしにしたりしてしまう方々が、実際に変わっていくのを見てきました。
 
何かを決意し、最初の一歩を踏み出し行動する人は、実は少ないです。

そして、行動を始めること以上に、「やり続けることが難しい」と感じている人はとても多いのではないでしょうか。

実際に、私のところに相談に来られる方のなかにも、一歩踏み出したにもかかわらず、「続けられない」「3日坊主で終わってしまう」「やると決めたことを習慣にできない」などという方が、少なからずいらっしゃいます。

行動することは何よりも大切です。
そして、それを何かしらの「結果」につなげるためには、

「行動を続けられるかどうか」

が重要なのです。

逆にいえば、結果が出るまで続けさえすれば、あなたが望むことは実現できます。

 

続けられる人が、すべてを手に入れる

あなたは、「パレートの法則」をご存じでしょうか?

「80:20の法則」とも呼ばれているもので、元々は「売上の8割は全顧客の2割が生み出している」など経済事象を解説するために使われていた法則です。今では、人間の心理や行動を解説する際にも用いられるようになってきています。

以前、私の尊敬する先輩が、「パレートの法則」にひもづけて、「行動し続ける人の割合」について話をしてくれたことがあります。

その内容は「『行動』という観点でも、『パレートの法則』は当てはまる」というものでした。

たとえば、「こういう行動をしたほうがいい」と100人がセミナーで教わったとします。そのうち「すぐに行動に移す人」は全体の2割、つまり20人ほどです。では、その20人のうち「行動し続ける人」はどのくらいいるかというと、そのなかのさらに2割。たった4人しかいないそうなのです。
 
100人のうち96人は、「続けない」のです。

だから、「続ける」だけで4%に入れてしまうのです。

実際、ほとんどすべての成功者は、習慣を味方にしています。実は成功するかどうかと、才能や知識、能力、意志の強さとは関係がありません。

結局「やり続ける人」がすべてを手に入れるのです。

自分との約束を守り、やると決めたことを、実行すれば必ず結果は手に入ります。

 

「続けられない自分」から「続けられる自分」に変わる方法

そうは言っても、こう思う方もいるかもしれません。
「でも、その『続ける』のが一番難しいんだよ」

たしかにその通りです。

でもご安心ください。現在私は、行動や習慣化をして変わりたい方のサポートをする行動イノベーションの専門家ですが、実は、以前の私は何をやっても続けられない人間でした。

いろんな理由をつけて、すぐに行動をやめてしまうタイプだったのです。正確に言えば、私の場合は「どうでもいいと思っている『行動』は続けられるのに、自分で大事だと感じている『行動』は続けられない」という人間でした。

就職活動に失敗し、職を転々とした20代。

「どうして自分は仕事も英語の勉強もジム通いも続けられないのだろう?」
「他の人が普通にできることが、なぜ自分にはできないのだろう?」

と、自分を責め続け、苦しみ続けました。

ある日、妻から「軸なし!」と叱られたことをきっかけに、アドラー心理学をベースにしたコーチングに出会いました。しかし、そのコーチングの練習すら続かず、またそこでも「続けられない自分」に悩み続けていました。

そんななか、本書でご紹介する習慣化のある法則に気づいたことで、

・毎日欠かさずメルマガ800日、約2年半以上
・瞑想

・息子たちと15分遊ぶ朝活
・1日1冊の読書

・ウォーキング
・朝晩のセルフコーチング

などが、続けられるようになったのです!

今回「続けられない自分」を「続けられる自分」に変える秘密の方法を公開します。

「何をやっても続かない」
「飽きっぽい」
「意志が弱い」

と思っているのなら、その考え方はもったいないです。

自分は結局何をやっても続かない人間だと思っていると、実際に何をやっても続かなくなります。

続かないのはあなたが悪いのではありません。
ただ前提が違っているだけなのです。

詳しくは本書で述べていきますが、
「エモーショナルハビット」

というメソッドで、あなたは続けられるようになります。

これは、アドラー心理学をベースにしたセルフコーチングメソッドで、多くの人がすでに実践し、行動を習慣に変えてきたシンプルかつパワフルな方法です。

想像してみてください。ダイエット、勉強、朝活、早起き、読書、ジョギング……など、あなたが続けたいと思ったことを、しっかりと続けられるようになるとしたら、どんな毎日が待っているでしょうか?

また、夢や目標があるときに「続けられる自分」になっていたら、どれだけ簡単に実現できるでしょうか?

この本の内容を実践することによって、
「楽しく」「簡単に」「1日1分で」

あなたが続けたいと思ったことを、習慣化できるようになります。

これまで何度やっても「続かなかった自分」を変えることができます。

アリストテレスの言葉にもある通り、人は習慣でできています。自分を成長させるのも、夢を達成するのも、仕事で結果を出すのも、習慣なくしてはたどりつけません。

ぜひ本書を最後までお読みいただき、気軽に実践してみてください。

本気で人生の流れを変え「続けられる自分」という新たな道を歩もうとしているあなたに、「その歩みの一歩一歩を思い切り楽しんでほしい。そしてあなたはそのままで大丈夫だから、自分を信頼して、今を生きよう!」それが、本書を執筆しながら私が一心に込めた思いであることを最後にお伝えし、まえがきの結びとします。

大平信孝

 

第1章
「続けられない自分」を変えられない理由

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96%の人が越えられない壁

あなたが今「習慣」にしたいことはありますか?

・ダイエット
・英語の勉強
・ランニング
・日記
・スキルアップ
・読書
・瞑想

……など、なんでもかまいません。きっと、ほとんどの人が「◯◯をやってみよう」「自分磨きのために〇〇の勉強をしてみよう」「毎日腹筋を30回やろう」などと、何かしら決意したことがあるはずです。

あなたは決意を行動に移し、それをやり続け、習慣にできているでしょうか?

もしも、あなたが「結局、続けられずに挫折した」という経験を持っているとしたら、ぜひ本書を最後まで読んでみてください。

本書は、「本気で変わりたい」と思っている人のために、「習慣化するためのシンプルな方法」を書きました。

私は、「行動イノベーション(革新)」の専門家として、続けられない、優柔不断、自分を責める癖、先延ばし癖、などに悩む人に対して、夢に向かう「行動の人生」へと舵を切るお手伝いをさせていただいています。これまでに5500人以上の方たちの行動革新・習慣化のサポートをしてきました。

最初の一歩を踏み出した人にとって、次の壁が「行動を習慣に変えること」。この壁を越えられない方が、実はものすごく多いのです。

 

やりたくないことなら続けないほうがいい

「読書を新しい習慣にしたい」

「10キロ痩せるためにダイエットを続けたい」

「英語を話せるようになりたいから、毎日勉強する時間をつくろう」

など、多くの人が日々、新しい習慣を手に入れようと考えます。

しかし、習慣化をするために、もっとも大事なことがあります。それは、

「本当に習慣化する必要があるか?」

ということです。

「これいいよ」と人に勧められたり、テレビやネットなどで取り上げられたりしたものを、「これいいかも」と思って、手当たりしだいに習慣化しようとする人がいます。

たとえば、次のような人です。

「普段英語をまったく使わないけど、英語を話している友人がかっこよかったから、自分も英語をペラペラ話せるように英会話の勉強を始める」

「別に痩せたいわけじゃないけど、ダイエットに成功してイキイキしている友人と再会して、なんとなくダイエットしたくなった」

「特に書くことがあるわけじゃないけど、起業して活躍している先輩の話を聞いて、ブログを始めた」

自分にとって本当はどうでもいいことを続けるのは、本末転倒です。

本気でやりたいこと、必要なことではないので、当然挫折する可能性が高くなります。

仮に続けられて実現したとしても、あまり変わらないからうれしくないし、達成感も少ない。先ほどの例でいえば、英語を話せるようになったとしても、英語を使う機会がないため、なかなか効果を実感できません。

さらに、習慣化に失敗して、「こんなこともできないなんて……。能力のない、意志の弱いダメなやつ」と自分のことを思ってしまったら、むしろ行動はマイナスです。

なんでもいいから習慣化するのではなく、自分にとって大事であり、意味のあることを習慣化するのがポイントです。

 

続けられなかった人の後遺症

習慣化に失敗すると、失敗そのもの以上に負う「代償」のほうが大きいのです。

それは、「自分を責める」ということ。
たとえば、

「またダイエットに、失敗してしまった。自分はなんて意志が弱いのだろう……」

「いつも、何をやっても続かない……」

「また、お金も時間も無駄になっただけ」

「こんな後味の悪い思いをするくらいなら、ダイエットなんてしなければよかった」

などと、必要以上に自分を責めてしまい、自分自身の能力や存在そのものまでも否定してしまうのです。

同じような経験は私にもあります。
私は、何をやっても続かない人間でした。

サラリーマン時代は、いくつもの仕事を転々としていました。

当時、私は税務専門誌の編集の仕事をしていて、「論文を書けるレベルになれば、もっと収入が上がるはず」と思い、テキストを購入したり、専門学校に通い直したりしました。

しかし、始めたものの、一向に勉強は進まず、「勉強をやってはやめ、また始めては挫折する」を繰り返していました。

そうかと思うと、まったく別のセミナーに興味を持ち、さまざまなことを学びに行き、何かを決意しては、すぐに挫折するのを繰り返していました。また、英語を勉強したいと思って、英語学習を始めても続くことはなく、どんどん自分に自信をなくしていったのです。気がつくと、

「結局、自分は何をやってもダメなんだ……」

「飽きっぽい自分は、何をやっても続かないんだ」

「こんなことすら続けられないなんて、なんて自分はダメなんだろう……」

と思うようになっていたのです。

あなたにもそんな経験はありませんか?

 

自分を責めるのはもうやめよう

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「どうしてほかの人にできることが、自分にはできないのだろう?」

「毎日読書すると決めたのに、3日も続かないなんて……」

「自分の意志の弱さはどうしようもない」

このように、自分を否定するクセがついてしまうと、自分の能力や可能性についても否定し始めます。

自分は意志が弱い、なまけものだ、ダメ人間だ……などと、心のなかで自分を罵り、ついには自分を信じられなくなります。

こうなってしまうと、何をやってもうまくいきません。
ダメな自分であることが常態化してしまい、

「続かない自分は当たり前」
「自分との約束を破るのもいつものこと」

などと、考えるようになってしまいます。

「すぐやめる自分」を責めることに意味はありません。ですから、あなたがこれまでに「続かなかった」「習慣化できなかった」という経験があったとしても、今日からすべて忘れてください。

今日から考えるべきは、

「どうすればできるだろうか?」

それだけでいいのです。

 

あなたにとって「本当に重要なこと」を続けよう

たいしてやりたくもないことや、自分にとって重要でもないことの習慣化は、失敗や自分を責めることにもつながります。

だから、今日からはやめましょう。
続けられる自分になるために大切なのは、

「あなたにとって、人生のカギになることを習慣化すること」

です。

私は人生のカギになる習慣のことを「キーハビット」と呼んでいます。

「自分の人生を左右するもっとも重要なこと」を達成するための習慣なら続けられるのです。

人生は思いのほか短い。
一日のうちにできることも限られています。

いつも余裕があって、どんどん新しいことに挑戦できる余力のある人ならいいでしょう。

しかし、ほとんどの人はそうではないはずです。

仕事や勉強、家事、プライベートの時間など、すでに1日のタイムスケジュールはほかの予定で埋まっていると思います。

そんな人が、「たいしてやりたくもないこと」を続けるのは、ほとんど不可能に近いでしょう。しかも、自分にとって重要でないことで、自分を責め、自信を失っていくのは本当にもったいないことです。

習慣化を成功させるには、まずやろうとしていることが本当に自分にとっての「キーハビット」かどうかを考えてみてください。

 

習慣を味方にできる人が、人生を変えられる

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そもそも、「なぜ、続けなければいけないか」という話をしておきます。
その理由は、

習慣を味方にすれば、夢や目標が加速実現できる

からです。

私は行動イノベーションの専門家として、「なかなか行動に移せない」という方のサポートをさせていただいています。

行動することは、夢や目標を達成する第一歩になります。

そして、夢や目標が高ければ高いほど、次に大事になってくるのが「行動」を「習慣」に変えることです。

本書の冒頭でもご紹介したアリストテレスの言葉からも、それがわかります。

人は繰り返し行うことの集大成である。
だから優秀さとは、行為でなく、習慣なのだ。
―― 古代ギリシアの哲学者・アリストテレス  

習慣化ができれば、夢や目標を実現する速度が加速していきます。
ここで大事なポイントは、「習慣を味方にする」ということです。

習慣を敵にしている人は、うまくいきません。
習慣を敵にしている人とは、悪い習慣に囲まれた人です。たとえば、

・イライラしたら、人を怒鳴らないと気がすまない
・テレビを見ながらソファーで体を丸めないと眠れない
・常にメールやSNSをチェックしていないと落ち着かない

などです。

一方で、よい習慣を味方にしている人もいます。
たとえば、

・朝のウォーキングを日課にしている
・収入の10%を自己投資にあてている

・毎日30分勉強をしている
・人に何かしてもらったら「ありがとう」と言う

このような、よい習慣にいつも囲まれています。

多少うまくいかないことがあっても、よい習慣に囲まれていれば、習慣があなたを助け、守ってくれます。そして、うまくいく追い風にもなってくれるでしょう。

よい習慣を持っている人は、上りのエスカレーターに乗っているようなものです。

それほど努力しなくても、エスカレーターに乗っているだけで、自動的に上の階まで運んでもらえます。

逆に、悪い習慣を持っている人は、下りのエスカレーターに乗っているようなもの。ただ乗っているだけでも、悪いほう悪いほうへと下がっていってしまうのです。

ポイントは、自分にとってよい習慣を味方にすることです。

あなた自身がよい習慣だなと思うものを、味方にして、一緒に歩んでいきましょう。

習慣はあなたの夢や目標を加速実現してくれる、心強い味方なのです。

 

「行動」を「習慣」に変えるキーワード、それは……

行動イノベーションの専門家として活動する前の私がそうだったように、これまでのやり方では残念ながら同じ失敗を繰り返すことになります。

では、いったい何が成功のカギを握っているのでしょうか?

どこからどう変えていけば、自分の定着させたい行動が実際に定着するのでしょうか?

そのカギをひと言で表せば、

「味わいたい!」

です。

「行動習慣化についての本なのに、キーワードが『味わいたい!』っていう、ざっくりした意味の言葉が出てくるの? 何?? どういうこと???」と思った方もいるかもしれません。

でも、本当です。「味わいたい!」こそが、続けるためのキーワードなのです。

この「味わいたい!」がなければ、続けることはできません。ダイエットであろうが、毎日の読書であろうが、味わいたくないものは、無意識が何か原因をつくって回避しようとするからです。

「味わいたい!」さえ大事にすれば、
とにかく続けたくなる」からです。

行動する目的を見失わなくなる」からです。

続けられているかどうかにあまり重要性を感じなくなる」からです。

最適な目標が常に立てられる」からです。

減点方式ではなく加点方式の考え方になれる」からです。

そして、気がつけば、続けたかった「行動」が、いつの間にか自然と「続いてしまっている」のです。
 
では、「味わいたい!」とは、いったい何なのでしょうか? 

「味わいたい!」を大事にすると、なぜ「行動」を「習慣化」できるのでしょうか?

 

未来の自分を「味わう」と人生が変わる

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本書でお伝えしたいのは、「習慣化した未来の自分」を先取りして、実感していく=味わうことです。
 
続けられる人は、習慣化した未来の自分から「逆算」しています。

「今日から頑張って努力して続けよう」とは考えません。

すでに続けられている未来から逆算して、

「自分が続けているということは、こうしたんだろうな」

と考えます。ですから、続けられない今の延長線上に、何か新しく続けたいことをつけ足すのではないのです。

もうすでに続けられている未来のあなたを先取りして味わっていく。

未来を味わうことを習慣化することを、「エモーショナルハビット」と命名しました。

そうすると人生が変わります。

「未来の自分なんて、どう先取りするの?」
「実感? 味わうってどういうこと?」

という疑問がわくかもしれませんが、それらは次章以降で、順を追って詳しく解説していきます。

人生の主人公は、あなたです。

あなたは、主人公として自由に未来を描いてもよいのです。

その際に、次章から紹介するエモーショナルハビットをフル活用してみてください。

感情に振り回されるのではなく、感情を活用する。

それがあなたの行動を変え、人生を変える力になるのです。

大平 信孝 著『「続けられない自分」を変える本』より抜粋

【書籍紹介~目次】

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『「続けられない自分」を変える本』

 

はじめに
第1 章 「続けられない自分」を変えられない理由
96%の人が越えられない壁
やりたくないことなら続けないほうがいい
続けられなかった人の後遺症
自分を責めるのはもうやめよう
あなたにとって「本当に重要なこと」を続けよう
習慣を味方にできる人が、人生を変えられる
「行動」を「習慣」に変えるキーワード、それは……
未来の自分を「味わう」と人生が変わる

第2 章 続けられる自分になる「エモーショナルハビット」
あなたが続けられない3つの原因
3つの原因を乗り越える方法
「続けられる自分」になる3つのステップ
感情のゴールを設定する「習慣化シート」とは?
100%行動できる10秒アクション
前提を変えれば、思い込みをはずせる
続けられる前提に変わる! マインドセットのつくり方

第3 章 習慣化シートのつくり方
たった1枚の紙で、なぜ続けられるようになるのか?
習慣化シートの作成順序
習慣化シートのつくり方 ① 続けたいことをリストアップする
習慣化シートのつくり方 ② 続けたいことに優先順位をつける
習慣化シートのつくり方 ③ 最優先事項で習慣化シートを作成する
ステップ①「続けられたらこうなる」と思う場面を妄想する
ステップ② 味わいたい感情(感情のゴール)を書き出す
ステップ③ 感情のゴールをビジュアル化する
ステップ④ 感情のゴールを味わう日付を記入する
ステップ⑤ 味わいたくない感情を書いてみる
ステップ⑥10秒でできるアクションを5つリストアップする
ステップ⑦10秒でできるアクションを3つに絞る
「習慣化シート」の記入例
Aさん:「毎日30分のジョギングを続けたい」
Bさん:「自分の部屋を片づけたい」
Cさん:「英語を勉強する」

第4 章 50秒で「感情」を味わい 10秒で「行動」する
毎朝1分間のエモーショナルハビット
感情×行動が、「続けられる自分」に変えてくれる
「毎朝50秒習慣化シートを見て、味わう」とは?
10秒からはじまる習慣化
なぜ、「10秒」アクションなのか?

第5 章 「習慣化」を加速させる方法
「エモーショナルハビット」を加速化する方法 ①
10秒アクションのバージョンアップ
「エモーショナルハビット」を加速化する方法 ②
10秒アクションを5分アクションにする
「エモーショナルハビット」を加速化する方法 ③
アクションを5つのレベルに分ける
5つの問題を解決する習慣のコツ
①「やっていてもワクワクできない」ときの習慣化を加速させる方法
「仮決め、仮行動」でよしとする
「習慣化シート」を見る回数を増やす
「習慣化シート」にワクワクする材料を付け足していく
人の成功談を読む
②「ワクワクしているのに行動できない」ときの習慣化を加速させる方法
とにかく最初は小さく始める
物差しのメモリを小さくして考える
あえて、ちゃんとやらない
今の習慣に「新しい行動」をくっつける
「習慣化」は一度にひとつずつ行う
③「忙しくて、中断してしまう」ときの習慣化を加速させる方法
3人で一緒に始め、定期的に報告し合う
「自分アポ」を入れる
プランABCを立てる
④「途中で諦めそうになった」ときの習慣化を加速させる方法
「結果」ではなく「行動」にフォーカスする
喜んでくれる人に意識を向ける
体験を笑いに変える
⑤「途中で飽きてサボってしまう」ときの習慣化を加速させる方法
基準を上げる(締め切り日、ゴールライン)
やらない日を決める
「機会損失の法則」を使う
SNSなどを使ってオープンにする
目標実現のスピードをさらに加速する方法
本にするつもり、先生になるつもりで
「緊急でないが重要なこと」をやる
続けられる人の秘密
続けられる人は「小さな車輪」を回し続ける
続けられる人は「成長は登山と一緒」と知っている
目的はゴールの感動、目標はゴールテープ
「本気でやめたい! 悪い習慣」を変える方法
「やめよう」がやめられない自分をつくる
一度身についた習慣は、いきなり消すことはできない

第6 章 自分と仲良くなる習慣
自分と仲良くなれる人が、続けられる
ネガティブな心の声にもよりそうと、自分と仲良くなれる
心の声が悲鳴をあげたら、最優先することは……
続けられる人がすべてを手に入れる
心の声によりそう

おわりに

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