メガネもコンタクトもいらない!リスク0でレーシック並みの視力回復が実現できる、驚きのトレーニング方法とは?

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 近視の割合が世界一と言われる我々日本人ですが、

・メガネやコンタクトのわずらわしさから解放されて、裸眼で生活したい…

・レーシック手術を受けたいけど、お金もかかるし本当に安全か不安だ…

・今までたくさんの視力回復トレーニングを行ってきたけど、効果が無かった…

・視力が戻る方法があるとしても、軽い近視の人しか治らないと思う…

などなど、あなたも視力について悩んでいませんか?

 

今回は、そんなあなたの視力を驚くほど、しかも確実に回復させてくれる方法をお伝えします。
その間わずか10秒。通勤・通学の電車や信号待ちの間など、覚えてしまえば隙間時間でどこでも行えるトレーニング方法なのです。

今回この視力回復トレーニングを私たちに教えてくれる川村明宏氏は、目の医者でも専門家でもありません。
「速読法」などの能力開発の研究者です。
日本における「速読法」の先駆けとして約40年前から研究・開発を行っています。

全国の企業・団体・教育機関に対して「速読法」をはじめとした「能力開発実践法」を提供しております。
今では受講生は約70万人、国外では100万人を越え、任天堂DS「目で右脳を鍛えるDS速読術」シリーズほか、コンピューターソフトや速読術の関連書籍を100冊以上発表されています。

そんな川村氏が見つけた視力回復トレーニングは、言わば偶然発見されたものです。
そこには、視力に関するある筋肉が関係していました。

一般的に、視力が低下する原因は目の筋肉にあります。筋肉がスムーズに動ないため、ものがぼやけて見えるのです。

そのため、視力回復には目の筋肉に刺激を与え、スムーズに動くようにする必要があります。

視力に関する目の筋肉は3つあります。

毛様体筋:水晶体の厚さを調節して、焦点距離を合わせる。
虹彩筋:目に入る光の量を調節して、輪郭をはっきりさせる。
眼筋:眼球を動かす筋肉で、眼球を支えて形状を保つ。

これらの筋肉をバランスよく動かすことで、「目がよく見える」状態になります。

しかし、ほとんどの視力回復法は毛様体筋にのみフォーカスしています。
3つの筋肉をバランスよく作用させる必要があるのに、1つだけ鍛えても目はよくならないのです。

川村氏が偶然発見したこの方法は、実は「速読法」の実践による副産物でした。長年の「速読法」で自然と鍛えられたのが、この眼筋だったのです。

川村氏は「速読法」により視力が回復することに気が付き、視力回復を目的とするトレーニングについても研究を始めました。

その結果、眼筋の発達度合いが視力に影響を与えることを突き止めたのです。

眼筋はさらに、乱視にも影響を与えています。眼筋の発達度合いに偏りが生じると、眼球を正常に支えられず乱視として症状が現れるのです。そのため、眼筋を鍛えることで乱視にも効果があることが分かりました。

今回紹介するトレーニング方法は、眼球を支える眼筋だけでなく、焦点距離を合わせる毛様体筋や光の量を調節する光彩筋にもフォーカスし、3つの筋肉をバランスよく鍛えられるものになっています。

しかも、トレーニングはそれぞれたったの10秒程度。リラックスしてゲーム感覚で取り組むことができる気軽なものです。

「これまでいろんな視力回復法を頑張ってもダメだったのに、たった10秒やっただけでうまくいくのだろうか?」と不安に思う人もいるかもしれません。

しかし、「トレーニングを短時間にするにも理由があります。あまり必死にやって目を疲労させては逆効果になってしまうのです。」と川村氏は言います。

急に必死に鍛えてもすぐに筋肉が増えるわけではなく、適度な負荷で筋肉に刺激を与え、休ませることが大切なのだと。

また、難しい理論は省いていますが、眼のメカニズムやトレーニングの意図等についても説明しているため、一度理解すればトレーニング内容を自分でアレンジできるようになっています。

さぁ、あなたもこのトレーニングを実践し、視力が回復したときの快適な生活を手に入れてみませんか?
早速読み進めていきましょう!


はじめに──目は本当に10秒でよくなるの?

第1章 あきらめるには早過ぎる!視力は必ずUPする
視力回復法は日本人の必須スキル
レーシック手術は根本的な解決法なのか?
レーシック手術なしにレーシックと同じ効果!
ほかの視力回復法で失敗した人でも大丈夫
視力は三つの筋肉のバランスでできている
視力を左右する毛様体筋と残りニつの筋肉
乱視に効く眼筋トレーニング
負担の少ないトレーニングを10秒取り組むだけ

 

はじめに
──目は本当に10秒でよくなるの?

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「目は10秒のトレーニングでよくなる!」

そう聞いて、あなたはどう思ったでしょうか?

「最近目が悪くなったばかりで、ごく軽い近視の人の話なのでは?」

「いくらなんでも10秒は無理だろう」

そんなふうに感じたかもしれませんね。

「視力は一度低下すると、手術でもしないかぎりもとには戻らない」といった考え方が世の中の常識になっていますから、無理もありません。

しかし、最初に断言しておきます。
視力はトレーニングで回復します。

私たち川村速脳開発協会・新日本速読研究会は、30年ほど前から視力回復法についてお伝えしています。

◎近視になってから長く、もうあきらめていた人。

◎ほかの視力回復法を試したけれどダメだった人。

◎レーシック手術を受けたけれど、再び視力が低下してしまった人。

そんな人たちも、確実に視力を回復させることができています。

メガネやコンタクトレンズから解放され、目の疲れもラクになり、快適に過ごしているのです。

しかも、トレーニング自体はとても簡単です。要領を覚えればどこででもでき、通勤・通学の電車の中や、信号待ちの間などちょっとした隙間時間を使って行うことができます。

高額な道具も必要ありません。

この本一冊の投資は必要ですが、それ以外には何もいらないのです。

10秒という短い時間、自分のペースでトレーニングをするだけで、ものがよく見える快適な生活が手に入るのです。

視力が回復したあなたは、どんな感じでしょうか?
想像してみてください。

ちょっと遠くの字や景色も目を細めることなくクッキリと見え、世界が違って感じられるかもしれません。

これまでと違って街で知り合いに会ってもすぐに気づけるから、姿勢よく堂々と歩けるようになるかもしれません。

メガネをかけなくてすむ分、おしゃれを楽しめるようになる、ということもあるかもしれないですね。

そんなふうに、視力に対してポジティブな気持ちを持つことはとても大切です。

 

◉10万人の視力を回復させた研究の成果

じつは、私たちがこの視力回復法と出合ったのは速読がきっかけでした。

少しだけ自己紹介をさせていただくと、私たちの専門分野は、「速脳」「速脳速読」「速脳速聴」「速読術」などの能力開発です。

とくに速読については、日本における先駆けとして約40年前から独自の理論に基づき、研究・開発を行ってきました。そして、全国の企業・団体・教育機関に対して「能力開発実践法」を提供し、受講生は約70万人、国外では100万人を越えています。

これらの研究成果に基づき、テレビ、新聞、雑誌などのメディアでお話しさせていただいたり、一般の方向けの講演等も行っています。

任天堂DS「目で右脳を鍛えるDS速読術」シリーズほか、コンピューターソフトや速読術の関連書籍を100冊以上発表していますので、すでに私たちのことをご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

視力回復に関しては、後述するように100万人以上の速読受講生が得た副次的な効果、そして10万人以上もの人たちに実践していただいている教材「ジニアスシリーズ」、とりわけその中でも2008年より販売している視力回復に特化した「ジニアスeye」の成果によって、本書の冒頭でも紹介したように、非常に多くの方々の視力を劇的に回復させました。

 

◉視力の良し悪しが能力を決める

速読の専門家が、なぜ視力回復法を伝えているのか?

それは、速読術を教えるうちに、たくさんの人の視力が回復したという経験があるからです。

詳しくは本文の中でお話ししますが、速読の目の動かし方は、自然と目の筋肉の偏りを補正する効果があります。それによって「ものがはっきり見えるようになる」のはもちろんですが、目が疲れにくくなる持久力、動体視力などの視覚機能も回復するのです。

目の疲れがとれた、よく見えるようになったという多くの声を聞き、本格的に視力回復について研究をはじめたのが約30年前です。

当時も、テレビやコンピューターゲームなどによる目の疲労が取り沙汰されていました。

現代はますます目の疲れが進行していると感じます。正規雇用が減って、能力重視の社会になっていますから、勉強・読書等で能力アップをはかる人も増えています。

そんな中で、視力の低下に悩んでいる人は多いのです。

ものが見えにくく、目が疲れやすければ、仕事・勉強・読書に支障が出ます。

本当はもうちょっとやりたくても、目がショボショボして視界がかすむのでセーブせざるをえません。

それでもがんばってしまうと、さらに目が疲れて、頭痛や吐き気などの身体症状にまで発展してしまいます。

メガネやコンタクトレンズで矯正しても、裸眼でよく見える状態とはどうしても疲れが違います。

メガネ、コンタクトレンズの手入れや付け外しの煩わしさに、ストレスを感じる人もいるでしょう。

ちょっと極端な言い方をすれば、視力の良し悪しが、能力に関わってくるのです。

 

◉短時間で目がよくなる!

そんな時代にあって、私たちはますます正しい視力回復法についてお伝えしなければという気持ちが強くなりました。

「正しい」と言ったのは、巷にはさまざまな視力回復法があるからです。

その多くは、「間違っている」とは言わないまでも、「不足している」ことがほとんどです。

トレーニング時間は長くても、根本的な原因へのアプローチが不足していたり、ある人には効果があるけれどもある人にはないという感じで全体をカバーしていなかったりするのです。

それでも、ちょうどトレーニング内容と目の状態が合致すれば視力が回復するのですが、そうでなかった人は「やっぱりダメなんだ」と思ってしまいます。

本書でお伝えする視力回復法は、根本的な原因にアプローチし、トレーニングの時間は10秒ながらしっかり全体をカバーしています。

効果は実証ずみです。

これまでほかの視力回復法でうまくいかなかったという人も、ぜひ新たな気持ちでトライしてみてください。

 

第1章
あきらめるには早過ぎる!視力は必ずUPする

視力回復法は日本人の必須スキル
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「視力回復法」と聞いて、あなたはどう思ったでしょうか?

視力は一度低下すると戻らないものというのが世間の常識のようになっていますから、「そんなことができるのだろうか?」と疑った人もいるのではないでしょうか。

結論から言って、ほとんどの場合、視力を回復させることは可能です。正しいやり方をすれば、今よりはるかによく見えるようになるはずです。

正しい視力回復法について知っておくことは、現代日本においてとても重要なことです。

先進諸国では近視の人が多いという傾向がありますが、とりわけ日本人は近視が多く、世界一と言われています。成人男子の約半分が近視というデータもあるくらいです。

メガネをかけていない人はコンタクトレンズを付けているかレーシック手術をしたか……という具合で、あなたも身のまわりの人のことを思い浮かべてみると、「半分が近視」というのもうなずけるかもしれません。

しかも、近年は近視になるのが早いという問題があります。

学校保健統計調査(平成25年度)によれば、裸眼で1・0未満の割合は小学生で30・16%、中学生で53・04%、高校生で62・89%です。中学生の段階ですでに半分以上の人が視力を低下させているのです(図1)。

推移を見ると、小学生・中学生・高校生ともに裸眼で1・0未満の割合はなだらかではあるものの増加しており、近視が増えていることがわかります。

テレビゲーム、パソコンやスマートフォンが子どものころから身近にある時代です。

こういった機器はどうしても目を疲れさせてしまうものですが、だからといって避けて生活することは困難でしょう。

あなたも仕事やプライベートでパソコン、スマートフォンを頻繁に使うのではないでしょうか。

そして、この傾向は今後も続くに違いありません。

こういった時代背景の中にあって、視力低下の防止、また視力回復をするための方法を覚えておくことは、日本人の必須スキルといえます。

 

レーシック手術は根本的な解決法なのか?

悪くなってしまった視力をよくしたい、運転免許の取得やスポーツ等で視力を回復させる必要がある……というとき、まっさきに思い浮かぶのはレーシック手術かもしれません。

レーシック手術とは、医療用レーザーで眼球の角膜を削って視力を回復させる方法です(図2)。

なぜ角膜を削ることで視力が回復するのかというと、角膜の形状が変わるために光の屈折率が変わるからです。

近視、遠視等ものがぼやけて見えるのは、目に入ってくる光の屈折に異常があって、網膜の正しい位置で焦点が合わないのです。

手術自体はとても短時間ですみます。

以前は手術後の視力が安定しなかったり、軽い痛みが続いたりといったこともあったようですが、今はかなり改善されています。

とはいえ、費用の面がハードルになったり(片目で10万~30万円)、そもそも手術に抵抗がある人も多いでしょう。

日本でのレーシック手術は2000年ごろからスタートしており、歴史も浅いので不安を感じる人もいると思います。

私たちのところへは、レーシック手術を受けて一度は回復したけれど、また視力が低下してしまったという人がいらっしゃいます。

安くない費用を払って、勇気を出して手術したのに、また見えない……と悔しい気持ちになったことでしょう。

ただ、角膜を削って光の屈折率を変える方法は、視力低下の根本的な原因にアプローチしているわけではありませんから、これまでと同じ目の使い方をしていれば再び視力低下するのも考えられることです。

 

レーシック手術なしにレーシックと同じ効果!

レーシック手術を否定するわけではありませんが、手術しないで視力を回復させることができるなら、それに越したことはありません。

しかも、視力低下の根本的な原因にアプローチし、回復した視力をずっと維持できるのであれば、それこそ最もいい視力回復法だといえるのではないでしょうか。

私がみなさんにお伝えしている視力回復法は、高価な器具を使うこともなく、簡単に取り組めます。

当然、手術のように合併症や後遺症の心配はありません。

それでいて視力低下の根本的な原因にアプローチし、驚くような効果を実際に出しているものです。0・1以下の視力の人が、メガネやコンタクトレンズの煩わしさから解放されたり、短期間で0・5以上も視力がアップしたりということが普通に起こります。

簡単なトレーニングを行うことにより、レーシック手術と同じほどの視力回復効果がのぞめるのです。

 

ほかの視力回復法で失敗した人でも大丈夫
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レーシック手術のような手術以外にも、さまざまな視力回復法が存在しています。

ほかの視力回復法を試したけれど、うまくいかなかった、あるいは、回復したけれどすぐにまた元に戻ってしまったという人もいるのではないでしょうか。

そういう人が「またうまくいかないのでは」と不安に思うのはもっともです。

しかし、大丈夫です。安心してください。

本書でお伝えする視力回復法は、ほかの視力回復法でフォローしていない部分をしっかりとおさえています。

どういうことかご説明しましょう。

まず、視力が低下する原因は、目の筋肉にあります。

詳しくは次章で説明しますが、筋肉がスムーズに動かないために、ものがぼやけて見えてしまうのです。

ですから、視力を回復させるためには、目の筋肉に刺激を与えて、スムーズに動くようにしてあげる必要があります。

 

視力は三つの筋肉のバランスでできている

視力に関係する筋肉は三つあります。

毛様体筋、虹彩筋、眼筋です(図3)。

これらの筋肉がバランスよく動くことで、「目がよく見える」状態になるのです。

①毛様体筋:水晶体の厚さを調節して、焦点距離を合わせる。

②虹彩筋:目に入る光の量を調節して、輪郭をはっきりさせる。

③眼筋:眼球を動かす筋肉で、眼球を支えて形状を保つ。

バランスよく動くのが大切であって、たとえば毛様体筋はよく動くけれど虹彩筋と眼筋が動きにくい、というのであればやはり見えづらいですし、目が疲れがちになります。

しかし、ほとんどの視力回復法は毛様体筋にのみフォーカスしているのです。

 

◉毛様体筋とは?

毛様体筋とは、水晶体の厚さを調節する筋肉です。

私たちの目にはレンズの役割を持つ水晶体があります。この水晶体が、近くのものを見るときには厚くなり、遠くのものを見るときにはうすくなって焦点を合わせています。

焦点を近くで合わせるため水晶体を厚く調節したまま、目の筋肉が動かなくなった状態を近視といいます。

これはほとんどの人がイメージできるのではないでしょうか。

視力が1・0とか0・5とか数字で表されるのは、基本的にこの焦点距離による目の見え方を指しています。見えにくければ、メガネやコンタクトレンズで焦点距離を矯正するわけです。

 

視力を左右する毛様体筋と残りニつの筋肉

すでに述べたように、巷にあるほとんどの視力回復法はこの毛様体筋を鍛えて、すばやく焦点距離を合わせられるようにすることを目指しています。

水晶体がスムーズに厚さを変えることができず、ピントが合わなければ見えにくくなるのは確かですから、それ自体は間違っていません。

ただ、それだけでは不十分なのです。

毛様体筋を鍛えても目がなかなかよく見えるようにならないという場合、虹彩筋や眼筋がスムーズに動いていないと考えられます(目の病気等を除く)。

ですから、ほかの視力回復法を試したけれどうまくいかなかったという人が私のところへ来られますが、毛様体筋だけでなく虹彩筋や眼筋を含めた三つの筋肉をバランスよくトレーニングすることによって視力回復ができています。

どうか、あきらめないでほしいと思います。

それでは、ほかの二つの筋肉はどのような役割を持っているのでしょうか。

 

◉虹彩筋とは?

虹彩筋は瞳にある筋肉で、目に入る光の量を調節しています。

明るい場所では瞳孔を小さくして光の量を少なくし、暗い場所では瞳孔を大きく開いて光の量を増やします。虹彩筋がスムーズに動くことで、ちょうどよい光の量が保たれ、ものの輪郭がはっきり見えているのです。

光の量は多すぎても少なすぎてもいけません。ものの輪郭がぼやけてしまうからです。

虹彩筋が動きにくくなっている人は、毛様体筋ばかりを鍛えてもはっきり見えるようになりません。

逆にいうと、毛様体筋による焦点距離の調節がうまくいかなくても、輪郭がはっきりすることでかなりよく見えるようになることがあります。

 

◉眼筋とは?

もう一つの眼筋とは、眼球を動かす筋肉の総称です。

4本の直筋(内直筋、外直筋、上直筋、下直筋)と2本の斜筋(上斜筋、下斜筋)からなっています。

先の毛様体筋と虹彩筋は不随意筋といって自分の意志で動かすことができない筋肉ですが、眼筋は動かすことのできる随意筋です(図4)。

 

乱視に効く眼筋トレーニング

じつは、私が長年取り組んできた「速読法」で、自然と鍛えられたのがこの眼筋でした。

速読法といえば能力開発がその主な目的ですが、訓練するうちに目がよく見えるようになるという大きな副産物があったのです。

これに気づいてから視力回復を目的とするトレーニングについても研究を続けてきました。

視力と眼筋の発達度合いには明らかに比例関係があります。

眼筋を発達させれば、視力がよくなるということです。

これはとくに乱視に関係しています。

眼球のまわりにくっついている眼筋ですが、左右上下斜めに走っているこの6つの筋肉がバランスよく発達していれば、眼球を丸いまま支えることができます。

しかし、筋肉の発達度合いに偏りがあると、眼球の形に歪みが出てしまいます。そして、乱視として症状があらわれるのです。

乱視とは、対象までの距離にかかわらずぼやけて見える状態で、水晶体や角膜に歪みがあるために起こります。

子どものころ、虫眼鏡で光を一点に集めたときのことを思い出してみてください。レンズに歪みがあると、光を一点に集めることができずにズレてしまうことはおわかりですよね。

距離によって縦方向がぼけたり横方向がぼけたりといった差があるものの、全体的には焦点が合わず、ぼやけて見えることになります。

ですからトレーニングによって眼筋の偏りをなくせば、眼球も元の丸い形状になって、よく見えるようになるのです。

 

◉視力アップに欠かせない三つの要素

まとめると、「目がよく見える」状態のためには、焦点距離・光の量・眼球の形が適切である必要があるということです。どれか一つでも欠けていると視力は低下します(図5)。

それぞれの要素は絡まり合っていることが多いので、どれか一つを改善するとほかにも影響を及ぼしますが、ここでお話しした三つの筋肉をバランスよく鍛えることが視力回復への近道なのです。

 

負担の少ないトレーニングを10秒取り組むだけ

ここまでで、視力に関係する筋肉の話をしました。

ふだんあまり目の筋肉に意識を向けることはないと思いますので、ピンと来ない部分もあったかもしれません。

なんとなくイメージができればけっこうです。筋肉の名称や理論的な部分を覚える必要はありません。

これからあなたにしてもらいたいことは、とても簡単です。

本書で紹介している視力回復トレーニングは、そのとおりやっていただければ、自然と三つの筋肉が鍛えられるようになっています。

しかもトレーニングはそれぞれたった10秒程度。

「トレーニングのために時間をつくり一生懸命やる」というのではなく、リラックスしてゲームでもやるような感覚で取り組むことができます。

「これまでいろいろな視力回復法をがんばってもダメだったのに、本当にそれだけでうまくいくのだろうか?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。

トレーニングを短時間にするのにも理由があります。

あまり必死にやって目を疲労させては逆効果になってしまうからです。身体の筋トレにしても、負荷をかけすぎれば事故につながったり、なかなか回復できなかったりしますよね。

それに、急に必死に鍛えてもすぐに筋肉が増えるわけではありません。目の場合も、適度な負荷で筋肉に刺激を与え、休ませることが大切なのです。

ですから、「今すぐ目をよくしたい!」と切羽詰まっている人からすると物足りなく感じるかもしれませんが、ほかのどの方法よりも結局は一番の近道なのだということは覚えておいてほしいと思います。

また、本書では難しい理論は省いていますが、目のメカニズムやトレーニングの意図等について説明していますので、一度理解すればトレーニングの内容を自分でアレンジすることも可能です。

本のとおりにカンペキにこなそうとするよりも、自分の目の状態や調子を感じながらトライしていくようにしてください。

そして、視力が回復したときの気分や快適な生活等を思い浮かべ、ポジティブな気持ちで取り組むことが大切です。

川村 明宏 /川村 真矢著『目がよくなる10秒トレーニング』より抜粋

【書籍紹介~目次】

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『目がよくなる10秒トレーニング』

 

10秒トレーニングを実践して視力を回復した方々の喜びの声

はじめに──目は本当に10秒でよくなるの?

第1章 あきらめるには早過ぎる!視力は必ずUPする
視力回復法は日本人の必須スキル
レーシック手術は根本的な解決法なのか?
レーシック手術なしにレーシックと同じ効果!
ほかの視力回復法で失敗した人でも大丈夫
視力は三つの筋肉のバランスでできている
視力を左右する毛様体筋と残りニつの筋肉
乱視に効く眼筋トレーニング
負担の少ないトレーニングを10秒取り組むだけ

第2章 視力が落ちる原因を知ればすぐに対処ができる!
なぜ視力は落ちるのか──「目の使いすぎで視力低下」は嘘
目の血行不良で視力が低下──手足のように目もかじかむ
目を閉じても目の疲れは回復しない!?
あなたの目の疲労度は?──9つのチェック
目のメカニズムを知ろう
あなたの近視はどっち!?──仮性近視と真性近視
視力減退に影響を与えるのは遺伝より性格
なぜ速読で視力が回復するのか

第3章 視力回復トレーニングのための前準備
最短であなたの視力を回復させる秘訣
トレーニングの約束事
回復した視力はキープできる
目の「コリ」が視力を減退させる
目の「コリ」を招く血行不良の正体
リラックスと視力の関係
視力減退につながる環境
トレーニングの基本姿勢を覚えよう
眼筋のウォーミングアップ

第4章 あなたの視力を回復させる実践トレーニング
トレーニングはサンドイッチ式に
固くなった筋肉を柔らかく──眼筋ストレッチ運動(基本)
四方向へ眼筋を引き伸ばそう──眼筋ストレッチ運動
ジグザグに動かして眼筋を鍛える──眼筋クイック運動1(ジグザグクイック)
8の字を追って眼筋を鍛える──眼筋クイック運動2(8の字クイック)
円を描くように眼筋を鍛える──眼筋クイック運動3(円クイック)
ランダムに動かして眼筋を鍛える──眼筋クイック運動4(ランダムクイック)
遠←→近を繰り返してピント合わせの練習──毛様体筋ストレッチ運動
遠←→近を素早く交互に──毛様体筋クイック運動
光を使って動かない筋肉を動かす──虹彩筋ストレッチ運動
光と暗闇を交互に見て虹彩筋を鍛える──虹彩筋クイック運動
トレーニングのまとめ

第5章 いつでも、どこでも!視力を維持する習慣
日常生活でのトレーニング
目が疲れないテレビ・パソコンの見方
早く目の疲れをとるには
目に悪い食生活をしていませんか?
目にいい食生活をしよう!

付録 14日間アクションプログラム

おわりに──視力が回復したら、さらなる能力開発に挑もう!
パソコンでできる視力回復トレーニング案内

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