普通の人がネット起業して成功し、自由に生きるたった1つの方法

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「起業して社長になり、成功したらもっと自由になれる……」

そう思ったことはありませんか? 毎日毎日上司や先輩からこき使われて、頭を下げて、遅い時間まで会社に拘束される。
有給休暇も取りづらい、なおかつ社内の人間関係も良くなかったら……
誰だってそんな日々から自由になりたいと思いますよね。

しかしあなたは、その日常を仕方ないとあきらめていませんか?


でも、人生は一度きり。一度きりの人生を自由も利かないところに縛られてしまっていてはあまりにももったいない! 職業選択は自由ですし、あなたがどういった人生を歩もうとも本来はあなたの自由なのです。

たとえば、あなたが起業して成功するのも自由です!

「起業して成功? 「普通の人」を自覚する私が起業するなんて……」
そんなことは無理だと思っていませんか?

でも、それは間違いです。誰だって起業できます。
起業する方法もさまざまありますし、なにせ今や資本金1円から起業出来る時代ですから。

奇しくも起業ブーム全盛期。起業を志望する人は増えています。
さらにインターネットでビジネスを行うことが簡単になってきたため、ネット起業する人も増えています。

ですが、実際に起業する人はほんの一握りです。

なぜ起業できないのでしょうか? それは普通の人だからでしょうか? 違います。
特別な才能も特別に起業する方法も必要ありません。一歩行動を起こすか起こさないかだけなのです。
しかもインターネットさえ出来ればネット起業し、ネット上でビジネスを展開することも十分にできるのですから。

これから紹介するのは、才能も何も無い引きこもりのニートに近かった著者・伊勢隆一郎氏が、何も無い状態から稼ぎ出して、自由な生活を手に入れたか。
特別な才能もお金もなかった人たちがなぜ起業し、成功を収めたのか。その方法を彼の周辺と実例をご紹介します。

これを読めば、起業したいと密かに思っていたり、毎日会社生活でうんざりしているようなあなたであれば、背中を押されるものになるでしょう!

それでは読み進めてまいりましょう。

 

【目次】 
はじめに……誰でもお金と時間と場所に縛られない働き方ができる
第1章 誰だってお金を稼ぎたいし、現状から抜け出したい!
 いまのままじゃ、国も会社も助けてくれず年収300万円に!?
 8割方の人は、現状の不安や不満から抜け出したい
 なぜ多くの人は現状から抜け出せないのか?
 追い詰められるか、何かのきっかけか。結局は動くしかない
 自由に働くって、実はそんなにたいした問題じゃない
 普通でOK。誰でも素晴らしい素質を持っている

 

はじめに……誰でもお金と時間と場所に縛られない働き方ができる

いま、良く晴れた昼下がりのハワイで、この一文を書いています。裸足で公園の芝生に座り、ノートパソコンにタイピングをしています。モデルのような体形をした欧米人女性や億万長者らしき中国人たちが、不思議そうな顔で私を眺めています。

海外のリゾート地のビーチを歩くブロンド美人を横目に、エメラルドグリーンの海に足だけポチャンとつけながら、カクテルを片手に仕事をすることもよくあります。大好きな人と一緒に温泉に入りながら、日本酒を片手にワイワイガヤガヤお金儲けの話をするのも日常茶飯事です。

ですが、いまこうしている間にも、私の銀行口座の残高は10万円単位で増え続けています。そんな生活をしているにもかかわらず、黙っていても不労所得が転がり込んできます。

私の仕事の拘束時間は1日わずか2時間。
しかも、好きな人と『だけ』仕事をしています。好きな場所で、好きな人とだけ仕事をして、そしてお金にまったく縛られない人生を歩んでいます。

「ムカつくな」
「嘘くさいな」
と、思われる方もいるかもしれませんが、少しだけ我慢して次の一文を読んでみてください。

なぜなら、数カ月後……あなたはただこの本を読むだけで、お金と時間と場所にまったく縛られない生き方ができるようになるからです。

あなたが忙しいサラリーマンでも主婦でも学生でもニートでも引きこもりでもまったく問題ありません。誰でも、どんな人でも、お金と時間と場所に縛られない働き方を手に入れることができる、現実的かつ科学的なノウハウを教えます。

ただ、これだけは注意して読んでください。
私は普通という言葉が世界一似合うほど平凡な男です。カリスマ性ゼロ、オーラなし、いつもボソボソとした声でしゃべるので、他人から「もう1回言ってくれる?」と何度も聞き返されます。

ありきたりなストーリーだと感じるかもしれませんが、私はかわいそうなくらい平凡です。いつも周りの才能ある人たちを見て嫉妬していますし、弱さや汚さも腐るほど持ち合わせています。

格好が悪いのでこんな話はしたくないのですが、実は私は起業してから1年半収入がありませんでした。1年半という長い月日の間、収入がゼロだったのです。

周りの友人には「起業した」「社長になった」と自慢していましたが、実は収入がまったくなかったのです。

では、そんな状態でどうやって生活していたかというと、両親にご飯を食べさせてもらっていました。実家に住まわせてもらっていたのです。つまり起業なんて名前だけで、早い話が1年半もニートだったのです。いまでは億を稼いだなどと格好をつけていますが、私はずっとニートだったのです。成人してからずっと親にご飯を食べさせてもらって名刺だけ偉そうに代表を名乗っていたのです。

名ばかりの起業をして1年半が経ったころ、実の姉が転職活動から帰って来るなりいきなり私に怒鳴りつけてきました。

「あんたの存在が恥ずかしい!」
と、いきなり『存在を否定』されたのです。

私の姉は幼いころから「超」がつくほど優秀で、勉強でも芸術でもいつもトップクラスでした。いつも素晴らしい友人に囲まれて、若くしてマンションを購入するほどの貯金をしたり一流企業からも必要とされたりする人材でした。

子どものころからバカ、アホ、ドジ、能無しと言われていた私は、そんな姉が羨ましくてしかたがありませんでした。同じ親から生まれたのになんでこんなに差があるのか恨んだこともあります。しかし、姉はいつも私に優しくしてくれました。おそらく能無しの弟がかわいそうで哀れんでくれていたのだと思います。お小遣いをもらうことはよくありましたが、怒られることはほとんどありませんでした。

そんな姉が転職活動から帰って来るなりいきなり大声で怒鳴り出し、そして私の存在を「恥ずかしい」と言うのです。

理由は転職活動の面接のときに、
「弟さんは何をしていますか?」
と、聞かれたことが原因でした。

「はい、弟はニートで自宅でゴロゴロしています」

などと言うわけにはいかず狼狽してしまい、その面接がうまくいかなかったそうです。姉はそのとき初めて、私がニートであることに強い危機感を持ち始めました。このまま一生、弟がニートのままだと面接も不利になるし、年老いた両親だけでなく弟の面倒も見なければいけない。もしかしたら結婚にも差し支えがあるかもしれない。もし結婚できたとしても、自分や旦那がこのできの悪い弟を一生面倒見なくてはいけないのか。そう思ったようでした。ここまで極端な発想をさせてしまうほど、私には能力も希望もなかったのです。

その後、あまりに私がだらしないせいで母親は体調を崩してしまいました。
親戚や近所のスーパーで会う同級生の母親たちに、「息子さんはどうされているのですか?」と聞かれ、白い眼で見られるのが耐えられなかったのです。

「私の育て方が悪かったんだ」
と、母親は自分を責めたのだと思います。

家に居られなくなった私は、大学時代からの友人の引っ越しを手伝った際に、
「しばらくこの家に居てもいいかな?」
と、強引に告げて、恐ろしいことにそのまま3年間居候を続けました。3年間も友人に住む場所を提供してもらっていたのです。約1年が経ったある日、友人はとても言いづらそうに、

「悪いんだけど、少し家賃を負担してもらってもいいかな? 光熱費分だけでもいいので」

と、言いました。本来自分から言うべきことにもかかわらず、私は1日100円で生活していた貧困状態を言い訳に、約1年も友人のスネをかじって生きていました。さらに、恥ずかしい話ですが、すでに経営者として自立し成功の道を歩み始めているこの友人に嫉妬の気持ちすら抱いていました。そんな恩知らずな人間が成功できるわけがない、といまでは思います。

友人に恋人ができたときは、自分から家を出るべきにもかかわらず、実家に帰らなければならない事態を恐れそのまま居座り続けました。さらに、友人の恋人がつくってくれる手料理を美味しくいただいて、「次はいつ来るのかな?」などと手料理を楽しみに毎日を過ごしていました。

昔の私と同じ生活をしている人をいまの私が見たら、「この人は成功しないだろう」と100%思うことでしょう。誰がどう見ても将来成功する見込みがない人、それが私でした。
そんな最低な人間だった私ですが、いま現在は、お金と時間と場所に縛られない自由な働き方を手に入れることができました。

「なんでそんなに平凡で、いまでもオーラもなく、ボソボソとしか話せないのに成功することができたのですか?」

と、多くの人に尋ねられます。それはこのひと言に集約されます。

『究極の理解』

このスキルを手に入れたときから人生が一変しました。
この本では、私が12時間で5億円の申し込みをいただいた経験から気づいたこと、人の悩みを知る『究極の理解』の方法について解説していきます。もしこれらのことを実践すれば、あなたも人から感謝され、永遠に稼ぎ続けることができるメソッドを手に入れることができます。このスキルは誰にでも即座に真似できます。

だから私はつい最近までこの秘密を誰にも話しませんでした。なぜなら真似されたら多くの人が成功してしまい、私は蹴落とされ、また昔のみじめな生活に戻ってしまうのではないかと思うと怖かったからです。

でも、今回、すべてお話しします。束縛される人生からお金と時間の自由を勝ち取ったテクニック『究極の理解』をあなたに伝授します。
この本は、もともと才能があった人、家庭環境に恵まれていた人、お金持ちの家に生まれた人などが書いたありきたりの成功本ではありません。彼ら成功者の話は参考になりますが、しょせん私たちとはスタートラインが違いすぎるので真似することができません。再現率がとても低いのです。

この本は、世界一平凡すぎる男が書いた成功法則なのです。

「いままで成功法則の本やビジネス本を読んだけどなぜか成功できない……」
そんなあなたに読んでもらいたいと思っています。

次の1行を読み始めた瞬間から……あなたの脳はフル回転を始め、体中の細胞が若返り始め、平凡な人間がお金と時間と場所に縛られない自由な生き方ができるノウハウが自動的にインプットされ始めます。

お金と時間と場所に縛られず、私たちは自由に働くことができます。
新しいあなたに出会うのは、もうすぐです。              

 伊勢隆一郎

 

第1章
誰だってお金を稼ぎたいし、現状から抜け出したい!

いまのままじゃ、国も会社も助けてくれず年収300万円に!?

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誰もが認めるところですが、現代は不安な時代です。お金の不安、仕事の不安、家族の不安、精神の不安……。不安を数えたらキリがありません。

たしかに、私がまだ子どものころは、世の中にもっと活気があった気がします。
人も明るくて、くったくない感じだったように思います。

テレビなどを見ていても、いまやっていることに比べるとレベルは低いけれど、底抜けなポジティブさと勢いがあったように思います。

私が小学生くらいまでは、世の中はまだまだこれからどんどん良くなっていくのだろうという期待が持てた時代だったのだと思います。

それがいまでは、何か社会全体に暗い影が落ちているような、冷たい感じがします。単に景気が良い悪いというのではなく、息が詰まるような閉塞感とでも言うのでしょうか。とにかく居心地が悪い、不安だらけの世の中になりました。

人は未来に希望が持てなくなると鬱病になるそうですが、いまや鬱病を治療する心療内科は2カ月先まで予約が取れないほどの患者さんを抱えています。

原因はいろいろあると思います。

そのなかでも大きい原因は、国や自治体などのひどい台所事情が見えてきて、私たちの生活の基盤が崩れかけているという不安があると思います。国は、払えるはずもない年金を「払える」と言い張っています。政治家は「景気回復」と、もう10年以上言い続けていますが状況は悪くなるばかりです。成長する希望が持てず、大企業は投資をすることなく現金をため込んでいるので、お金が世の中に回りません。

とにかく明るい未来が見えないので、皆、言い知れない不安に包まれているわけです。国があてにならないなら、せめて所属している組織は安泰であってほしいところです。しかしいまどき、もう会社もあてになりません。私たちの年代が就職活動をしていたときは「一生安泰」と言われていた人気のブランド企業でさえ倒産の危機が噂されるほど元気がありません。電気メーカー、テレビ局、出版社、広告代理店など挙げればキリがありません。
たったの10年でこの変化です。大企業神話を信じていなかった私たちの世代ですら、正直、信じられない気持ちです。
昔からのブランド企業だけではありません。ギラギラとした若者たちに人気があった新興ITベンチャー企業もその多くは姿を消しています。いま、元気のある企業も10年後はまったくわからない状況だと思います。

もうこれ以上、日本も世界も、現状より良くなっていくということはないのではないかと思います。

もしかしたら、オリンピックの開催や、中国人をはじめとする外国人が日本に大量移住することにより多少の景気変動はあるかもしれません。しかし、一時期的なバブルが起こるかもしれませんが、少なくとも、長期的なスパンで言えば、社会環境は悪くなっていく一方だと思います。働く人、1人ひとりが、自分のビジネスを持って自立すべきだと私が言うのも、こういった社会背景があるからです。

もはや、会社で働いていれば給与はどんどん上がっていく時代ではないということです。いまはどんなに長く勤めても給料据え置きは当たり前になりました。

実際、30代、40代になっても、20代の若者となんら変わらず、同じ仕事で給料も300万円以下という人がすごく増えています(20代はずっと同じ状況のままということです)。
私たちの親の世代は、信用のある会社で働いて住宅ローンを組んで家を持てば自然と資産を手にすることができました。土地が勝手に値上がりしていたためです。家を持つことこそが、団塊世代の黄金の資産運用方法だったのです。

しかし、時代は変わってしまいました。住宅ローンを組んで家を持っても、土地は値上がりしないし、むしろローンの支払いが生活を圧迫し、ローンを払うために生きているような虚しさがあります。ローンがあるせいで、嫌な仕事も辞められず鬱病になってしまう人もいます。家を持ったために、家計が苦しくなり雰囲気がぎすぎすして家族から笑顔が消えてしまう、そんな本末転倒なことが起きています。

国も会社も守ってくれない、もはや、自分のことは自分でなんとかするしかない時代になったのです。

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その有効な手段が起業だと思います。
〝インターネットビジネスで起業〟

などと言うと、がつがつ稼いで贅沢な暮らしを夢見ている若者たちの専売特許というイメージがあるかもしれません。しかし私は、インターネットビジネスは起業の1つの形にすぎないと思います。

別にネットビジネスではなくても、1人でビジネスを立ち上げ、お金や時間に縛られない働き方をすることは可能です。しかも、飲食店やアパレルなど莫大な初期投資や在庫を持たずに起業できる方法はオフラインでもたくさんあります。オンライン、オフラインを問わず収入を得る方法はいくらでも存在しています。

実際に、私のセミナーを必要としてくれているお客様は、贅沢な暮らしをしたいとか、日本一の企業をつくりたいといった大それたことは考えていなくて、置かれている現状を変え、自由な働き方と自分らしい生き方を手に入れようとしている「普通の人たち」なのです。

 

8割方の人は、現状の不安や不満から抜け出したい

私のセミナーに来る人は、だいたい2つのタイプに分かれます。
1つ目のタイプは「現状打破型」です。

職業は、普通の会社員や零細企業を経営されている人などさまざまですが、共通しているのは、将来に不安を持っていて、安心して生活できる未来をつかみたいと思っている人たちです。20代、30代の比較的に若い人たちだと、月収30万円もいかなくて、年収300万円くらいのボリュームの人がとても多く、しかも将来にわたって収入が増えていく見込みがありません。

職場には、40代、50代の先輩がいて、その人たちも自分たちとなんら変わらない労働環境で働き、同じ水準の給料なのです。このまま、10年、20年と、ずっと同じ作業を続けて給料が上がることもないのだと思ったら、どうしたって仕事に意欲がわかないし、将来への不安を抱えてもしかたありません。加えて、自分たちの年代は年金があてにならないことがわかっています。個人年金に入りたくても生活はきつく、積み立てに回す余裕はありません。

いまはまだ若いから、そんなにお金もいらないけれど、将来、お金の問題で苦労しそうだなというのはもう目に見えているわけです。その人たちは、会社をあてにしても状況は何も変わらないことをわかっています。だから、現状を変えるには自分で道を切り拓くしかないと思って、私のセミナーの門を叩いたのです。

億を稼いで、フェラーリに乗って、ペントハウスに住んで、好きなときに海外に行く、というような人も以前はたしかにいましたが、いま、起業の世界に入ってくる人たちは、良い意味で堅実です。多くを望んでいるのではなく、いまの給料プラス20万、30万円の収入があればいいなという希望を持っている人たちです。

もう1つのタイプは「やりがい探求型」です。
お金が欲しいというのもあるけれど、それよりも、いまの仕事や自分の立場に不満がある人です。

仕事がつまらない、働いていて楽しくない、毎日の勤務が苦痛でしかたなく、将来的にも環境が変わる見込みもない。そんな現状を脱して、もっと自分だけの、自分しかできない仕事、人に認められる仕事がしたいという希望を持っています。

いまの仕事や職場の人間関係に不満があるけれど辞めてしまうと生活ができない。それなりに給料をもらっていれば我慢もできますが、実際には、そんなに恵まれた生活をしているわけではなく、むしろ安い給料に甘んじている例がとても多いのです。

そんな自分の境遇と比較して、うまくやっている人たちの存在を身近に感じられるのがいまの時代の特徴です。

たとえば、フェイスブックのタイムラインを見ていると、「海外の高級ホテルでバカンスをしている写真」や「今度どんなビジネスを立ち上げます」とか「高級レストランで食事をしてきました」とか、そういった情報が日常的に入ってきて、自分との差を感じてしまうわけです。

自分だってもっと活躍したい、成長したい、認められたい。けれど、いつまで経ってもチャンスはこない。そうであれば、自分で起業をするという選択肢が頭に浮かんできます。また、真面目に働いて能力の高い人ほど、仕事を押しつけられて忙しく、精神的に追い詰められているという現状もあります。人に頼まれると嫌とは言えず仕事を抱えてしまう人、責任感が強く結果を出さなければならないと一生懸命になってしまう人、そんな人ほど苦しんでいます。人に頼るのが苦手な人も、精神が壊れてしまうまで無理をしてしまい気づけば鬱病になっています。追い詰められて、燃え尽きて、ふと立ち止まったときに虚しさに襲われて、「なぜ、いまの仕事をしているのか?」の答えが見いだせなくなっている人がたくさんいます。

それなら、自分でやりがいのある仕事をしようと考え、私のセミナーを訪れる人たちが非常に多くいるのです。いま、起業を目指している人たちは、そんな、どこにでもいる普通の人たちなのです。

 

なぜ多くの人は現状から抜け出せないのか?

自分の現状を変えたいという気持ちは、多くの人たちが持っています。

朝起きた瞬間から何となく気持ちが落ち込んで憂鬱な気分になる人のほうが、朝起きた瞬間からやる気満々の人よりもはるかに多いと思います。気分が乗らないけれど、仕事に行かなくてはならないから支度をして家を出る。そして満員電車の混雑にイライラしながら自分を殺して会社に向かう。ふとそんな瞬間に、「自分の人生はこれでいいのだろうか?」「このまま人生が終わってしまっていいのだろうか?」という疑問が頭をよぎることもあると思います。

男性だけではありません。働く女性も育児や家事に専念している女性でも、男性以上にきついかもしれません。毎日やらなければならないことが多く、気苦労も多いと思います。

しかし、世の男性の多くはそんな大変さを認めようともしてくれません。それでも毎日、我慢をして頑張っているのですが、ふとした瞬間に我慢の限界に達して「自分の人生はこれでいいのだろうか?」と思うことがあるはずです。

だから、起業のための勉強をしたりセミナーに参加する人たちがどんどん増えているのだと思います。多くの人は、将来が不安で、我慢の生活をしていて、本当はもっと自由に働きたいと願っています。

しかし、起業を目指しても実際に「目的へと向かって動ける人」と、「現状にとどまり続ける人」がいます。
はたして、その違いはどこにあるのでしょうか。

まず、動けない人から見てみましょう。
現状に不満や不安があって勉強をしたりセミナーに参加をしていても、その現状を変えるための行動が取れない人には、いくつかの特徴があります。

まず1つ目の特徴は「起業のための準備や勉強をしていることに満足してしまう」という傾向です。

同僚が家に帰ってビールを飲みながらテレビを見ているような時間に、セミナーや勉強会に通っていると、何だかそこでもう一歩先を行ったように感じてしまうものです。

しかも、勉強会に通っていると、会社をうまく経営している人や、それこそエスタブリッシュメントなど、割とイケてる人たちと知り合ったりします。だから、何となくそれだけで優越感を持ってしまって、そこで満足してしまうというパターンが意外に多いのです。

これと似た感じで、ノウハウコレクターといったらよいのか、とにかく学ぶことにはまってしまって、新しい知識を得ることとか、新しい技術を得ることに喜びを感じて「ひたすら自己研鑚に励む」という人も少なくありません。そういう人たちの場合、起業して自分の仕事を持つとか、サラリーマンでは得られない財産を得るというのがゴールではなく、学ぶことそのものが目的になってしまっています。しかし、逆に言えば、勉強しただけで満足できてしまうということは、「いますぐ結果を出さなくても死なない幸せな環境にある」とも言えます。追い込まれていない分だけ幸せだとも思うのです。

しかし、その恵まれている環境が、見方を変えると、成功の大きな障害になってしまっているのも事実です。

もう少し、なぜ8割の人が起業を目指しても行動できないのかについてお話ししたいと思います。人は「いますぐやらなければならないこと」は自然とやることができます。言い換えれば、緊急性の高いやるべきことはどんなに意志が弱い人でも行動することができるのです。たとえば、病気になればだるくて一歩も歩きたくなくても薬を買いに行きます。お腹が痛ければどれだけ用事があってもトイレに駆け込みます。あこがれの異性から突然食事の誘いがあれば、上司に嘘をついてでも仕事を終わらせてレストランに向かうでしょう。「自分は行動力がない」と嘆いている人が、1杯のラーメンを食べるために深夜に開いているお店を30分かけて検索し、1時間近く車を飛ばして食べに行く姿を見ると「どこが行動力がないのか」と、思わず笑ってしまいます。

『人は自分にとって緊急性が高いやるべきことは、どのような手段を使ってでもやる。たとえ自分は行動力がないと悩んでいる人でも、実はやっている』ということなのです。

ところが、起業や将来のための取り組みというのは、必ずしも緊急性が高くありません。簡単に言うと「長期的にはやる必要があるけど、いますぐやる必要がない」ということです。トイレに行きたい気持ちを放置しておけば、悲惨な結果を招くことは目に見えています。肉体的な苦痛が襲ってきますし、精神的にも恥ずかしすぎる体験をすることが明確に見えています。なので、悲惨な事態を何としてでも回避しようと積極的に行動するのです。

つまり、「いますぐやる必要がある」から誰でもできるわけです。しかし、起業や将来のためのスキルアップは、いまやらないと死ぬわけではないですし、何となく明日でもいい気がするし、とりあえず今日は疲れたからのんびりビールでも飲もう、ということになってしまうのです。

もっと自由に生きたいし、働きたい、という気持ちが嘘なわけではありません。みんな本気で思っています。でも、つい先延ばしにしてしまうのです。

しかし、これが問題なのです。必要性と緊急性が高いことだけをやっていけば何となく、いまは最低限の人生を送ることができますが、いまの現状を抜け出し大きな成功をつかむことは不可能です。つまり、緊急性が低い「今日やらなくても問題がないこと」をすることでしか、人生の質を劇的に変えることは不可能なのです。いつもあと回しにしてしまう「未来の自分のためにできること」を今日できるかどうかが成功の分かれ目なのです。

いまやらなくてもすぐには困らない、だけど、自由な未来を手に入れるために必要なことに、どれだけ取り組めるかが成功の分かれ道です。

『いまやらなくても困らないけれど、将来の自分のためにやるべきことは何か?』

あなたにとってそれは何でしょう?ぜひ、いますぐ自分に問いかけてみてください。そして、忘れないように手帳の1ページ目やパソコンのデスクトップ画面、携帯の待ち受け画面など常に目に入るところに書いておきましょう。

実際には、この文章を読んでいる5%の人もやらないと思います。でも、やった人だけ人生が変わります。ぜひ、未来の自分のためにやってみてほしいと思います。

行動できない人のパターンとして、もう1つ、最近増えてきたのは、副業や起業への道を探るうちに、候補がいっぱい出てきてしまって、たくさんの選択肢を目の前にして選べなくなってしまい、結局「どれも踏み出せないまま足踏みしてしまう」というケースです。

少しは行動してみるのだけれど、少しやり始めたところで、別の選択肢があることを知ってしまって立ち止まる。見えてしまうと、そっちはそっちで魅力があるように思えてくるので、少しかじってみたりする、そんなことをしているうちに、結局どれも中途半端なままということになりがちです。
情報に飲み込まれて溺れてしまい、やりたいことが定まらず、「これしかない」というものに絞り込めないのです。

元日本代表のスターサッカー選手がこんなことを言っていました。

「ゴールキーパーと1対1になると、観戦している人たちはすごく簡単にゴールを決められるシーンに見えると思います。でもやっている選手としては、本当に絶好のチャンスというのは、選択肢がありすぎて一瞬迷ってしまうのです。そしてその迷いの結果、つまらないミスをしてしまってゴールを奪えないことがよくあるのです。逆に難しい場面でのシュートのほうが選択肢がほかにはないので、迷いなく自分の持っているすべての力を出すことができます。難しい場面のシュートのほうがそういう意味では簡単なんです」

とても興味深い話だと思いました。
これはビジネスや起業でも同じです。選択肢が増えすぎると目の前のことに集中できず迷いが生まれてしまいます。迷いを持った状態では集中しきれないのでうまくいきません。選択肢が多いというのは一見良いことのように思えますが、結果を出すために必要な集中力を奪ってしまうことでもあるのです。

 

追いつめられるか、何かのきっかけか。結局は動くしかない

「動けない人」とは逆に、現状を打破するための行動が取れている人とはどのような人でしょうか。動けている人というのは、1つには「追い詰められている」という状況にある人が多いのです。やむにやまれぬ事情で「起業するしかない」という人です。かつての私がそうでしたし、実際によくあるケースでは、借金があって自己破産寸前という人もいました。そこまででなくても、家族を介護しなければいけない立場で、外には働きに行けないという人や、これまで働いた経験がなくて就職口がない人などもいました。

また、別なパターンで動けている人の特徴は、「きっかけ踏ん切り型」です。いますぐお金が必要とか、いまの仕事が嫌で嫌でしようがなくてとか、このまま仕事を続けていると死んでしまうという人です。たしかに、ほかに選択肢がないということでもないと、まがりなりにも安定しているいまの生活をかなぐり捨ててまで、起業に踏み切れるものではありません。

多くの人は、最初は副業として始めて、うまくいったらいまの仕事を辞めて自分のビジネス1本にしたいと思うものです。しかし、兼業ではなかなか時間も取れないし、そうそう簡単にうまくいくものでもありません。

実際、私の周りで起業している多くの人も、最初は躊 躇していたり、ある程度の算段をつけてから独立起業したいと思っていたりするけれど、いざ独立する段になると、意外と見切り発車的なケースが多いものです。

その人たちはどこで踏み切ったのかというと、何かのきっかけで、糸が切れたように、なかばやけくそ的な形で会社を飛び出して起業するというパターンです。

たとえば、上司と意見が対立して発作的に辞表を出してしまったとか、嫌なことがあって会社を飛び出してしまったり、業界の嫌な部分に触れてしまって仕事に対する情熱がなくなり、何もかも我慢できなくなってしまったりといったことです。あるいは、たまたま起業してうまくやっている友人と再会したとか、同期入社のやつが役員とかプロジェクトリーダーとか重要な役どころに大抜擢されるなど、そうした何かのきっかけに触発されて現状を抜け出すというケースも実際にあります。

あまり多くはないとはいえ、いまの本業でとりあえずは稼げている、このままずっと同じことを続けていれば少なくとも食べていくことはできるという現状のなかでは、なかなか起業に踏み切れるものではないのです。

少しくらい嫌なことがあっても、「この職を失ったら路頭に迷うかもしれない」という考えがよぎるものだけれど、そこで、ある程度でも起業の準備が進んでいると、何かのきっかけで「この際、踏み切ってしまおう」という、現状を抜け出すためのひと押しになるのです。

 

自由に働くって、実はそんなにたいした問題じゃない

あなたとそれほど変わらない、もしかしたら、それ以上に難しい状況にあったところから抜け出した人たちがいます。ひょっとしたら「都合が良すぎる!」とか、「実は、何か裏があるんじゃないの?」と思うかしれませんが、すべて私の周りで実際に起こったことです。実は、「そんなバカな?」「そんなことでうまくいくの?」ということほどあっさり、簡単に現状から抜け出せるものなのです。それをわかっていただきたくて、これから事例を紹介します。これを読んで、「こんなことでいいのなら、自分にもできそうだ」と思ってもらえたら本望です。

たしかに努力は必要だけど、でも自由に働くというのは、実はそんなにたいしたことではなく、きちんとやるべきことをやり、正直に、誠実に、人のために生きるという、人間として当然のことをしていれば、誰でも手に入れられるものなのです。

 

プロ選手でもないのに「跳躍力トレーニング法」で月収30万円

これは、私の会社で働いている26歳の男性スタッフの話です。
彼があつかっている商品は、「90日でジャンプ力を15センチ伸ばす方法」です。

中学校や高校の体力測定の時間などで、手に白い粉をつけて、体育館の壁に貼りつけているメモリのついた板に跳び上がってバンと印をつけ、どれだけ高く跳べたか、という測定をした記憶がある人は多いでしょう。

バスケットボールやバレーボールの選手にとっては、垂直跳びの跳躍力は必須の能力であり、誰でも鍛えたいと思っています。

当然、バスケットボールやバレーボールでレギュラーを目指しているような選手にとっては、「えっ! そんな方法があるなら教えて」と飛びついてきます。
実際、この商品は大変によく売れています。トレーニング方法を講義形式で解説したDVDをアマゾンで販売しています。価格は9800円です。

これが、なんといまでも毎月30万円ほどがコンスタントに売れています。
しかも、売り出した当初は、初月だけで70万円も売り上げました。

ところで、私の会社のスタッフである彼は、いったい何者なのか気になりませんか?

バスケットボールのコーチ? いいえ。
プロ選手経験者? いいえ。
えっ? どっちでもないの? せめてスポーツインストラクターでしょう?

いいえ、どれも違います。
彼は、まったく普通のアマチュア選手です。
もちろんプロ経験もなければコーチ経験もありません。

いま現在、私の会社で働いているので、スポーツインストラクターでもないわけです。ただ、彼は実際、中学、高校とバスケットボール部で活躍し、レギュラーになりたくて跳躍力を一生懸命鍛えました。彼のもともとの跳躍力は、男性の平均的とされるくらいだったのですが、170センチの身長にしてバスケットのゴールをつかめるほどになりました。

そうして自分が編み出したトレーニング方法をメソッド化したものなのです。私が驚いたのは、彼が実際に飛ぶ姿を一度も見せていないことです。それでもお客様は商品を購入し、ちゃんと真剣にトレーニング方法を学び、一生懸命鍛えているのです。

私自身、「プラス15センチ跳べました! ありがとうございます」という感想が本当に届いていることを知って、「ああ、本当だったんだ」と思ったくらいです。ともあれ、これで毎月30万円も売れるのなら、あなたならもっとすごいものができるのではないでしょうか。

 

ネジ工場の工員から、お客様に〝神〟と呼ばれるようになった男

次に紹介するのは、大阪の下町で町工場に勤めていた、当時37歳で工員をしていた男性のケースです。
町工場というのもベタだなとわれながら思いましたが、でも、本当のことだからしかたがありません。

その人は堀下さんと言います。
彼は去年まで町工場で歯車の一部になり、言い方は悪いですが何の自由もない奴隷のごとく働く毎日でした。連日朝早くから夜遅くまで同じ場所で同じことを繰り返す日々で、「私が死んでも代わりはいるもの……」と、無意識につぶやいてしまうほどでした。

決められた作業さえできれば、人格も性格もどうだっていいという、会社の体制にずっとずっと憤りを感じながらも勤務していました。毎朝、工場独特の甘ったるい油の臭いの染みついた作業着に着替え、通勤用の原付スクーターにまたがった瞬間の『やるせなさ』を正確に伝えることのできる日本語を彼は知らないと言っていました。

仕事帰りに急に雨が降ってきて、油まみれの作業着がずぶ濡れになり、信号待ちでふと見たガラス窓に、ソレを身にまとっている自分の姿が映ってるのを見たときの自己嫌悪感もまた、言葉にするのが不可能なほどで、伝えるのが困難というしかなかったそうです。

土曜日も仕事、祝日も仕事、祭日も仕事、お盆休みはまさかの土日の2連勤で、「こんな毎日があと何回繰り返されるんだろう……」と、やらなきゃいいのに、月間出勤日数26日と定年までの月数を掛け算して、うんざりしたり、さらに月給で一生涯で所得できる給料を計算して絶望に打ちのめされたりしていたそうです。

そんな苦痛だらけであったとしても、「子どものため、家族のため……働くことが男の義務……」
そんな言葉で自分に暗示をかけながら、ごまかしながら十数年、働いてきたそうです。

毎日長時間拘束され、昨日と同じような今日が繰り返されるなかで、いつも辞表を叩きつけるシーンを妄想しながら、現状を変えることのできない自分を慰めていました。

しかし、そんな無期懲役の牢獄の囚人のような暮らしから解放されたいと、私とビジネスパートナーの白石さんの開催するセミナーに参加をしたのです。町工場での仕事しか知らず、さしたる特技も、これといった才能もない堀下さんがいったいどうしたかというと、「吃音を矯正する方法」という商品をつくりました。

実は、堀下さん自身がひどい吃音にずっと悩まされ、子どものころからからかわれたりバカにされたりしてひどいコンプレックスを抱えていました。ネジ工場の工員になったのも、あまり人と話さずに済む職場だったからです。

でも堀下さんは、やっぱり吃音がどうしても自分で嫌になって、あるとき、一念発起して矯正にチャレンジしました。ものの本を読んだり、専門の外来に通ったり、漢方薬を試したこともあります。かなり苦労したそうですが、最終的に吃音を克服することに成功しました。

それは、私たちのセミナーに来る前だったので、ビジネスのネタにしようと思ってやったことではなく、純粋に自分でコンプレックスを克服したかったからです。私のセミナーに来たときには、そんな過去をすっかり忘れていました。そうして、堀下さんは私たちにこう言ったのです。

「私はしがない工員で、何の才能もたいした経験もないから、商品になりそうなものはないんです。でも、どうしても稼ぎたい。工員で終わりたくないんです」

そこで私たちは、「自分が人に何をしてあげられるか、で考えてみたらどうでしょう」と投げかけました。すると彼は、自分が吃音を克服した過去をふと思い出したのです。自分は吃音のせいで何度も嫌な思いをしたし、引っ込み思案な性格になってしまった。だから、同じ吃音に苦しむ人の気持ちがわかるというのです。

これは願ってもない大チャンスです。あとでも話しますが、ビジネスにとって、「お客様の気持ちがわかる」ということほど強力な武器はありません。コンプレックスは大チャンスです。かく言う私も、コンプレックスがあったからこそ稼げた人間です。

ともあれ、「それを絶対に商品にすべきです。吃音で苦しんでいる人を助けてあげてください」と言いました。堀下さんはそれから、私たちのセミナーで熱心に学んで、アドバイス通りに「吃音を矯正する方法」をメソッド化し、販売を始めました。

さて、どうなったでしょう。結果、堀下さんはいま、月収100万円をコンスタントに稼いでいるのです。

工場を退職して、いまは自分のビジネス1本で生活できるようになりました。叩きつけようと思っていた辞表も実際に出すときには、優しい気持ちでそっと上司に差し出せたそうです。堀下さんは、自由にダイナミックに自分の人生を生きるすべを手に入れたのです。

でも、うれしいことはそれだけではありません。堀下さんは、彼の商品を買ってくれた人から、まるで神様のように慕われています。堀下さんのお客様にとって、彼は「商品を売る業者」ではありません。自分を吃音のコンプレックスから救ってくれた神なんです。

そして、堀下さんはいま、町工場の一工員だった自分が自由を手に入れた方法を教えることで、同じように人生をやり直したい人たちを救っています。そして、彼らと毎日交流しながら、感謝の声を毎日もらいながら、充実したお金にも時間にも場所にも縛られない働き方を謳歌しています。

 

自己破産寸前から1年で億万長者に転身

最後に、私が携わったなかでも、もっとも思い出深いケースを紹介します。この方は、私にとって最初にお客様になってくれた人の1人です。この方を仮に、遠藤さんとしましょう。

遠藤さんは、私の飛躍のきっかけになった商品、「誰でも2時間でホームページを作ることができるシステム」を買ってくれた人で、彼の成功が私の商品が爆発的に売れたきっかけにもなりました。それはまだ、私がホームページ制作代行サービスを仕事にしていたときで、業界がだんだん過当競争に入って価格破壊が起きてしまい、制作代行では利益がほとんど取れなくなっていったときでした。

そこで私は、「ユーザーが自分でホームページをつくることができる」というソフトをつくったらどうだろうと思って商品化しました。そのときに、実際に「誰でもつくれる」ことを証明しないと説得力がないと思って、モニターを募集したのです。モニターになってくれた3人のうちの1人が遠藤さんでした。私はこのとき、「誰でもつくれる」というところにより説得力を持たせたかったので、もっともITから遠い人を選びました。

1人は高齢のおばあさん、1人は家庭の主婦、そして3人目が遠藤さんです。この3人に共通するのは、これまでパソコンを触ったこともなく、相当な機械音痴ということでした。

そうして、もっともホームページ制作が苦手そうな3人のモニターに商品を渡し、実際にページをつくってもらったところ、「誰でもつくれる」というわりには、かなり苦労してしまいました。なにせ、パソコンの電源を入れるところから教えないといけないのです。しかも、モニター期間はたった1週間しかありません。

残念ながら、3人のうちの1人、おばあさんだけは「どうしてもできない。無理」ということで断念してしまったのですが、遠藤さんを含む2人は何とかホームページづくりに成功したのです。そうして、モニター期間が明けて正式発売に移る段になって、実際にホームページをつくってみた成果をヒアリングしようと連絡を取ったところ、すごいことになっていたのです。

「伊勢さん、大変です!」
「どうしたんですか遠藤さん、何か不具合でも!?」

「いえ、そうじゃないんです。売れすぎちゃって、商品の配送が間に合わなくて困っているんです」
「売れすぎちゃってって、どういうことです?」

実はこのときはまだ、「起業して成功するためのセミナー」という、私の現在の商品はあつかっていません。このときやっていたのは、あくまでホームページ作成ソフトの販売だけです。

遠藤さんは、ほかのセミナーで起業ノウハウを少しかじっていたようで、ホームページを立ち上げ、さっそく見よう見真似でビジネスを始めてみたところ、あっという間に商品が売れてしまったのです。

そのとき、遠藤さんがあつかっていた商品は、独自に考案した〝ダイエット法〟でした。

彼は30日間のダイエットプログラムをつくり、毎日の朝昼晩の食事に何を食べる、どんな運動をする、気をつけることは何といった内容を手書きで書いたものをコピーして冊子にしていたのです。商品は2万円という価格設定でした。

私自身、「そんなものが、そう簡単に売れるのか」といぶかしがったものですが、実際に毎日何十部と売れていきます。初月の売り上げだけで数百万円になり、遠藤さんは冊子をコピーして綴じ、お客様に郵送する作業に追われてうれしい悲鳴を上げていたのです。

モニターですから、彼の成果を私は宣伝に大いに使わせていただきました。この遠藤さんの成功があったことも、私の商品である「誰でも2時間でホームページを作ることができるシステム」がヒットする1つの要因になりました。あとでわかったことですが、遠藤さんは九州地方のある学校で教師をされている方で、そのときすでに30歳代後半のベテランでした。

なぜそんな人が起業を志したのかというと、実は借金があったようなのです。あとで本人が教えてくれたところによると、「ホームページの立ち上げが、もう数カ月遅れていたら、自己破産していました」というところまで追い詰められていたそうです。

借金の支払いはきつくなる、かといって、教師という職業柄、どんなに頑張っても急に給料が上がるわけではなし。まさに待ったなしの状況でした。そうして、副業のやり方や起業の方法を教えてくれるセミナーに通っているうち、ホームページでダイエットプログラムを販売するビジネスというプランをつくったけれど、肝心のホームページがつくれない。そこで、私の商品に興味を持ってもらえたことがきっかけで、すんでのところで自己破産の危機を免れたのです。

その後、どうなったかというと、実は、遠藤さんの商品はさらに売り上げを伸ばし、初年度だけでなんと売り上げ1億円を突破。2年目には2億円を突破し、億万長者の仲間入りを果たしてしまったのです。

遠藤さんはいま、借金を完済したのはもちろん、教師を辞めて投資家に転身し、海外に不動産を複数所有して悠々自適の生活を送っています。

さて、この話には落ちがあります。独自のダイエットプログラムを考案したということなので、てっきり保健体育の先生かと思っていたら、専攻は美術教師と聞いて二度びっくりしました。

そう言えば、見せてもらった冊子の挿絵が妙に上手だったのを思い出して、何となく合点したものです。私にとっては、飛躍のきっかけにもなりましたし、また、私のお客様のなかでも最初に成功を手にしたという意味でも忘れられない経験になりました。

 

普通でOK。誰でも素晴らしい素質を持っている

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独立起業を成功に導くためのセミナーを開いている私のところには、すでに小さな企業を経営されている方だけでなく、起業を夢見る若者、脱サラを考えているサラリーマン、働いた経験のない家庭の主婦まで、いろいろな人が来ます。

そうした人たちのなかで、「能力もない、お金もない、人脈もない私のような人間には、起業は無理なんじゃないか」という人が少なからずいます。

私は、そういう声を聞くたびにとても悲しくなります。
ここでいくつか紹介した通り、ビジネスで成功するために、能力、お金、人脈は必ずしも必要なものではなく、人にはそんな目に見えるものよりもっと大きな価値があり、誰でも素晴らしい素質を持っています。働いた経験がない大学生や主婦でも、お年寄りの方でも、誰でもそのチャンスがあります。普通に生きる人々にこそ、きわめて大きな価値があるということに気づかぬまま、何もせずにあきらめてしまうのは実に惜しいことです。

事実、私自身、働いた経験もないまま学生時代に起業しました。当然、お金はゼロ、人脈、技術、知識も何もありませんでした。よくある話は、実は実家がお金持ちで、資金は出さなかったとしても、何らかの便宜を受けていたり、あるいは父親の起こした会社を継承したりしているものですが、私の場合はそういうものもいっさいありません。私の父は、バブルのころに不動産事業を個人で営んでいましたが、私が起業するころにはとっくに廃業していて普通のサラリーマンをしていましたから、お金も商売の基盤もなくなっていました。本当に私ひとりで始めたのです。

私自身は、あまりにも無謀な形で起業してしまったために、その後、しなくてもよかった苦労をしてしまいましたが、いまはそうした自分の失敗経験から積み上げた、誰でも起業できる方法をメソッド化してお伝えしているのです。でも、そうすると、「それは、伊勢さんだからできるんですよ。私はそんなに優秀じゃない」などと言われることも少なくありません。

そうじゃありません。
私は起業家としてはけっして優秀ではなく、ダメダメな人間だったのです。

謙遜ととられると心外なので、次の章で、私の恥ずかしい生い立ちを紹介したいと思います。私がいかにごく普通の人間か、特別な才能や優秀な頭脳を持ち合わわせているわけではなく、いたって凡庸な人間であるかがわかっていただけると思います。

 


 

『お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。(伊勢隆一郎 著)』より抜粋。

 

2015-10-30 06.58.28

『お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。』

 

【書籍紹介~目次】

はじめに……誰でもお金と時間と場所に縛られない働き方ができる

第1章 誰だってお金を稼ぎたいし、現状から抜け出したい!

いまのままじゃ、国も会社も助けてくれず年収300万円に!?
8割方の人は、現状の不安や不満から抜け出したい
なぜ多くの人は現状から抜け出せないのか?
追い詰められるか、何かのきっかけか。結局は動くしかない
自由に働くって、実はそんなにたいした問題じゃない
 プロ選手でもないのに「跳躍力トレーニング法」で月収30万円
 ネジ工場の工員から、お客様に〝神〟と呼ばれるようになった男
 自己破産寸前から1年で億万長者に転身
普通でOK。誰でも素晴らしい素質を持っている

第2章 どこにでもいる平凡な私でも一瞬で5億円を稼げた

本当は普通なのに、普通であることに劣等感を感じる生活
「普通に就職」ではない生き方に出会う
案の定、起業で得たものは“借金”だった……
1年半、収入ゼロ。借金返済のニート生活
1人でしっかり食える仕事がしたい!
セールスコピーライティングという“悪魔”
3日で3000万円売り上げ、生活が変わった
お客様がお金に見える……このままじゃヤバイ
もともと普通の人なんていないと心から思えた瞬間
お客様を手放したとき、お客様は1万人になっていた
突き抜けたとき、12時間で5億円を稼いでいた

 

第3章 あなたが自由に働くために必要なマインド

1年に2、3回の仕事で残りは自由に働く
起業だけが自由ではない。いま居る場所でも自由になれる
ビジネスで稼ぐことは、実はとてもシンプル
普通でも必ずビジネスになるものはある
お客様の「悩み」と「恐怖」がお金に変わる
悩みの正体は「感情」でしかわからない
お金のために仕事を選ぶか、好きだから仕事を選ぶか?
億を売り上げる大ヒット商品をつくるには?
まずは無償で人に感謝されることをする
お客様に対して全責任を負う覚悟がお客様の背中を押す
どんなビジネスでも失敗しない、ただ1つのこと
あなたに1つだけ伝えていないこと

第4章 あなたが自由な働き方を手に入れるために必要なメソッド

ビジネスは恋愛と結婚の関係に似ている
学校ではけっして教えてくれなかったビジネスに通じる真理
なぜあなたは、子どものころにあれほど頑張ったのか?
迷惑なお客様──おじいさんの心の底にあった本当の思い
相手を理解してあげるという能力はビジネスを超える
あなたの生き方を変える「理解レベルの4段階」
あなたの働き方を唯一変えることのできる『究極の理解』

第5章 あなたもお金と時間と場所に縛られない働き方ができる

私がこれまでの人生で得たもっとも大事な宝物
『究極の理解』を手に入れるための4ステップ
 ステップ1感情のボキャブラリーをより多く持つ
 ステップ2映画の登場人物の心情を想像してみる
 ステップ3さまざまな気持ちのバリエーションで手紙を書いてみる
 ステップ4日々相手の言葉のなかに隠されているものを探してみる
本当に欲しいものが見つかったとき、あなたは自由を手に入れる

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