電子書籍アニキ書評 vol.49トルステン・ハーフェナー『とっさのしぐさで本音を見抜く』(サンマーク出版)

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こんにちは!電子書籍アニキこと間川清です。間川さんコラム用

さて今回は、Kindleのハイライト機能について書きたいと思います。ハイライト機能というのは、分かりやすく言えばマーカー機能のことです。読んでいる本のなかに「ここはいい部分だ」とか「ここは記憶に残したい」といった場面があると思います。そんなときに、文章の最初の文字をタッチしそのまま最後の文字まで指を滑らしていくと、その部分にマーカーが引かれるのです。

ハイライトした部分は、端末から操作してハイライトだけを表示させることができます。これによって読み終わった本でもハイライトだけ表示させて内容をざっと確認したり、記憶にとどめておきたい内容を復習することができるのです。

こんな便利なハイライト機能ですが一点だけ注意が必要な点があります。それはポピュラー・ハイライトと呼ばれる機能。これは、自分以外の読者がどこのハイライトをつけたのか分かる機能で、文章に点線が引かれ「◯人がハイライト」というように、多くの人がハイライトした部分がわかります。この機能、ビジネス書を読んでいる時などには、他人の視点を理解することにつながりとても便利なのですが、あるジャンルの本を読んでいる時には困った問題がおきてしまいます。

そのジャンルとは推理小説などのジャンル。最近とあるネット上のサイトで、推理小説を読んでいた人が、犯人である登場人物が出てくる場面でその登場人物の名前に多くの人がハイライトしている、という表示がでてしまい犯人がわかってしまったという悲しい出来事があったと話題になっています。犯行のトリックとなる部分にもポピュラーハイライトがでてしまったそうです。これでは推理小説の一番の楽しみが失われてしまうことになり悲劇ですね 笑

そのようなことにならないようKindleではこのポピュラーハイライトをオフにすることが設定で可能です。推理小説などではくれぐれもこの機能をオフにしておきましょう!

 


 

トルステン・ハーフェナー『とっさのしぐさで本音を見抜く』(サンマーク出版)

さて今回紹介する一冊は『とっさのしぐさで本音を見抜く』(サンマーク出版)です。内容はタイトルそのまま、外見から相手の本心を覗き見る方法を教えてくれる一冊です。相手の本心を覗いてみたいというのは、多くの人が一度は考えたことがあるでしょう。それがこの一冊で実現できるとしたら素晴らしいことです!

著者はトルステン・ハーフェナー氏。始めて聞く人もいるかもしれませんが、この著者は累計50万部のベストセラー・2012年の年間ベストセラービジネス書部門で1位にも輝いた「心を上手に透視する方法」の著者でもあります。この本を読んだことのある人は多いでしょう。

ハーフェナー氏は、1972年ドイツ生まれ。大学で翻訳と通訳を学び英語とフランス語の通訳の資格をもつ傍ら、身体の言語を読み解くことで人の思考や感情を解釈する能力を磨き、マインドリーダーとしてステージショーを行う他講演会やセミナーを開催しテレビやラジオにも多数出演している人物です。

日本人に例えるとメンタリストのDAIGO氏に似ている存在なのかもしれません。長年人の心を読み取ることを仕事としていた著者が、他人の本音を知るための数多くのテクニックを伝授してくれます。

本書は「はじめに」を除く11の章で構成されています。相手の本音を読みとるための大原則といったような共通する原理を紹介する章は存在しておらず、それぞれの章は「相手があなたをどう思っているか見抜く五つの方法」といったように、それぞれの状況やシーンに応じてかなり個別的で具体的なテクニックが紹介されています。そして巻末には丁寧なことに『「しぐさ」で本音を見抜くための辞典』がついており、辞典のように「手」「肩」など身体の部位と動作からどのようなことが読み取れるのかということが解説されています。相手の特定の行動が気になった場合など、この辞典でそれがなにを意味しているか調べてみるなどしても面白いかもしれません。

ユニークな章は「フェイスブックの写真でその人を見抜く」という章です。さっそくこの章の内容をもとにフェイスブックを見てみましたが、けっこうあたっていることが多く驚きです。フェイスブックを利用している人には必読でしょう。

では以下より気になった本書の注目点を紹介していきたいと思います。

 

 本書のポイント

『人はコミュニケーションをしないでいることはできない』(第1章 相手があなたをどう思っているか見抜く5つの方法 より)

「身体を大きく広げ、めいっぱいスペースを使っている人物がおどおどしたタイプだとは誰も考えない」(第2章 本音を見抜くワザ① 一瞬の「変化」を見逃すな! より)

「左手で唇を触ったら嘘のサイン」(第4章「しぐさ」で嘘を見ぬく方法 より)

さて、本書は相手の仕草などから相手の嘘を見抜いたり、考えていることを見抜く方法を数多く教えてくれますが、そもそもなぜそんなことができるのでしょうか?そしてそれは本当にできることなのでしょうか?

この点著者は、もちろん仕草から相手が考えていることを見抜くことはできると断言しており、その理由として『人はコミュニケーションをしないでいることはできない』から、という説明しています。

この言葉は、とある心理学者の言葉だそうですが、人間というのは何をしていようと周囲に絶えず何かを伝えている存在です。たとえ一言もしゃべらなくても、それ自体が一つのメッセージとなるのです。そして、私たちはほとんどの仕草を無意識のうちに行っておりコントロールするのはとても難しいことです。確かに、言葉で嘘を突き通せても、身体にそれを出さないようにするのはかなり難しい。だからこそ、その無意識のしぐさを読み取ることができれば相手の本音を知ることができるのです。

これは当たり前のことのように聞こえますが、とても重要な事です。私たちは、たとえば誰かが一言も口を聞いていないようでも、その人の機嫌が悪いか良いかがわかることがあります。このことは同時に、自分はいつも無意識に自分の本音を周囲に伝えている、ということも意味しています。「口に出さなければわかるまい」というのは真実ではない。そう考えると口にすべきでないことなどを安易に考えたり思ったりすべきではないということが分かります。自分への戒めになりますね。すべてはしぐさを通して伝わってしまうのです・・。

ビジネスマンなどにとても役立つテクニックとして紹介されていたのは、パワー・ポーズというテクニックです。ビジネスではプレゼンや商談など、緊張や不安になりがちな場面でも、結果が求められる場面が多々あるでしょう。そのようなときに、不安や緊張を吹き飛ばし明るくなり自分に自信が持てるようになる方法があります。それが勝利と優位のポーズといわれる「パワー・ポーズ」です。

とある研究によると、人は、自分が優位に立ったり勝ったときには「体を大きく広げる」という行動をとるそうです。これは全世界で共通しています。そして、多くの人は「身体を大きく広げ、めいっぱいスペースを使っている人物がおどおどしたタイプだとは誰も考えない」ものです。

この「体を大きく広げる」ことこそがパワー・ポーズです。著者によれば、行動と感情は密接に関係しており、行動は感情に強い影響を与えるといいます。「体を大きく広げる」という行動が、「自分は勝者である!優位にある」という感情を湧き上がらせる結果、不安や緊張を吹き飛ばしてくれるのです。

とある研究によれば、体を大きく見せるポーズを取った人は、それだけで体内ホルモンの分泌量に変化が生じ、優れたリーダーと同じようにテストステロンが増加し、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少したそうです。

これはすぐにでも使える是非実践したいテクニックです。緊張しそうな場面の前にこのパワー・ポーズをとっておけば緊張がほぐれ自信がつくのです。パワー・ポーズの例は本書に写真付きで載っていますが、イメージ的には足を肩幅より広げて立ち、両腕を広げて肘を曲げ高く上にあげるようなポーズです。もちろんこれだけではなく、椅子にすわって足を広げ大きくのけぞる、ようなポーズでもいいでしょう。体を大きく見せるポーズなら何でも良いようです。手軽で簡単、しかもデメリットはありません。是非実践してみましょう!

最後に紹介したいのは、相手の嘘を見抜く方法です。私は商売柄裁判で明らかにどちらか一方が嘘をついている、という状況に立ち会います。なので嘘を確実に見ぬく方法があれば是非知りたいところです。

著者によれば、嘘を見ぬくポイントは「増える」だそうです。ではなにが増えるかというと、それは「行動」です。手の動きが増える・自分の顔に触る回数が増える・椅子に座り直す回数が増える・肩をすくめる回数が増える、というように行動が増えるのです。

とくに増えるのは、自分に触れる回数です。特に自分の鼻と口に触る回数が増え、しかも不思議な事に自分を触るのは例外なく「左手」で行われるとのこと。したがって、「左手で唇を触ったら嘘のサイン」といえるのです。

一方で嘘をつくときに「減る」ものもあります。それは言葉。とあるプロマジシャン曰く、嘘をついている人は言葉数が少なく、一方で不自然に細かいことを「覚えて」いるのです。

これは、私も経験上何となく分かるところがあります。裁判で証人尋問などをしていると、だいぶ前の出来事であるにも関わらず、特定のことだけやたら細かく証言するような人がいるのです。おそらく事件の重要な部分であるが故に、どのような嘘をつくのか事前に考えて記憶しているので逆に不自然なほどその点だけを詳しく憶えている、ということになってしまうのです。

嘘をついているかどうかの基準としての「増える」「減る」はとても役立つことでしょう。ビジネスの場だけでなく、恋人とのやりとりなどの恋愛の場面、家族との場面などいろいろと使える範囲は広いです。あまり嘘を見抜きすぎても、知るべきでないことを知りすぎて不幸になる可能性はありますが 笑

ちなみに、よく言われる「嘘をいう人は相手の目を見ることができない」というのは間違いだそうです。むしろ嘘をいう人は前もっていうことを考えてあるため自信をもって目をみて話すことができるとのこと、注意が必要です。

以上紹介してきましたが、本書はタイトル通りしぐさから相手の本音を見ぬくテクニックがたくさん紹介されています。これを実践し身に付ければ人間関係をスムーズに進めるのに役立つでしょう!自分が人からどう見られているか気になる!という人は是非チェックしてみてください!

 

超訳アニキの言葉

「しぐさは、もっとも正直なコミュニケーション手段である」

4610786

小澤貴子『ウソをつく化粧品』(フォレスト出版)

 さて「嘘」というテーマで共通するヨミポで読める本としては、「ウソをつく化粧品」をオススメしたいと思います。 著者は、小沢貴子氏。祖父の代から続く、東京美容科学研究所に入所されて肌と美容の研究の道へ。
現在は同研究所にて、化粧品の研究とともに、正しい美容科学の普及に努めているそう。オーガニックコスメなどに代表される化粧品のウソと実態を教えてくれる一冊です。本書を読んで「化粧品のウソ」を見ぬく方法も身につけてみるのはいかがでしょうか。

 

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間川清 まがわ・きよし

日本の弁護士。埼玉出身。25歳で司法試験に合格。弁護士法人川越中央法律事務所を経営。
弁護士業務の傍ら、セミナー講師として 法律や仕事術に関して教えている。
著書に『5つの基礎と6つの応用技でマスターできるうまい謝罪』『そのかめはめ波は違法です!』
『1年後に夢をかなえる 仕事術』『「アレ」はなぜ合法なのか?』 ほか。

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