間川清の電子書籍書評vol.3 『嫌われる勇気—自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎、古賀史健著 ダイヤモンド社)

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間川さんコラム用

こんにちは、電子書籍アニキこと間川清です。

本日は、「電子書籍のメリットはなにか?」について語っていきたいと思います。

 

電子書籍のメリットと言えば「重い本を持ち歩く必要がない」「読みたいときにすぐに本が買える」などがすぐに思いつきます。
しかし、私が思う電子書籍の最大のメリットは「いろいろな端末で読むことができる」という点です。電子書籍には、多くの場合、端末ごとに読んだ場所を同期する機能があります。

例えば、AmazonのKindle端末で本を読み、100頁まで読み進んだとします。
そのあと、iPhoneのKindleアプリで本を読もうと思った場合、iPhoneがネット環境にあればアプリを立ち上げた時に、100頁から本を読み進めることができます。

つまりどんな端末から読んでもスムーズに続きから読めるのです。

自宅のiPadで本を読んだあと、iPhoneだけもって犬の散歩にでかける。
そんなとき、犬の散歩の合間にさっとiPhoneを出してすぐに本の続きを読むことができるのです。

これはかさばる紙の本にできることではありません。これはすごいことです。
実際、私はこのような電子書籍の利用をした結果、電子書籍を読む量が圧倒的に増えました。
それは「スキマ時間を利用して本が読めるようになったから」です。

私は電子書籍を利用するようになってから行列に苦痛を感じることがなくなりました。

仮に手ぶらで外出をしたとしても、スマートフォンくらいは持ち歩きますよね。
そんなとき飲食店の行列待ちも、スーパーのレジ待ち時間もまったく苦痛になりません。
むしろ、楽しい読書タイムになります。

電子書籍は、スキマ時間を読書タイムに変えてくれるのです。
ぜひあなたも、スキマ時間を「至高の読書タイム」に変えてくれる電子書籍を利用してみてください。

 


 

嫌われる勇気—自己啓発の源流「アドラー」の教え_書影

『嫌われる勇気—自己啓発の源流「アドラー」の教え』(ダイヤモンド社、岸見一郎、古賀史健著)

さて本日の書評は『嫌われる勇気—自己啓発の源流「アドラー」の教え』(ダイヤモンド社、岸見一郎、古賀史健著)です。

 

22万部突破の大ヒット本。

内容は、フロイト、ユングと並び心理学の三大巨頭と呼ばれるアルフレッド・アドラーの思想を、青年と哲学者の対話という形でわかりやすく説明した本です。
フロイトやユングは、多くの人が聞いたことある名前だと思いますが、アドラーはほとんどの人がしりません。
心理学の三大巨頭のなかでもダントツの知名度の低さといえるでしょう。

そんなアドラーの心理学は、人間理解の心理・到達点とも言われており、名著『7つの習慣」で近い内容が触れられていて、名著『人を動かす』の作者デール・カーネギー氏も高く評価しているとのことです。
こんなに影響力がある心理学者にもかかわらず知名度が低いのは意外です。

では、この本のポイントと内容についてお伝えしていきましょう。

 

本書のポイント 

◆本書から学ぶ3つの言葉◆

「大切なのはなにがあたえられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」
(「第一夜 トラウマを否定せよ あなたは「このまま」でいいのか」より引用)

 「われわれは「他者の期待を満たすために生きているのはない」のです」
(「第二夜 すべての悩みは対人関係 「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない」)

 「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。
私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」(「第三夜 他者の課題を切り捨てる 無意味な人生に「意味」を与えよ」より引用)

本書は、哲学者と青年の対話形式が終始続きます。
アドラー心理学を全く知らず、俗世間の考え方にどっぷりはまった暗くて自己イメージの低い青年が、淡々とアドラー心理学を語る哲学者に熱い思いをブツケながら物語が進んでいきます。

面白いのは青年の台詞です。
まるで青年劇をみているかのような、ドラマチックで感情的な台詞がどんどん飛び出します。

「だから私はいったのです、あなたの議論はすべて偽善だと!あなたの議論は信用ならないと!わたしは嘘で塗り固められた善人よりも、己の欲望に正直な悪党を信じます!」

「ええい偽善だ偽善だ!そんなもの、偽善者のたわごとでしかありません!」
など、実際に青年がしゃべっているかと思うと思わず吹き出してしまいそうになります。

そんな青年の台詞の面白さもあって、紙の本にすればそれなりの厚みになる本書もあっというまにすんなり読めてしまいます。

アドラーの教えは、自己啓発書やビジネス書が好きな人であれば、どこかで同じようなことを読んだ記憶があると思うものが多いのです。

「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」

など、それだけアドラーの教えが、多くの自己啓発の考え方に影響を及ぼしていることがわかります。

どこかで聴いた内容であっても、本書のような会話形式の文脈のなかで説明されるとすんなり理解ができる気がします。

その一方で、
「すべての悩みは対人関係の悩みである」

という一見すると理解できない言葉もでてきます。

ただ、青年と哲学者の会話の流れを追っていくと、自然と「そういうことか!!」と理解できる瞬間が訪れます。
知らなかった世界・知識を知る読書の醍醐味が味わえます。
そういった言葉のなかでも印象深いのが帯のコピーにもなっている「自由とは、他者から嫌われることである」という言葉。
アドラー流の自由の定義から、あらためて自由であることはどういうことか、じっくりと考えを味わうことができます。
読んでも面白いが、読んだ後、言葉の意味をじっくり考えるのが面白い、そんな素敵な一冊です。

さて、あなたが「嫌われる勇気」に出てくるような悩める30代であったとしたら(私もそうですが)、是非読んでもらいたいYOMiPO電子書籍は『30代でやるべきこと、やってはいけないこと』(井上裕之著)。

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『30代でやるべきこと、やってはいけないこと』(井上裕之著)

著者の井上氏は歯科医師でありながら、作家として多くのベストセラー本を刊行し、セミナーなどでも大活躍されている人物。

そんな人がオススメする30代の生き方を是非1つでも実践してみてください。

 

 

 

 

今回の超訳アニキの言葉

 

 「他人の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れない限り、自分の生き方を貫くことはできない」

 

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間川清 まがわ・きよし

 

日本の弁護士。埼玉出身。25歳で司法試験に合格。弁護士法人川越中央法律事務所を経営。

弁護士業務の傍ら、セミナー講師として 法律や仕事術に関して教えている。

著書に『5つの基礎と6つの応用技でマスターできるうまい謝罪』『そのかめはめ波は違法です!』

『1年後に夢をかなえる 仕事術』『「アレ」はなぜ合法なのか?』 ほか。

 

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