電子書籍アニキ書評 vol.56 藤由達藏「結局、すぐ『やる人』が全てを手に入れる」(青春出版社)

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間川さんコラム用

こんにちは!電子書籍アニキこと間川清です。

さて今回は電子書籍アプリを選ぶ時のポイントを紹介したいと思います。

電子書籍アプリは、電子書籍ストアと連動しているものと連動していないものがあります。
いずれの場合でも私は以下のような点をポイントにアプリを選んでいます。
参考にしてみてください。

まず一番のポイントは、安定性です。
電子書籍アプリに限らないのですが、スマホやタブレットのアプリには、たまに、いきなりフリーズして動かなくなったり、強制的にアプリが終了する(落ちる)といった不安定な動きをするアプリがあります。
電子書籍でこのようなアプリにあたると、読書がいきなり中断されたり、どこまで読んでいたのかがわからなくなってしまい、かなりストレスを感じてしまいます。
しばらく使ってみて、安定性が悪いと感じたアプリは極力使わないようにしています。

二番目のポイントは、ハイライトがしやすいがどうか、です。
ハイライトというのは、気になった文章に蛍光ペンで線を引くように文章に色をつける機能で、名前は違ったとしてもほとんどの電子書籍アプリについています。
私の場合、電子書籍の書評を執筆するときに参照にするなど、ハイライト機能は頻繁に使っています。
このようなハイライト機能ですが電子書籍アプリによってかなり使い勝手が違います。
指で文章をなぞるとワンタッチで線が引けるようなアプリもあれば、指で押しても思った通りの場所が反応しなかったり、線が引かれるまでに何度も画面をタッチしなければいけなかったりするアプリがあるのです。

ハイライト機能を全く使わない人なら気にしなくても良いかもしれませんが、使う人は注意が必要です。

最後のポイントはページめくりのアクションとして「ロールアクション」があるかどうかです。
ページめくりアクションというのは、次のページに移動するときの動きのことで、「ロールアクション」というのは、次ページに移動する動きのうち実際の紙の本のように紙がめくり上がって移動する動きのことをいいます。
私は、ページめくりアクションの「ロールアクション」が好きで、「ロールアクション」があるかどうかで電子書籍を読むスピードがかわるほどです。
ただ、この「ロールアクション」は好みの問題なので気にしない方にとってはほとんど問題になりません。

以上電子書籍アプリを選ぶ上でのポイントを紹介してみました。
自分にあった電子書籍アプリを見つけ出し、快適な電子書籍ライフを送って下さい。

 


 

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「結局、すぐ『やる人』が全てを手に入れる」(青春出版社)藤由達藏著

さて今回紹介する1冊は「結局、すぐ『やる人』が全てを手に入れる」(青春出版社)です。
本書は、昨年7月に出版された本ですが、現在まで増刷を続け10万部を突破したベストセラー作品となっています。
「すぐやる」系のビジネス書はたくさんありますが(Amazonで検索してみてください)、10万部も売れた本はそうそうないでしょう。
他の「すぐやる」系の本とどこが違うのかきになるところです。

本書の著者は、藤由達藏さん。
対面コーチングやモチベーションアップ研修、創造性・才能開発のワークショップを提供するメンタル・コーチをされている方です。
オフィス家具メーカー勤務時代に労働組合活動をしていた経験を活かしつつ、各種心理技法や武術、瞑想法、文芸・美術・音楽創作等の経験を統合し、「気分と視座の転換」を重視した独自のメソッドを確立したそうです。
様々な経験をミックスした独自メソッドがどのようなものか気になるところ。
本書は著者の処女作となるそうです。

私の経験上、著者の処女作というのはとても質が高く良書に仕上がっている場合が多く買って損はしないことが多いです。
それまでの著者の経験や知識が、余すこと無くしっかりと詰まっているからです。
本書が10万部も売れているのは、本書が著者の処女作としてとても質の高いものに仕上がっている証拠でしょう。
内容に期待が持てる一冊です。

本書の構成ですが、全部で5章で構成されています。
第1章は「すぐに行動できない人の10の習慣(知る)」タイトルで、なぜ多くの人が「すぐにやる」ことができないのかを教えてくれます。
原因を知るだけでも多くの物事は改善されます。
すぐやる人になるために必須の知識と言えるでしょう。

第2章は「10秒で行動する人の思考法(学ぶ)」。
身近にいる「すぐやる人」はどのような思考法で動いているのか、それを学ぶことができます。

第3章は「行動する人になる10秒マインドチェンジ(自分を変える)」。
この章は、本書で一番ポイントになる章です。
「気分」と「視座の転換」という2つの観点から、すぐやる人になるテクニックを教えてくれます。

第4章は「結果につながる!周りを巻き込む10秒チェンジ(周りを変える)」。
自分を変えられるようになったあとは、周りに影響力を与えられるようになりましょう。
職場やプライベードなどで上手に周りを巻き込み動いてもらう方法が学べます。

最後の第5章は「10秒でゴールに近づく思考と行動のコツ(人生を変える)」です。
この章は、すぐやる人になった上で、どのような思考と行動を持てば自分の夢を叶え思い通りの人生を生きることができるのか教えてくれます。

以下では本書のなかから、これはと思う内容を紹介します。

本書のポイント 

「39度の熱にうなされていてもできること」くらい小さく分解して下さい」(第2章 10秒で行動する人の思考法(学ぶ) より)

『「感情表現の3要素(表情・動作・言葉)」のすべてを変化させると、それだけで、あなたの気分は一変します』(第3章 行動する人になる10秒マインドチェンジ(自分を変える) より)

「10秒間の「視座の転換」で、視野を広げてみる」(第3章 「行動する人になる10秒マインドチェンジ(自分を変える) より」

本書ではまず最初に、「すぐやる人」具体的には10秒で行動する人がいかに人生でチャンスをつかみ成功するかということが語られます。
決断に迷ったり、なかなか動くことができない人より、すぐに判断してとりあえずでもいいから行動してみる人の方が成功に近づくというのは、そのとおりだと思います。

ではなぜすぐ動ける人とそうでない人がいるのでしょうか?
その一つの要素として、著者は、すぐ動ける人は「行動してしまえば、あとは楽ということを知っているから」だと言います。

「行動力というのは、雪だるまづくり」と同じようなものなのです。
最初は小さな雪球を作ることから始めますが、一度小さな玉ができてしまえば、転がしていくうちにあっという間に大きな雪球になります。
このように最初は少し大変でも一度行動してしまえばどんどん行動が楽になっていくのです。

そのため、一番重要なのは「何かを始めること」ということになります。
そして「何かを始める」ためのポイントは、小さいことから始めること。
著者は、最初に始めることは、「39度の熱にうなされていてもできること」くらい小さく分解して下さい」という表現を使います。

39度の熱にうなされていてもできる、という表現はとても絶妙でうまいですね。
何事も始めることが大変なのは経験上よく分かります。
例えば、億劫に思っていた部屋の掃除も一度始めてしまうと段々とテンションが上がっていき、気がついたら部屋中掃除が終わっていたというのは、誰でも一度くらいは経験があるのではないかと思います。

「どうしてもやる気がおきない」という時は、「39度の熱」がある時でもできるかを基準にしましょう。
例えばパソコンでなにか文書を作らなければいけないときは、いきなりパソコンに向き合って文字を入力する、という行動を起こそうとするのではなく、(寝ている状態から)まずクビを上げる、立ち上がる、パソコンのある部屋に行く、などなど小さく小さくしていくのです。
そうすればいつのまにか目標とする行動ができていることに気がつくでしょう。

本書が他の数ある「すぐやる」本と違うのは、「すぐやる」ためのテクニックとして、「感情」の力を利用することと、「視座」の力を利用することを用いている点にあります。
では「感情」の力と「視座」の力とはどのようなものなのでしょうか?

まず、「感情」の力について説明します。
本書では、人が行動を起こす重要な要素の1つは「感情」であると説明します。
例えば、とてもハッピーでやる気に満ちた感情にあるとき、多くの人は簡単に行動を起こせるはずです。
気分が良い日であれば部屋の掃除をすることくらい簡単にできるでしょう。
しかし、心配事があり暗く落ち込んでいると、トイレに行くという簡単な行動すらしたくなくなります。

このように「感情」によって人は行動できるかどうかが変わるのです。
したがって「すぐやる人」になるためには、気分をコントロールできるようになればいいのです。

この理論はすごくシンプルでわかりやすいのですが、言われてみると目からウロコが落ちる思いがします。
気分が良ければ行動できるし、そうでなければ行動できない。たしかにそのとおりです。

では、どのように気分をコントロールするのか?

この問に対して著者は『「感情表現の3要素(表情・動作・言葉)」のすべてを変化させると、それだけで、あなたの気分は一変します』と答えます。

感情というのは、目に見えるものではないため直接コントロールするのは難しい。
そうだとすれば感情につながりのある感情表現の3要素をコントロールするのです。
具体的には、まず1つ目が顔の表情です。
我々は悲しい時には悲しい顔をし、楽しい時には笑顔になります。
これを逆に利用して、楽しい気分になりたいときにはまず笑顔をつくるようにするのです。

2つ目の要素は、動作です。
これも笑顔と同じ理屈で、なりたい感情のときにとるであろう動作をします。
例えば、ガッツポーズをして、やる気という感情を湧き上がらせることができます。

3つ目は言葉。
これも同じ理屈で、例えば「やったー!」などというように、勇気が湧いてくる言葉を口にすることでそのような気分をつくることができます。

本書が紹介する「すぐやる人」になるためにポイントとなるテクニックの2つ目は「視座」の力です。

「視座」というのは分かりやすく言うと、見る立場を変えてみること。
例えば職場であれば、自分の立場ではなく、上司の立場になって考えてみるということです。

人が「すぐやる」ことができない理由の1つに、その行動の意味を自分の立場からしか考えていない、というものがあります。
例えば会社で上司に報告書を出さなければいけないのに「こんな報告書出しても意味ないよ。面倒でやる気にならない」と思ったりします。
しかし、上司から見ればその報告書は今後の営業戦略を練る上で重要な情報であるかもしれません。
部下である自分の立場だけではなく、上司の立場に立って報告書を提出することの意味を考えると、それが重要なものであることがわかり行動できるようになるのです。

この視座の力を利用する、というのはとても斬新なテクニックだと思います。
どんなに自分が面倒くさいと思っている仕事でもそれに関わる他人の視点からみると、重要な仕事であることがわかり、すぐにやってやろうというやる気が湧いてきます。
人は一般的に「自分のため」よりも「他人のため」の方がモチベーションが起きやすいと言われています。
視座の力を利用することで「他人のため」に行動する動機を引き出すことができ、「するやる人」に近づくことができるでしょう。

以上、本書を見てきましたが、本書の2つのポイントは「感情」の力と「視座」の力。
この2つの力を利用していますぐ「すぐやる人」になりましょう!

超訳アニキの言葉

「行動は、ほんの小さな行動から始まる」

 

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「『めんどくさい』がなくなる本」鶴田豊和著

さて、すぐやる人にとっては「めんどうくさい」という感情は禁物。
そこでヨミポで読める電子書籍「『めんどくさい』がなくなる本」をオススメしたいと思います。
行動心理コンサルタントとして、5000人以上の相談者の悩みを解決してきた著者が、

【行動するのが、めんどくさい】

【人間関係が、めんどくさい】

【何もかもが、めんどくさい】

という3つそれぞれの対処法をわかりやすく解説します。
ぜひ一読してみてください!

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間川清 まがわ・きよし

日本の弁護士。埼玉出身。25歳で司法試験に合格。弁護士法人川越中央法律事務所を経営。
弁護士業務の傍ら、セミナー講師として 法律や仕事術に関して教えている。
著書に『5つの基礎と6つの応用技でマスターできるうまい謝罪』『そのかめはめ波は違法です!』
『1年後に夢をかなえる 仕事術』『「アレ」はなぜ合法なのか?』 ほか。

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