電子書籍アニキ書評 vol.77 八木龍平著『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)

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こんにちは!電子書籍アニキこと間川清です。

さて今回も、本の速読について考えてみたいと思います。

前回のコラムでは、私が実践している速読のテクニックの1つとして「自分が知らない情報だけを読む」という方法を紹介しました。
自分が知っている部分を思い切って読み飛ばすことで、読書スピードが上がるという方法でした。

 今回は、これと似たテクニックとして「自分の悩みを解決する答えが書いてある部分だけを読む」という方法を紹介したいと思います。

あなたはなんのために本を読むでしょうか?

 

娯楽のため、時間つぶしのため、など、人によって目的は様々ですが、ビジネス書の分野に限って言えば「自分の悩みを解決するため」に読むという人が多いと思います。

たとえば「会話術」についての本をよむ人にとっては「人とのコミュニケーションをうまくとりたい」という悩みを解決するために本を読むのです。

読書の目的がそうであれば、自分の悩みに対する回答が書いてある部分だけを読めばいいことになります。
「会話術」を例にとれば、例えば「会話を長続きさせるためのテーマはこれだ」という部分は読む必要がありますが「会話術の歴史」というような部分は読む必要がありません。

前回のコラムでも書きましたが、本と言うのはひとつの商品として一定のボリュームが必要ですから、必ずしも読む人にとって重要ではない情報も含まれています。
そのような部分はどんどん切り捨てて構いません。

 

オススメは、本を読み始める前に「この本で解決したい自分の悩みは〇〇である。〇〇の答えを本書のなかから探す」と心のなかで念じることです。
そうすると、読書というより「問題の答え探し」というスタンスで本を読むことができ読書のスピードがあがるのです。

是非一度試してみてください。

 

 


 

なぜ神社に

八木龍平著『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)

さて今回紹介する一冊は「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」(サンマーク出版)です。

本書は昨年7月に出版された本ですが、瞬く間に増刷を重ね出版社によれば22万部を超えるベストセラー本になっています。

本書はタイトルからわかる通り、神社というスピリチュアルな存在をテーマにした本です。
ビジネス書を読む人のなかには、スピリチュアルなテーマの本に対して、苦手意識をもっていたり、なんとなく怪しいという警戒心を持っている人は多く、好き嫌いが別れる分野だと思います。
それにもかかわらず、22万部ものベストセラーになっているというのは驚きです。
これは、今の社会において、なんとなくでもスピリチュアルな存在を信じ、それをうまく人生に取り入れていこうと思う人が増えていることを意味していると思います。

スピリチュアルなジャンルのテーマについて私が取っているスタンスは
「毛嫌いするのではなく、触れてみて自分に役に立ちそうであればその部分だけを取り入れる」
というものです。

スピリチュアルが苦手だという理由で一切そういった情報に接しないのはもったいないです。
それよりもとりあえず接してみて、使えるようなら使えばいいのです。
自分にとって不要な情報なら無視すればいいだけで、失うものはなにもないからです。
幸い、いまのビジネス書にはわかりやすく書いてあるスピリチュアル的な本がたくさん出版されています。
いままで読んだことのない人は是非トライしてほしいと思います。

 

さて本書のテーマはタイトル通り、ずばり「神社」。
日本で生まれ育った人であれば、一度は関わりをもったことがある場所でしょう。
神社は、神の社(やしろ)、すなわち神がいる場所です。

著者は、神社に行き神と触れ合うことで成功に近づくことができると言います。
本書によれば徳川家康や歴代の総理大臣などの天下をとった人の多くは神社を訪れていたといいます。

しかし、多くの普通の人は、神社がどのような場所なのか、どのようにお参りをすればいいのか、神社にどんなパワーがあるのかよく知りません。
本書はその点について、わかりやすく、しかも楽しく教えてくれる一冊です。

 

本書の著者は、八木龍平氏。
1975年京都市生まれ。
Doctor of Philosophyという学位をもつ科学者にして、霊能者です。
2006年に寮の自室で仏様に出会うという神秘体験をもち、霊的な能力が開花したそうです。
通称「リュウ博士」としてブログやセミナーで見えない世界について、心理学・統計学の視点と、自身の霊能力の視点を合わせたいままでにない解説をし、好評を得ているとのこと。

自室で仏様に出会うという、体験からしてかなり特殊な経歴をもつ著者だといえるでしょう。
しかし、本職は博士で科学者であるとのこと。
現実的な科学者が、非科学的と言われるスピリチュアルな世界を語るというギャップが著者の魅力です。
本書に限らず著者自身のブログにおいても、見えない世界について解説をしているということなので、本書を読んでもっていろいろと知りたいと思った方は是非ブログもチェックしてみるとよいでしょう。

 

さて本書は、全部で5つの章で構成されています。
それぞれ以下のとおりの内容が語られます。

    1章では、日本の偉人たちは知っていた神社がもつ秘密の力とはなにか。

 2章では、神様と仲良くなり成功していくための祈り方。

 3章では、願いをかなえる神社の見えない仕組み。

 4章では、神社の知恵を日常にいかすコミュニケーションの方法。

 5章では、人体を神社にみたてた心と身体づくりの方法。

 

本書がベストセラーとなった要因の一つは、読みやすさにあると思います。
本書では、著者自身が「リュウ博士」というキャラクターとして登場し、竜神の化身「ドラゴンくん」、ヤタガラスの化身「ヤタ子」とともに、一見するとわかりにくい神社の世界を教えてくれます。
挿絵が豊富にあり、楽しく読み進めることができます。
文体も、著者が科学者とは思えないほどわかりやすく噛み砕かれてかかれています。
わかりやすいといっても、そこは科学者で内容のレベルが低いというわけではありません。

本書は、通常のビジネス書よりかなりボリュームのある340ページに及ぶ分量がありますが、面白おかしく読み進めることができ、分量を感じさせません。
一度読み始めればサクサクと読み終わることができる一冊です。

 

では、本書のなかでも特に気になった部分を紹介していきたいと思います。

 

「神社で〇〇にコミットしましょう!」

 

某スポーツクラブのテレビCMで「結果にコミットする」というキャッチコピーがあります。
コミットは、コミットメントの略語で、結果を約束する、とか誓約するというような意味があります。

ところで本書によれば、神社においてお祈りをし、願い事を祈る行為は、自然とその願い事に対して自分がコミットしていることになるそうです。
つまり、「家内安全」を祈れば、「私は家族の安全にコミットする」という宣言になり、「心願成就」を祈れば「自分の人生にコミットする」という宣言になるのです。

結果にコミットすることができれば、自然とそのコミットを果たそうとする行動が増え、願った結果が現実のものとなります。
ですから、神社に行きお祈りをする人は願望が現実になり、結果として成功するのです。

これにはなるほどと納得してしまいます。
多くの自己啓発書において、目標を実現する方法として、目標を明確にし、意識することという方法が紹介されています。
神社でお祈りをすることは「目標を明確にし、意識する」ということに他なりません。
神社でお祈りすることで願いが叶う、というのは、何か不思議な力が働いて奇跡が起こる、というものではなくて、成功法則を自然に行動に移している結果と考えることができるのです。

 

『神様は「ひいき」します』

 

本書によれば、神社にいる神様は、そこを訪れる人に「ひいき」をするそうです。
神様といえば絶対的に平等で公平というイメージがありますが「ひいき」があるというのは驚きですね。

「ひいき」といっても、特定の人をうらんだり、バチがあたる、とかいうことはないそうです。
神様のひいきは、誰をどれだけたくさん応援するかの選択をするという意味です。
神様から愛される人は、そうでない人よりたくさん応援してもらえるのです。

では、どうすれば神様にひいきされるようになるのでしょうか?

その答えは「知ること」にあります。
神社にいる神様のことを知ることで、神様を愛することにつながり、それが神様から愛されることにもつながるというのです。

神社を「知る」というのは、具体的にはその神社の成り立ちや祀られている神様は誰か、どのような出来事があったのか、などです。
たいていの神社には立て札があり、成り立ちや神様が誰であるか書かれているので、それをしっかりと読むと良いとのこと。
すぐにでもできることなので実践してみたいところです。

相手を知ることで「ひいき」される、というのはビジネスの世界でもありうる基本的なことです。
例えば、初めての商談を成功させたいと思ったら、相手の会社や担当者の情報をできるだけ仕入れて相手を知るところから始めるでしょう。
相手を知る、というのは神社での参拝にかぎらず物事をうまく進めるためのコツにほかならないのです。

 

以上本書の内容を紹介してきました。
本書の内容は、そのタイトル通り、神様や見えない世界のことが豊富に書かれています。
しかし、その内容やいわんとすることは、現実の世界で応用することができることばかりです。
是非スピリチュアルな世界に苦手意識を持つ人にも手にとってほしいと思います。

 

超訳アニキの言葉

見えない世界も見える世界も大切な部分は同じ!

 

長生きの練習

藤原東演著『お坊さんに学ぶ長生きの練習』

さて、本書は霊能者の著者が書いた本ですが、つぎはお坊さんが書いた本を読んでみてはいかがでしょうか?
ということで、ヨミポで読める「お坊さんに学ぶ長生きの練習」をオススメしたいと思います。
ある大学の調査によると平均寿命が長い職業の第1位が僧侶とのこと。
なぜお坊さんが長寿なのか是非その秘密をこの本から学んでみて下さい!

 

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 間川清 まがわ・きよし

 日本の弁護士。埼玉出身。25歳で司法試験に合格。弁護士法人川越中央法律事務所を経営。

弁護士業務の傍ら、セミナー講師として 法律や仕事術に関して教えている。

著書に『5つの基礎と6つの応用技でマスターできるうまい謝罪』『そのかめはめ波は違法です!』

『1年後に夢をかなえる 仕事術』『「アレ」はなぜ合法なのか?』 ほか。

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