【今週のヨミPOINT!】取引先の社内での評価を上げる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

12316462_1696487637260886_6981673682905863228_n
おはようございます。電子書籍サービス『YOMiPO』から名文をピックアップするコーナー、【今週のヨミPOINT!】。
美崎 栄一郎「がんばる人ほど見落としている「気づかい」の極意」より「取引先の社内での評価を上げる」の一節をピックアップしました!

 

取引先の社内での評価を上げる 

 

取引先の人と仕事のやりとりをする上で、気を付けていたポイントは、取引先の人が会社に戻ったときに、仕事をやりやすいように工夫することでした。そのためには、取引先の上司に本人の仕事ぶりをきちんと伝えておくのが一番、ということに気が付きました。 

私自身に置き換えても、仕事をするうえで上司から評価されている仕事では予算や時間など自由にできましたが、上司に認めてもらえない仕事は社内的な説得が大変で、仕事が滞るということが多々ありました。 

であれば、発注先の私自身が取引先の上司にうまくネゴをして、取引先の人が仕事をやりやすい環境をお膳立てすればよいんじゃないかと思い立ったのです。 

 

具体的には、取引先の上司が在席している日程を見計らって、取引先の会社で打ち合わせを行います。打ち合わせの日程の選び方はちょっとしたコツがありま す。営業報告や週間ミーティングなど「定例」のミーティングがある日を選んで、そのミーティングの前後にアポイントを入れておくのです。そして、上司にも 打ち合わせに同席してもらうのです。 

定例ミーティングの日は、上司も会社にいなければならないため、予定ブロックしているはずなので、相手の社内で打ち合わせを実施すれば、上司が顔を出せる確率は高いわけです。 
こうやって、まず私が仕事をしている取引先の担当の上司を、さりげなく打ち合わせに引き込めるようにします。実際のところ、上司は部下の仕事を細部まで把 握しているわけではありません。この打ち合わせで重要なことは、取引先の担当の仕事ぶりを「こちらが助かっているポイント」や「感心しているポイント」 を、嘘やおべんちゃらではなく、事実のみ伝えるわけです。これを言われてイヤな上司はいないでしょう。部下の良いところを指摘しているわけですからね。
「正確に書類を作ってくれるので助かっている!」「この価格で抑えてくれているので、次の発注がしやすい!」「細部にこだわって設計してくれているので安心だ!」 と、事実のみを伝えるわけです。 

できていないところではなく、できているところを指摘するだけです。「仕事が遅い」や「態度が横柄」などのネガティブな指摘は一切なしです。良いところを指摘していれば、悪いところはどんどん改善されていきます。本人のやる気によるところが大きいわけですからね。  

この気づかいのメリットは、私と担当者の仕事のスピードや質が上がることが短期的にはありますが、もっと大事なことは、その担当者が上司から適切に(ちょっと高めで)評価されることで、彼の社内での立場が上がることです。

私との仕事は、彼にとって長い会社人生における一つにすぎませんが、そこで上司から適切に仕事ぶりを評価されたら、次の仕事にもつながってくるはずですよね。一緒に仕事をすることになったのも何かの縁ですから、その人が評価される方が仕事も楽しくなるのです。 

偉そうなことを言っていますが、最初から気付いていたわけではなく、かつて一緒に仕事をした担当者が出世したり、評価が高くなったりしていくのを見ていて、結果的にそうなるんだということが分かったのです。
それ以来、心に留めている「気づかい」の一つです。

 

(美崎 栄一郎「がんばる人ほど見落としている「気づかい」の極意」より)

2週間無料で電子書籍読み放題体験できます!

あらゆるビジネスシーンや人生に使える情報を片手に今必要な情報にすぐにアクセスできる!


電子書籍で!オーディオブックで!ウェブセミナーで!


あなたの人生を変えるためのコンテンツがスマホ、タブレットでいつでもどこでも無制限で学習可能!


今なら2週間無料体験受付中!


2週間無料で試してみる