【今週のヨミPOINT!】事実をそのまま受け止めて、プラスの言葉で肯定してみる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

12144825_1682194855356831_4961685528405653925_n
おはようございます。電子書籍サービス『YOMiPO』から名文をピックアップするコーナー、【今週のヨミPOINT!】。
今回は井上裕之『たった〝ひと言〟の影響力』より「事実をそのまま受け止めて、プラスの言葉で肯定してみる」の一節をピックアップしました!

 

事実をそのまま受け止めて、プラスの言葉で肯定してみる 

たとえば、ある人が、テーブルの上にあったコップの水をこぼしてしまったとします。そんなとき私だったらまず、「こぼれてしまった」という事実を、そのまま受け止めます。そのとき、「ダメだよ、こぼしては」というふうに、相手を否定することはしません。 
けれども、そのときすぐに、「いや、水はこぼれたけれど、コップが割れなくてよかったよね」というふうに無理に肯定することもしないのです。

 

まずは、「水がこぼれた」という事実を、「ああ、こぼれたね」というふうにありのままに受け止める。そして初めて、「まあ、なってしまったことは仕方ない よ」というふうに、プラスの言葉で「受け止め直す」のです。「コップの水がこぼれた」という事実に向き合わないで、それをすぐさま無理に肯定しようとする と、根っからのポジティブシンキングの人でないかぎり、自分の心に嘘をつくことになります。 
すると当然、そこから出る言葉は「嘘の言葉」になってしまいます。形のうえでは肯定の言葉を口にしたとしても、相手にとっては、何かしっくりこない違和感のあるものになってしまうのです。ですから、何かあったとき、それを肯定的に受け止め直すためのコツは、言葉を急がず、まずは事実をありのまま受け止め て、そこから初めて答えを出すことなのです。

たとえば、私の歯科医院のスタッフが、「今日は体調が悪くて、早く帰りたいんです」と言ってきたとしたら、私は「体調が悪いんだったら、それは仕方ないよ ね」と、それをそのまま受け止めます。そしてそのあとで、「体調が悪いんだったら、今日は早く帰ったら?」と、肯定する「言葉=答え」で受け止め直すので す。そうするとスタッフは、「院長はちゃんと私の状況をありのまま受け止めて、わかってくれた」と気が楽になり、「なんで、日ごろから体調管理をしなかったんだ、ダメじゃないか」と否定するのではなく、「早く帰って、きちんと治そう」と、自然に思ってくれるようになるものなのです。

ですから、「仕方ないよね」「しょうがないよね」というような、事実をありのままに受け止められる言葉は、自分自身も相手も変えることができる言葉で、私は大好きなのです。しかも何が起こっても、「仕方ないよね」「しょうがないよね」と、否定も肯定もせずに、ありのまま受け止められるようになれば、その 人の言葉のすべては、自分の心に嘘をつくこともなく、素直に自然に、前向きで肯定的なものに変わってくるのです。 

ですから、すぐに「正解」を出そうと焦らないこと。まずは「仕方ないよね」と受け止めて、それから「肯定の言葉」で受け止め直すということも、あなたの言葉を変えてくれる、とっておきのスキルなのです。

(井上裕之「たった〝ひと言〟の影響力」より)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2週間無料で電子書籍読み放題体験できます!

あらゆるビジネスシーンや人生に使える情報を片手に今必要な情報にすぐにアクセスできる!


電子書籍で!オーディオブックで!ウェブセミナーで!


あなたの人生を変えるためのコンテンツがスマホ、タブレットでいつでもどこでも無制限で学習可能!


今なら2週間無料体験受付中!


2週間無料で試してみる