【今週のヨミPOINT!】体験していないことは絶対に語ってはいけない 

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おはようございます。電子書籍サービス『YOMiPO』から名文をピックアップするコーナー、【今週のヨミPOINT!】。今回は佐藤元相『「あなたのと ころから買いたい」とお客に言われる小さな会社』より)「体験していないことは絶対に語ってはいけない」の一節をピックアップしました!

体験していないことは絶対に語ってはいけない 

実体験を語ることがお客さんの共感を呼ぶポイントだと考えた場合、その反対にあることは、「実体験してないこと」です。たとえば、「当社は素材にこだわっ ています」、これは実体験じゃないですよね。「お客様第一主義です」、これも実体験ではありません。だから、これらのことをいくらアピールしたところで共 感は呼ばないんです。

素材にこだわっていることを否定しているのではありません。お客様第一主義おおいに結構です。でも、ここで表すべきは「実体験」なんです。つまり、こうい う場合、実際にこだわっているのであれば、産地のどこそこへ行って素材を収穫してきたというのがあるはずです。そのときの体験を語るのです。

もし、そこを厳密に言ってしまうと、自分の足で探してきたわけではなくて、実際には業者が持ち込んだものをそのまま使っているだけ、ということがわかってきてしまうという場合、要するに、素材にこだわってなどいなかったわけですよね。

つまり、「素材にこだわっている」ということを、そもそも言ってはいけなかったんです。
あるいは、「お客様のために誠心誠意やっています」ではなく、誠心誠意何をやっているのか、お客様のために何をやっているのかという実体験を語るということなんです。

以前であれば、ビジネスの場で実体験を語るということはあまりなかったのですが、いまはフェイスブックやアメブロなどができて、誰もが日常の体験を語り、それに対して、友人だけでなく取引先の担当者まで「いいね」ボタンを押してくれます。

仕事の話より、むしろプライベートな体験に興味を持ってくれる、そういう時代になりました。私は、もともと人にはそういう土壌があったんだと思いますが、お客さんの感性や共感によって消費が生まれたり、行動が起こりやすい時代になったのは間違いありません。 

こうした、共感をキーワードにした現代人の心の動きをとらえ、SNSの参加者同士が感じている感性をなんとか商品やブランドへの関心につなげられないかということで、「共感マーケティング」ということも言われ始めています。 

私のやり方も、この1つの流れにあるような気がしています。 

昔は、商品説明を羅列しても、それを見て選んで買ってくれました。でも、もういまは必要なものはたいていのものは持っているから、よほど心を揺さぶらないとなかなか関心さえ示
してくれません。そういう時代なんですね。

(佐藤 元相『「あなたのところから買いたい」とお客に言われる小さな会社』より)

 

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